CSI:科学特捜班 CRIME SCENE INVESTIGATION

証拠は嘘をつかない
すべてのジャンルを超えたエンタテインメント

STORY

証拠は嘘をつかない――。見えないものを見つけだし、真実を暴きだせ!!

人間的な魅力にあふれた捜査官たち、そして全米各地の警察やFBIも使用しているという本物の“科学捜査”の最新テクニックを毎回1時間の中に凝縮させた傑作ドラマ。
ラスベガス市警科学捜査班、彼らはハイテク技術を駆使して被害者や犯罪現場に残された微小な証拠から、どのように犯行が行われたかを究明し、犯人の姿を浮かびあがらせる。

第1話 非情の街 ラスベガス Pilot

ラスベガス市警の科学捜査班に警察学校を卒業したばかりの新人ホリーが加わった。 交通課の警部補の娘をコネで採用させられたことを面白く思わないボスのブラスは、嫌な仕事を押し付け、ホリーを追い出そうとしていた。

ウォリックとニックはCSIレベル3へ昇格するため、100番目の事件解決を競っている。そんな中、自殺した男の遺書が本人のものではないことが判明、殺人事件としてグリッソムは事件を追う。一方、昏睡強盗事件と殺人事件も発生、それぞれ現場に急行。ウォリックは新人のホリーのお守りを命じられるが、ギャンブルをするため持ち場を離れてしまう。一人、犯罪の証拠の収集をしていたホリーの背後に現場に戻ってきた犯人が襲い掛かり・・・。

第2話 呪いの ジャック ポット Cool Change

スロットマシーンで4000万ドルを当てた男がホテルのバルコニーから転落死。事故なのか、他殺なのか?ホリーの事件の責任を取らされたブラスは、殺人課に回され、グリッソムがチームを率いることに。早速、元教え子で信頼しているサラ・サイドルを呼び寄せ、ウォリックの内務調査を命じるグリッソム。一方、ホリーの死に責任を感じていたキャサリンはホリー・グリッブス殺害事件を追う。その頃、停職処分中のウォリックはホリーが死んだと聞かされて自責の念に駆られていた。

第3話 誘拐の罠 Crate and Burial

大富豪の妻ローラが何者かに誘拐され、犯人から200万ドルの身代金の要求があった。 ローラが砂漠のどこかに埋められていると判断し、早速、彼女の救出活動にあたるグリッソムたち。やがて容疑者としてトレーナーのチップが浮かび上がる。一方、ウォリックとキャサリンは、14歳の少女ひき逃げ殺人事件を調べていた。

第4話 不倫の果て DNAの証言 Pledging Mr. Johnson

ミード湖の漁師が湖から破損した片足を発見。湖から回収された死体の身元はウェンディ・バーガーという女性であることが判明、グリッソムとキャサリンが捜査にあたる。一方、西ラスベガス大学の学生の首吊り死体が発見、ニックとサラは学生寮へと向かう。その頃、ウォリックは判事からレイプ事件の証拠を偽証すれば、ギャンブルの借金をチャラにすると持ち掛けられており・・・。

第5話 血しぶきの謎 Friends And Lovers

砂漠で死後数日が経過している青年の変死体が発見された。被害者は全裸で何者かに追われていた形跡があった。一方、カソリック学校の学長が惨殺される事件が発生、キャサリンとニックが担当を命じられる。また、街のゴミ箱からは死体が発見され・・・。

第6話 犯罪の真実 Who Are You?

床下からコンクリート詰めにされた女性の白骨死体が発見された。グリッソムは身元を割り出すため、復元の専門家に被害者の復元作業を依頼することに。一方、キャサリンは忠告を無視して、別れた夫エディのレイプ疑惑を扱っていた。ウォリックとサラは警官が警告もせずに射殺したと疑われている事件を担当する。が、本人と目撃者の証言とは食い違っており・・・。

第7話 惨劇の家 Blood Tie

一家惨殺事件が発生。現場に駆けつけると、おびたたしい血の海に家族4人の死体が横たわっていた。一体、深夜の高級住宅街で何が起きたのか?!その頃、別れた夫エディは、キャサリンが仕事に没頭し過ぎて娘の面倒を放棄しているとチャイルド・サービスに苦情を申請しており・・・。

第8話 グリッソムへの挑戦者 Anonymous

ホテルの一室のバスタブで死んでいる男が発見された。遺体の側にはテープに吹き込まれた遺書が残されていた。3ヶ月前に未解決で終わったロイス・ハーモン殺害事件と同様の手口であった。一方、フーバー・ダム付近の崖から車が転落した事故が発生し・・・。

第9話 高度3万フィートの密室殺人 Unfriendly Skies

ラスベガスに到着間近の旅客機から緊急連絡が入った。ファーストクラスの機内で男性が急死したというのだ。早速、機内を調べると暴れた形跡が。乗客から事情聴取をすると、全員が口裏を合わせたかのように同じ証言を。高度3万フィートの上空で果たして一体何が起きたのか?

第10話 死者の悲鳴 Sex, Lies and Larvae

山中で毛布に包まれた女性の死体が発見される。
グリッソムは死体に無数にたかっていたハエを採取。ハエの生態を調べることによって事件解決への糸口を探ろうとする。キャサリンとウォリックはソレンセンの絵画盗難事件を担当。一方、ニックは妻がロスに向かう途中で行方不明となったと夫から捜索願いが出ている事件を任される。ウォリックが裁判の証言を他のスタッフに代わってもらい、ギャンブルをしていたと聞いたグリッソムは、サラに密かに調べさせる。すると監視カメラのテープにはウォリックの姿が映っており・・・。

第11話 刻まれた5つの殺人予告 The 1-15 Murders

グリッソムとキャサリンはスーパーで買い物途中の女性が行方不明になった事件を追う。
サラはウォリックと一緒に強盗殺人事件を扱うことになるが、いまだにカジノに出入りしているウォリックに対して不信感を隠せずにいた。
一方、ニックはベラッジオ・ホテルのガードマンが売春婦から殴られたと訴えてきた傷害事件を任される。

第12話 逆転無罪 逆転有罪 Fahrenheit 932

家を放火して妻と幼い息子を殺害した罪で服役中の男が無実を訴えてきた。 グリッソムたちは再捜査を行うことに。一方、キャサリンとニックは賭け屋の集金取りをする少年が駐車場で殺害された事件を扱う。

第13話 大爆破 絶体絶命 Boom

オフィス・ビルのロビーで爆破事件が発生。
爆弾の知識が豊富な同ビルの警備員が容疑者としてあげられる。一方、ニックは前夜を共にしたクリスティが死体で発見されショックを受ける。現場からはニックが犯人であるという証拠が次々と検出されてしまい・・・。

第14話 享楽の一夜 To Halve And To Hold

砂漠で犬と遊んでいた親子が人骨を発見。
グリッソムは警察学校の生徒を動員させ、執念でバラバラに散らばった骨を集め、何とか証拠を見つけようとする・・・。
一方、郊外のモーテルでは若い男性の全裸死体が発見される・・・。

第15話 歪んだ愛 Table Stakes

伝説的なショー・ガールでラスベガスの名士でもあるポーシャの屋敷でのパーティー中に、女性の死体がプールから発見される。
一方、カジノのエレベーター内では男が至近距離から何者かに銃殺され・・・。

第16話 氏名不詳の女 ジェーン・ドー Too Tough To Die

頭を撃たれ、意識不明で倒れている黒人女性が発見される。
女性の身元は分からず、氏名不詳ジェーン・ドーとして扱われることに。被害者に感情移入し、何とかして身元を突き止めようとするサラを見たグリッソムは忠告をする。
一方、キャサリンとウォリックはバイクを巡る口論の末に発生した射殺事件を扱う。その頃、キャサリンの元夫のエディが家を抵当に借金をしていることが判明、キャサリンは激怒し・・・。

第17話 心の闇 多重人格 Face Lift

陶器店に強盗が押し入り、1人の男のが体で発見される。
また、現場から採取した指紋の1つが、21年前に4歳で誘拐されたメリッサ・マーローのものと一致。グリッソムは殺人事件とは別にメリッサの行方も追うことに。
一方、サラとウォリックはソファーで寝込んだまま焼死した女性の怪事件を担当する

第18話 殺人依頼 第三の犯人 35 K.O.B.O

レストランで食事をした帰りにカップルが何者かに襲われ、惨殺される事件が発生。
目撃者は若い男性が1人のみ。彼の証言からグリッソムたちは事件を検証していくのだが・・・。
一方、アパートが倒壊し、3人の老姉妹が犠牲となる。担当を命じられたキャサリンはアパート倒壊の原因を突き止めることに。

第19話 殺意なき殺人 Gentle Gentle

ラスベガスの大富豪アンダーソン家から生後4ヶ月の三男が誘拐された。
現場に急行し、証拠を収集するグリッソムたち。そこには誘拐を示す脅迫状が残っていた。
しかし、犯人に結びつく手がかりが見つからなくて・・・。

第20話 引き裂かれた静寂の闇 Sounds of Silence

女子大生2人が乗った車が男性をひいてしまう。が、男性はその前に別な車にひかれて死亡していたことが判明する。
一方、コーヒー・ショップで乱射事件が発生、5人が犠牲となり・・・。

第21話 悪魔に魅入られた女 Justice is Served

公園でジョギング中の男が大型の動物に襲われて死亡する事件が発生する。が、牙で頸静脈を噛み切られただけでなく、臓器が摘出されていることが判明し・・・。
一方、移動遊園地で6歳の少女が乗り物から転落、死亡する事故が起き・・・。

第22話 血塗られた足跡 Evaluation Day

スピード違反で追跡された車のトランクから切断された頭部が発見される。
また、郊外では首のない死体が発見され・・・。
その頃、ウォリックは少年院で起きたギャングのリーダー殺害事件を単独捜査することに。・・・。

第23話 CSI解散の危機 Strip Strangler

若い女性ばかりが狙われる連続暴行殺人事件が発生。
襲われた女性はいずれも同じ方法で殺されていたが、犯人を割り出す証拠は現場から発見されず、捜査は困難を極めていた。FBIが事件に介入することとなり、グリッソムたちはFBIと協力して捜査を進めることになるが・・・。

『ER 緊急救命室』『フレンズ』を抜いて、全米No.1に輝いた大ヒットTVシリーズ!
欲望が渦巻く街、ラスベガス。すべてはここから始まった!!

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
2000年10月に全米で第1回をO.Aするなり、いきなりTOPに躍り出た怪物ドラマだ。眠らない街ラスベガスを舞台に、1話の中にいくつもの事件を取り込み、それぞれを交錯させながらテンポ良く解決していく展開に、ミステリー好きはもとより多くの視聴者に支持されていることは全米での視聴率に裏づけされている。

第1話 指紋の謎 Burked

カジノ王の息子トニー・ブラウンが自宅で死んでいるのが発見される。死体の側に吸引器など麻薬道具一式が転がっていたことと、ヘロインを吸引した形跡が発見されたため、ドラッグの過剰摂取が死亡原因かと思われた。しかし検死の結果、胸に赤い斑点が発見され窒息死であったことが判明する。

グリッソムは、何者かに致死量のヘロインとその他のドラッグを無理やり吸引させられた後、窒息死させられたのではと疑うのだが、検出された指紋からは容疑者が断定できない。

一体誰がトニーを殺害し、ドラッグの過剰摂取で死亡したかのように仕組んだのだろうか…

第2話 偶然の失踪 Chaos Theory

▼事件ファイル

[LVPD Code]418行方不明者



[事件概要]女子大生ペイジが何の痕跡も残さず、忽然と姿を消した。
部屋には荒らされた形跡もなくスーツケースと航空券が残されていたため、CSIのメンバーは失踪事件として調査を開始する。



調査が進むにつれ、ペイジが妻子ある教授と不倫をしていた事実が浮かび上がる。しかし、教授にはアリバイがある。一体、ペイジはどこに行ったのか?彼女の失踪には誰が絡んでいるのか・・・

第3話 疑惑の転落死 Overload

▼事件ファイル

[LVPD Code]405 自殺



[事件概要]建設現場で働く男性が12階から転落死した。モブリー保安官は単なる自殺だと言い放つが、グリッソムは他殺と見て捜査を開始。しかし、検死からは男性が殺害されたという物的証拠は発見されなかった。グリッソムは何とかして殺害された証拠を見つけ出そうとする。なぜ被害者がターゲットにされたのだろうか・・・

第4話 犯罪と香り 鼻孔の記憶 Bully For You

▼事件ファイル

[LVPD Code]419死体



[事件概要]

下水道から旅行バッグに入った死体が発見される。死体は腐敗がかなり進行しており、ほぼ液化しているため、被害者の身元を確認できるようなものはほとんど見つからなかったが、ギャンブルのチップ、金属板、古い軍のジャケットと紙マッチが収集される。やがて退役軍人局のデータベースから被害者の身元が判明。また、マッチはナイトクラブRomaniniのもので、被害者が付近によく出没していたことも分かる。サラとニックは何とかして犯人を見つけ出そうとするが・・・。

第5話 破壊捜査 壁の向こう側 Scuba Doobie-Doo

▼事件ファイル

[LVPD Code]419 死体



[事件概要]

ミード湖の側で山火事が発生、焼けた木の上からスキューバ・ダイバーの死体が発見される。ロビンズ医師の検死によると、死因は胸への衝撃による心臓震盪(しんとう)。

死体が背負っていた酸素タンクのシリアルナンバーから、持ち主のジェリーに行き着くキャサリンたち。ジェリーは友人で、仕事のパートナーであるブルースにタンクを貸したと主張するが・・・。

第6話 兄弟のレクイエム Alter Boys

▼事件ファイル

[LVPD Code]420 殺人



[事件概要]

パークレンジャーが、ベガス郊外で死体を埋めようとしている血まみれの青年を発見。身柄を拘束された青年は犯行を否定しようとはせず、さらにもう1人の殺害を自供する。

青年の車を調べていたグリッソムのもとに、容疑者の青年が凶悪な犯罪を起こすはずがないと主張するカトリック教会の司祭が会いに来る。やがて、青年には犯罪歴のある凶悪な兄がいることが判明。容疑は兄へ移るのだが・・・。

第7話 愛しすぎた男 Caged

▼事件ファイル

[LVPD Code]419 死体



[事件概要]

図書館で古書の修復をするベロニカの死体が、自殺か他殺か識別のつかない状態で発見される。グリッソムは、彼女の同僚で唯一の目撃者である自閉症のアーロンの証言から、館長のハンターをも含めた大規模な書物の偽造工作が行われていたことを突き止める。しかし、偽造工作はベロニカが行っていたと主張するハンター。果たしてベロニカは偽造工作を隠すために殺害されたのだろうか・・・。

第8話 倒錯の館 Slaves of Las Vegas

▼事件ファイル

[LVPD Code]420 殺人



[事件概要]

公園の砂場で若い女性の全裸死体が発見された。死体には鞭で打った傷や手足を縛られた跡が残っていた。豊胸手術を受けていたことから、被害者の身元がSMクラブで女王として働いていたモナと判明する。聞き込みにより、普段は女王役を務めていたモナだが、特定の客の相手をする時だけは奴隷役をしていたことがわかる。モナの手首に残された高級時計の跡から、グリッソムはその所有者であるキャメロンに行き着く。

第9話 裏切りの逃亡者 And Then There Were None?

▼事件ファイル

[LVPD Code]407 強盗



[事件概要]

カジノが3人組の強盗に襲撃され、銃撃戦の末、警備員5名とともに犯人の中の1名も射殺された。その身元はブラウワーという前科者と判明したが、摘出した弾丸から仲間に殺されたことが分かった。また、監視カメラの映像から、女性だと思われた強盗達は実は女装した男達であることが判明する。

第10話 いとしきエリー 我が娘 Ellie

▼事件ファイル

[LVPD Code]420殺人



[事件概要]

ツアー客のカップルが、カジノに立入禁止になったためチップを換金できずに困っているという男に同情し、現金を男に渡して換金を引き受けるが、換金所でチップが偽物と言われ、慌てて外に戻ると男は何者かに射殺されていた。グリッソムの代わりに代理主任となったウォリックの調査の結果、男が詐欺師であったこと、そして男を殺した犯人の容疑者にブラス警部の長年疎遠になっていた娘エリーが挙げられてしまう。動揺するブラスに、ウォリックは事件から外れるよう警告するが・・・。

第11話 女が男を殺す理由 Organ Grinder

▼事件ファイル

[LVPD Code]420殺人



[事件概要]

ホテルのエレベーターで男が倒れているという匿名の通報があった。身元は不動産の実業家フェアモントと分かる。発見された当時はまだわずかに息があったが、その後、死亡。検証の結果、フェアモントは誰かに服を着させられた後、エレベーター内に置かれたことが判明し、現場からは何者かのフケが発見される。

フェアモントは動脈瘤による自然死と判定されるが、検死解剖の写真には重金属中毒の兆候が表れていた。服毒死であることを証明するため遺体を再度調べようとするが、すでにフェアモントの臓器は彼の妻の意思により寄付され、死体は火葬されていた。サラは残った骨から重金属のセレニウムを発見することに成功。やがて、エレベーターで発見されたフケの持ち主はフェアモントのアシスタント、クローディアであることが判明する。調査を進めるうちに2人の女性の意外なつながりが明らかになってゆく・・・。

第12話 閉ざされた人々 You’ve Got Male

▼事件ファイル

[LVPD Code]420A 殺人



[事件概要]

高速道路の建設現場で2人の女性の死体が発見される。検死の結果、2人の死亡推定時刻はほぼ同時であった。警察の記録から、2人はジョーンとその姉ドナだと判明、ドナの家を捜索していくうちに彼女が広場恐怖症で家から一歩も出ずに暮らしていたことが分かる。また、裏庭のテラスには割れたガラスの破片が散らばり血まみれになっており、それがドナの死因と推察される。やがて、死ぬ直前にドナはカタログ・ショッピングをしていた時のオペレーターで、ネバダ刑務所から出所したばかりの男と会っていたことが発覚する。また、姉のジョーンも現場にいたことが分かり・・・。

第13話 第4の殺人 衝撃の結末 Identity Crisis

▼事件ファイル

[LVPD Code]420 殺人



[事件概要]

ラスベガスから数時間離れた倉庫で射殺体が発見される。現場に向かったCSIチームは、バスタブの中に置かれた死体の横に犯人が自らの声で録音したテープを発見する。それは、逃亡した連続殺人犯ポール・ミランダーの手口であった。ミランダーが殺害した被害者の共通点、それは全員ミランダーの父親が殺害された8月17日生まれであること。そしてグリッソムの誕生日もまた8月17日である。


事件を追っていくうちに、被害者の共通点が更に発見される。みな、同じ警官から交通違反で切符を切られているのである。裁判所を訪ねたグリッソムとキャサリンは驚く。ダグラス・メイソン判事こそがポール・ミランダーであったのだ。しかし、メイソン判事の指紋はネバダ州高等裁判所に保存されているメイソン本人の指紋と一致する。果たして2人は本当に別人なのか?それともグリッソムが正しいのか?

第14話 ちぎれた指 The Finger

▼事件ファイル

[LVPD Code]427誘拐



[事件概要]

両手を血に染めた不動産王のローガンが、現金100万ドルを引き出しに閉店前の銀行に駆け込む。ローガンは不審な行動により警察に連行されキャサリンが調査するが、偶然により愛人のアマンダを誘拐され身代金として100万ドルを渡しに行くというローガンと行動を共にする羽目に。しかも、犯人からの脅迫により携帯、ポケベル、銃など全て置いたまま、ローガンの車に一緒に乗り込むことになってしまったのだ。

身代金を誘拐犯に渡したものの、アマンダは死体で発見される。検死の結果、アマンダは既に48時間前に殺害されていたことが判明。また、ローガンの妻ダイアンがアマンダの自宅を訪れていたことを知ったグリッソムらは、ダイアンを尋問する。ダイアンは全面的に否定するが・・・。

第15話 残酷な悪戯 Burden of Proof

▼事件ファイル

[LVPD Code]420殺人



[事件概要]

死体農場で、実験対象以外の死体が発見された。被害者はカメラマンのマイクと判明する。マイクの住むタウンハウスを訪れると、家は全焼していた。放火の疑いが強いため、ウォリックたちは一体誰がなぜ火をつけたのかを調べることに。一週間後にバツイチのジェーンと結婚する予定になっていたマイク。ジェーンには娘のジョディと息子のジェイクがいた。容疑がジェーンの別れた元夫ラスにかかるが、ラスは否定する。

一方、マイクの撮影スタジオからジョディのヌード写真が発見され、ジョディがマイクと性的関係にあったことを暴露。ジョディを検査すると長年の間、性的虐待を受けていたことが判明する。果たしてジョディが自己防衛のためにマイクを殺害したのだろうか?それとも娘を守るために父親のラスが殺したのか?ネバダ州の法律では14歳以下への性的虐待は終身刑と決まっている・・・。

第16話 儚い人生 Primum Non Noncere

▼事件ファイル

[LVPD Code]420殺人



[事件概要]

アマチュアのアイスホッケー・チーム、エリア51の選手テリーが試合中に起きた喧嘩の最中に死亡する。スケートの刃によって喉を切られたのだ。テリーがチームのメンバーから嫌われていたため、果たして本当に事故なのか、他殺なのか疑問に感じるグリッソム達。だが、誰も口が堅く何も語ろうとはしない。記録用のビデオも録画されていないため、グリッソムたちは氷を使って犯人を割り出すことに・・・。

第17話 六番目のチャクラ Felonious’ Monk

▼事件ファイル

[LVPD Code]420A 殺人



[事件概要]

仏教寺院で僧侶4人が射殺された。唯一の生存者は学校建設のために募った寄付金を、銀行に預金しに行っていた僧侶のアナンダ。アリバイがあり、かつ捜査に協力的と思えたアナンダであったが、寄付金全てを預金していなかった事実が発覚し、疑念を抱くCSIチーム。金目当ての殺人か?行き詰るチームであったが、犯行現場にあった仏像に付着していたガムが決定的な証拠となり・・・。

第18話 暴走バス24人の運命 Chasing The Bus

▼事件ファイル

[LVPD Code]401B 傷害事故



[事件概要]

ラスベガス郊外の高速道路で長距離バスが車と衝突し、乗員乗客合わせて24名のうち、バスの運転手を含む9名が死亡する大惨事となった。早速、CSIチームは現場へ向かうことに。誰かが故意に引き起こした可能性を示していたため、動機を持つ人間がいるか乗客を尋問するグリッソムたち。また、回収されたボルトが規定よりも強度の低い粗悪品だということがわかり、バス会社の乱雑な経営も明かになるが、やがて、サラが何者かがバスのタイヤにクロロホルムを注入させていたことを突き止める。果たしてこの大惨事の真の犯人は誰なのか・・・

第19話 覗き穴の殺人者 Stalker

▼事件ファイル

[LVPD Code]420 殺人



[事件概要]

独り暮らしの女性、ジェーンが自宅で殺害されているのが発見される。ブロンドのはずのジェーンだったが、死体の髪はなぜか赤く染められていた。ストーカーに怯えていたジェーンは玄関の鍵を三重にし、最新の警報装置を起動させ十分な警戒をしていた。それにも関わらず、犯人は彼女を家の中で殺害したのであった。完璧な密室殺人に捜査が行き詰るが、グリッソムはピアソンという霊能者の助けを得て、犯人がジェーンの屋根裏に潜んで、彼女を覗いていたことを突き止める。
一方、高校時代のガールフレンドからジェーンの死体に似た写真を送られ、驚愕するニック。捜査が進むにつれ、ジェーンとニックにはいくつかの共通点があることに気づく。容疑者としてあげられたナイジェルの事情聴取に向かったニックが襲われて負傷、自宅療養のため帰宅するが、更なる危険がニックに迫る・・・。

第20話 猫屋敷の老婆 Cats in The Cradle

▼事件ファイル

[LVPD Code]420 殺人



[事件概要]

荒廃した家の中で80歳の女性ルースが何者かに刺され、死亡しているのが発見される。

死体は彼女が飼っていた20匹の猫に食い荒らされていた。道路を挟んだ向かいの家に住む姉妹によると、ルースの隣人で猫嫌いのデビーがルースと言い争っているのを見たという。容疑者はデビーと、遺産を猫の保護団体に寄付されたことを恨んでいると思われるルースの息子タイラーに絞られる。しかし、キャサリンが現場から血痕の残るペンを発見したことから事態は急展開し・・・。

第21話 最も残忍な殺害方法 Anatomy of A Lie

▼事件ファイル

[LVPD Code]420A 殺人



[事件概要]

公園で男性の死体が発見される。被害者はボブ・マーティンと判明。検死の結果、車にはねられた後、2日間も放置されたために出血多量で死亡したことが分かる。現場に残された塗装片から、ボブをはねた車は弁護士のベンのものであることが判明。しかし、ベンは容疑を否認する。だが、ベンから車を引き取った解体業者が車内から携帯電話を発見したことから事態が急展開する一方、ボブの同居人がボブの遺書を発見したと届け出る。果たしてひき逃げ事件なのか?それとも自殺だったのか?

第22話 ベガス-マイアミ合同捜査 Cross-Jurisdictions

▼事件ファイル

[LVPD Code]420A 殺人



[事件概要]

元警察署長のリトルが自宅で殺害されているのが発見される。妻のミーナと7歳になるサーシャの行方がわからなくなっていた。やがて、サーシャに似た少女をマイアミで見かけたという通報が入り、キャサリンとウォリックはマイアミへと飛ぶことに。現場に着いたキャサリンたちは、ホレイショが率いるマイアミCSIのチームと合流する。ホレイショはすでにサーシャを発見しており、その供述から犯人がセダンを運転していたことを知る。マイアミの水路を全て把握しているダイバーであるエリックは、運河に沈んだセダンと全身に蜂蜜を塗られたミーナの死体を発見する。セダンの所有者であるゴードンが捜査線上にあがる。

一方、ラスベガスで捜査を進めるグリッソムたちは、リトルが殺害される前夜に行われていたパーティーに出席していたティファニーという女性から、犯人らしき男の情報を得ていた。男の名はアダムで、病的に甘い体臭がしたという。やがて、ラスベガス、マイアミ両CSIチームはその臭いによってこの連続殺人事件の犯人を割り出すことに成功し・・・。

第23話 哀しい宿命(さだめ) The Hunger Artist

▼事件ファイル

[LVPD Code]420A 殺人



[事件概要]

高速道路のガード下でショッピング・カートに乗せられた女の死体が発見された。傷だらけの顔は腐敗が進行していた。検死とCGで顔を修正した結果、身元はスーパーモデルのアシュリーと判明。元恋人のフランクとエージェントのロッドが容疑者としてあがるが、証拠は見つからない。

カートから発見されたアシュリーの手帳には、摂取した食品とそれに準じる嘔吐物や排泄物の量が事細かに記されており、アシュリーが摂食障害だけでなく精神的にも病んでいたことがわかる。再び現場に戻ったグリッソムは、キャシーというホームレスの女性と接触する。実はキャシーはアシュリーの姉であり、アシュリーを高架下に運んだのはキャシーだった。果たして、アシュリーは姉に殺害されたのか・・・。

一方、グリッソムの体に異変が生じ・・・。

全米中を虜にした超人気シリーズの第2弾!
今度はどんな事件が起こるのか、そして捜査官達の人間模様はどのように変化していくのか!?

パワーアップした迫力ある映像とリアルな描写。そして少しずつ明かされていくメンバー達のプライベート。
捜査ものでありながら、奥の深い人間ドラマとしての評価が高い。それはメンバー、犯人、被害者それぞれの心の葛藤や優しさを、見事なまでに描ききっているからだ。
レギュラーメンバーも2人増え、科学捜査班がさらパワーアップ!次から次へと起こる難事件に、今日も最新鋭の科学とメンバー達の頭脳とチームワークで挑んでいく…。より深みのあるドラマとますます進化する科学捜査に、ますます目が離せない!

第1話 ギャンブラーの切り札 Revenge Is Best Served Cold

▼事件ファイル

[犯罪現場]

カジノで、ポーカーの元世界チャンピオンが突然死んだ。また、砂漠の中の元滑走路では青年の射殺体が発見された。



[事件概要]

カジノのポーカールームで元世界チャンピオンの初老の男性が、ゲーム中に脳卒中で死亡した。男性の飲み物から目薬の成分の一部で血管収縮剤のテトラヒドロゾリンが検出された。また男性は鉛中毒の症状が出ており、男性の足に残っていた弾丸が体内に浸透し、鉛中毒を起こしたのではないかとも考えられた。しかし決定的な証拠に欠けることから、男性が映っているビデオを見返していたグリッソムがあることに気付き・・・。

第2話 科学捜査班の失敗 The Accused Is Entitled

▼事件ファイル

[犯罪現場]

カジノに遊びに来た俳優の部屋から、女性の死体が発見された・・・。



[事件概要]

若手人気俳優のトムがカジノに遊びに来て、宿泊先のホテルのスイートルームに2人の女性を連れ込んで楽しんでいた。トムは女性2人と寝た後、カジノに遊びに行き、部屋に戻ると1人の女性が死んでいたと証言。しかももう1人の女性は姿を消していた。

しかしホテルの部屋に残された血痕などから、容疑者としてトムは逮捕されたが、有名人でお金持ちでもあることから、すぐに敏腕弁護士を雇いCSIに猛攻撃をかけてきた。しかもその弁護士はグリッソムの大先輩で科学捜査班の草分け的存在のフィリップをCSIに送り込み、メンバー達の仕事振りを監視させた。


トム側の動きに焦りを感じるものの、なかなか決定的な証拠を挙げられないCSI。しかも予備審問における弁護士の攻撃によって、CSIの提出した証拠は次々に潰された。しかも、メンバー達は全員証言台にも立たなければならなかった。そんな中、グリッソムは1人冷静に客観的に事件をみつめ、黙々と捜査を続けるのだが ・・・。

第3話 脳の暴走 Let The Seller Beware

▼事件ファイル
[犯罪現場]
売り家からは夫婦の死体が、高校では女子高生が何者かに食い殺されて・・・。

[事件概要]
売り出し中のプール付きの夢のような豪邸を見学に来たカップルが、屋根の上にある女性の死体を発見。その女性は、その家の主婦モニカであった。そしてプールからは、その夫の死体も発見された。その夫は前妻との間に16歳になる息子がいて、何とモニカと16歳の息子は不倫の関係にあったのだ。恋敵の父を息子が殺害したのか!?

証拠を求めてプール内を捜索するCSIであったが、プールにはほとんど証拠が残っておらず、捜査は難航。一体誰が、この夫婦を殺したのか・・・。

第4話 遺伝子への憎しみ A Little Murder

▼事件ファイル
[犯罪現場]
小人症患者の国際会議場で参加者の首吊り死体が発見された。
また、高級住宅街では殺人事件が・・・。

[事件概要]
ラスベガスで行われていた小人症の国際会議のホテル内の劇場で、会議に出席していたローレンスの首吊り死体が発見された。第一発見者は、会議の運営委員であるメラニーで、かつてローレンスに好意を寄せていたことなどから、メンバー達はメラニーの近辺を捜査し始める。一方ローレンスの婚約者のジェシカは、ローレンスが死ぬ直前に一緒に部屋にいた人物だ。しかもローレンスの首に巻きついていたロープにはジェシカの皮膚細胞が付着していること、そして最近ローレンスはダニエルという女性と親しいことからジェシカは嫉妬していたことも判明。ローレンスは愛する婚約者に殺されたのか・・・?

一方キャサリンは、高級住宅街で起こった殺人事件を捜査中、まだ現場に潜んでいた犯人に襲われた。頭に怪我を負い、その時の恐怖から動揺するキャサリン。しかしキャサリンは自分の恐怖心を克服すべく、犯人逮捕に全力を注ぐのであった 。

第5話 父と子と精霊と Abra Cadaver

▼事件ファイル

[犯罪現場]

マジック・ショーの最中に女性が本当に消えてしまった。また、ロックスターがバスの中で死体で発見された。



[事件概要]

マジシャン・ゼファーの最新のマジック“消滅の箱”に入った女性が、箱の中に血痕を残し消えてしまった。マジック・ショーの裏舞台を捜査していたグリッソムも狐に抓まれたのかと思うほど見事に消えていた。舞台係も誰一人として消えた女性を目撃しておらず、捜査は難航。グリッソム達は手掛かりを求めて“消滅の箱”の発明者、ゾーイの家を調べ始めた。

そんな中、ゼファーが今度は自分自身を消すマジックを披露するため“消滅の箱”に入ったところ、炎が発生しゼファーは焼死してしまう・・・。消えた女性は?そしてマジックの仕掛けは一体・・・?

一方、ロックスターのガスがツアーバスの中で死体で発見された。傍にはヘロインの入った注射器があり、薬の過剰摂取かと思われたが、血中からはヘロインは出てこなかった。捜査線上に浮かんできたのは、正看護士でガスの元恋人と思われる女性であった。しかも彼女はガスに似ている子供と一緒に住んでいた。しかし彼女はガスとの関係を否定。二人のつながりを調べるため、キャサリンはガスのヒット曲の歌詞を繰り返し聴いていた。そしてついにその歌詞の意味を理解し、事件解決の糸口を見つけるのだが・・・。

第6話 死刑執行停止 The Execution Of Catherine Willows

▼事件ファイル
[犯罪現場]
死刑囚の死刑執行中、突然中止命令が出された。

[事件概要]
15年前にラスベガスの大学のキャンパスで起こった、女子大生を狙った連続強姦・殺人・死体遺棄事件の犯人マザースの死刑が行われた。ところがその死刑執行中に急遽執行停止の裁判所命令が下り、マザースは蘇生された。

この事件は新米の頃キャサリンが担当した事件で、当時はDNA鑑定もなかったが、マザースの犯行であることには自信を持っていた。ところがマザース側から、当時の物的証拠のDNA鑑定の依頼を申請、それが受理され死刑は中止となったのだ。15年前の毛は保存状態も悪く、しかも毛根が付いていないため CSIでは分析できない。そこで最新のハイテク機材を所有するノーフォークの刑事司法部に鑑定を依頼。再度、科学的な調査が始まった。

そんな中、またもやマザースの手口を真似した事件が発生、そして女子大生が犠牲となった。死刑は中止になったがマザースは服役中だ。マザースは無実なのか!?それとも15年たった現在の高度な科学捜査がこの事件を解決へと導くのか!?

第7話 ラスベガスの掟 Fight Night

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ボクシングの試合中、チャンピオンのスティールが死亡。また、同じ夜、宝石店に強盗が入り、宝石がすべて盗まれた。



[事件概要]

ウェルター級チャンピオンのスティールがモリーナと対戦中、死亡した。検死の結果、非常に強力なパンチを浴びせられたことが判明。モリーナのグローブに細工した痕跡はなかったが、彼のバンデージやロッカー等から水銀が出た。果たして、水銀とスティールの死との関係は・・・?

第8話 復讐する血痕 Snuff

▼事件ファイル

[犯罪現場]

スナッフ映画の中で女性が殺されている映像が発見された。また道路沿いでは蟻が群がった白骨死体が発見された。



[事件概要]

ラスベガスのフィルム加工会社の女性から、本物のスナッフ映画(殺人実写ポルノ)と思われるフィルムがあるとの通報があった。フィルムには確かに女性が殺されているシーンが映っていた。キャサリン達はフィルムに映った外の景色から現場のホテルを割り出し、捜査を開始。壁など全てリフォームされていたが、捜査の結果血痕を発見。また、スナッフ映画に出ていた男性にソックリな警備員がいたことから、その男を容疑者として逮捕した。ところがその警備員は映画に出ていたことは認めたものの殺人は否定、そして供述通り犯人はこの男性でないことがわかり、捜査は振り出しに戻った。

第9話 流血のストリート Blood List

▼事件ファイル
[犯罪現場]
タクシー運転手が少年を轢き、そのタクシー運転手が殺された。また、その現場の近くでは射殺体が発見された。

[事件概要]
客を乗せたタクシーの前に少年が飛び出し、タクシーが轢いてしまった。運転手が状況を確認するために車の下を覗き込むと、少年がぐったりと倒れていたので、大至急無線連絡をしようと車内へ戻ったところ、それを見ていた地元の若者達が逃げるのと勘違いし、運転手に暴行を加え殺してしまった。

しかし轢かれた少年の体からは腸が飛び出し、車に轢かれた怪我とは思えない外傷を負っていた。捜査の結果、少年は腹部を刺されており、タクシーに轢かれなくても死亡は時間の問題であったことが判明した。

その少年が傷を負った場所を特定するために血痕を辿っていくと、公園内で犯行が行われたことがわかった。さらに詳しく公園内を捜査していると、今度は男性の射殺体と凶器の銃が発見された。射殺体はタクシーに轢かれた少年の母親の恋人だった。母親は別れた夫から殺すと脅され続け、子供達を連れて国内を転々としていたところ、またこの土地での生活がバレ、近々引越す予定であったという。

ブラス達は凶器の拳銃の持ち主が別れた夫だったことから、容疑者としてその男に事情を聞くが、拳銃をなくした上に犯行時間にベガスにいなかったことが判明した。新たな証拠を求めて、現場を再度捜査するサラ。また子供達は引越しを嫌がっており、今回の引越しの理由が母親の恋人の転勤であると信じ、彼に恨みを抱いていたこともわかった。果たして、母親の恋人を殺したのは・・・。

第10話 翼の折れたイカロス High and Low

▼事件ファイル
[犯罪現場]
ビルの屋上から人が落下して死亡した。また、駐車場では射殺体が発見された。

[事件概要]
市内のビルの屋上から人が落下して死亡した。飛び降りかと思われたが、屋上には死亡した人の血痕などが残っていたことから、落下する以前に殺されて突き落とされたようだ。しかも検死の結果、被害者は上空で窒息しそのまま地上に落下したことが判った。この事件を担当したニックとウォリックは、いくつかの証拠を頼りにパラグライディングのスクールの捜査を開始した。そして事件当日、被害者が使用していたキャノピー(パラグライディングの傘の部分)を調べたところ、キャノピーのラインが切れており、これが落下の原因で死亡したと思われたのだが・・・。

第11話 殺しのレシピ Recipe for Murder

▼事件ファイル
[犯罪現場]
精肉工場から人間の手が発見された。また、若い女性がマンションの自室で手首を切って死んでいた。

[事件概要]
精肉工場の挽き肉機から人間の手が見つかった。被害者は五つ星レストラン“ド・ブレフ”の料理長ペトロフであった。人気レストランの料理長が殺されたというのに、いつもと変わらず営業を続けるレストランを不振に思ったグリッソム達は、さっそく厨房の捜査を開始した。そこから出てきたのは、レストランの制服に付いた血痕、しかもその制服はシェフのものではなく、フロアー係のものであった。何故、厨房でフロアー係の制服に血がつくのか?そこではとんでもない儀式が日常茶飯事に行われていたのだ。そして新たな証拠を厨房内から見つけ出したグリッソム達は、犯人逮捕に全力をあげるのだが・・・。

第12話 捨てられた目 Got Murder?

▼事件ファイル

[犯罪現場]

公園内でカラスが人間の目をくわえているのを発見。また自動車の販売員が死亡して検死室に運ばれてきた。



[事件概要]

州立公園で野鳥愛好家が鳥を観察していると、1羽のカラスが人間の目をくわえているのを発見した。カラスの巣を調査したCSIであったが、巣の中からは目ぼしい証拠は見つからず、カラスはゴミ埋立地で食料を調達していた時に目も運んだものと推測され、早速ゴミ埋立地の捜索にかかった。膨大なゴミのなか、キャサリン達はカラスに目をくり抜かれた女性の死体を発見、その女性はゴミと一緒に捨てられたと見られ、その女性の死体を捨てたと思われる家を訪れた。

その家は被害女性の家で、対応に出たのは夫のダニエルであった。ダニエルは妻エイミーが5年前に失踪したまま戻らないと言ったが、1ヶ月前にエイミーが自宅に突然帰宅したことが判明した。ダニエルの家を調査すると、妻の痕跡も残っていたが、なんと寝室のベッドからは娘のノーラの陰毛も発見された。しかもノーラには妊娠の兆候も出ていた。妻がいない間にダニエルの自宅では何が起こっていたのか・・・。そして妻は家に戻ったことで、殺されてしまったのか・・・。

第13話 グリッソムとの対立 Random Acts of Violence

▼事件ファイル
[犯罪現場]
黒人居住区で発砲事件が発生、9歳の少女が犠牲となった。また、インターネット関連の会社内で男の死体が発見された。

[事件概要]
黒人居住区で青少年センターを運営するマットの家に向かって、何者かが銃を乱射し、9歳の長女エイミーが命を落とした。犯人は隣の家に住む恋人を訪ねてきた白人男性を狙ったものと思われた。容疑者として浮上したのが、銃を手に酒場に現れた1人の男で、バーテンに確保されていた。その銃の鑑定の結果、凶器と判明。しかし男は犯行を否定し、銃はあくまで拾ったものであると言い張った。その後アリバイが成立した男は釈放されるが、その男を犯人として疑わない被害者の親マットがある復讐にでるのだが・・・。

第14話 狙われた部屋 One Hit Wonder

▼事件ファイル
[犯罪現場]
アパートで婦女暴行事件が発生。また、優秀な地方検事が現場を去ることに・・・。

[事件概要]
アパート1階の隣同士に住む女性の部屋で、家宅侵入及び婦女暴行事件が発生した。のぞき行為をしていた犯人が、のぞきがエスカレートして犯行に及んだものと思われた。

被害者の一人の髪の毛に残された犯人のものと思われる精液からDNA鑑定をしたところ、ほとんど精子が見つからず犯人の割り出しができない。また、窓に残された指紋から容疑者が浮かぶが、犯人が残した他の証拠とは一致しない。確かにその男はのぞきはしていたものの、それ以上の犯行には及んでいなかった。

捜査が難航するなか、アパート事件の犯人と思われる新たなレイプ事件が発生した。現場に向かったグリッソム達の前に、不審な男がいたからと、女性が一人の男を取り押さえていたのだが・・・。

第15話 永遠の別れ Lady Heather's Box

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ナイトクラブで男の死体が発見された。そしてキャサリンの元夫のエディが・・・。



[事件概要]

ナイトクラブの乱交パーティのさなか、泡のプールの中から男の死体が発見された。首には何かを突き刺されたような傷跡があったものの、直接の死因はインスリンによるショック死と判明。また、1人の男が自宅マンションで死んでいるのを発見。死因はやはりインスリンによるものであった。

身元調査の結果、二人ともあのレディー・ヘザーの館で働くジゴロだと判った。グリッソムはレディー・ヘザーの元を訪ね二人に関しての調査を始めたところ、二人はレベッカという人妻に買われていたという。レベッカは以前は性に未熟で、そんな妻を教育するためにと夫が一緒にレディー・ヘザーの館を訪れ、そこでセッションを受けさせていたのだ。ところがセッションを続けるうちに、今度は妻が夫のセックスに満足できなくなり、夫に内緒で男を買うようになっていたのだ。レベッカの証言を元に捜査を進めているなか、今度はそのレベッカが絞殺されてしまった。再度話を聞くためにヘザーの元を訪ねたグリッソムだが、グリッソムとヘザーは仕事の関係を超え、なんと一緒に朝を迎えてしまうのであった・・・。

第16話 一攫千金の亡者達 Lucky Strike

▼事件ファイル
[犯罪現場]
プロ・バスケットボールの選手の息子が誘拐され、殺された。

[事件概要]
有名で人気者のプロ・バスケットボール選手テイビアンの息子アイゼイアが、遊園地で遊んでいる時に誘拐された。そしてテイビアンの元には身代金を要求した脅迫状が届けられていた。CSIが捜査を開始するも、息子の命を助けたいばかりにCSIの助言に耳を貸さないテイビアン。そして犯人の要求通りにお金を用意し、指定した場所に持っていくが犯人は現れず、そうこうしている間に何とアイゼイアは死体となって発見された。

アイゼイアの衣服に付着していた動物の毛などから、犯人は動物に関わる仕事をしている者と思われた。また、テイビアンには離婚した妻ブリジットとの間に息子トラメルがいた。カジノが身代金を肩代わりするほど地位も名声も得ていたテイビアンだが、トラメルが生まれたのはまだ無名の時代で、その養育費をめぐってはブリジットとの間に諍いが絶えなかった。また、ブリジットには娘がいて、トラメルが父親に会いに行っている間、ぬいぐるみの店に連れて行っていた。そしてそのぬいぐるみ用のパンヤがアイゼイアの殺害現場から見つかったのだが・・・ 。

第17話 憎しみのパズル Crash & Burn

▼事件ファイル

[犯罪現場]

バーに車が突っ込み大惨事となった。また、郊外の家で一酸化炭素中毒により母親が死亡した。



[事件概要]

客で賑わう昼間のバーに72才の女性ダイアンが運転する車が突っ込み、ダイアンと客の合わせて4名が死亡した。目撃者の話によると、ダイアンは運転を誤った訳ではなく、まっすぐそのバーに向かって加速してきたという。また解剖の結果、ダイアンは大腸ガンでそう長くは生きられなかったことがわかった。また、顔からは涙が検出された。


病気を苦にしての自殺なのか?ではなぜ泣きながらバーに車を突っ込んだのか?詳しい事情を聞くために、ダイアンが可愛がっていた孫のコーリーを呼んで事情を聞いたところ、意外な事実が・・・。

第18話 機械じかけの殺意 Precious Metal

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ドラム缶から屍蝋死体が発見された。また、ゴミ捨て場からも男の死体が発見された。



[事件概要]

有害廃棄物用のドラム缶から屍蝋死体が発見された。唯一の手掛かりである骨髄から採取したDNAにより、被害者は元陸軍の男性クリスであることが判明した。また、死体が入れられていたドラム缶の持ち主は、複数の倉庫を所有するジンジャーという女性であった。


ジンジャーは所有している倉庫を利用して、ロボット・ファイトの大会を開催していた。

大会に参加するロボットには様々な武器が装備されていて、クリス殺しに使われた凶器もその一つと思われた。また、クリスが最後に対戦したロボットは三体で、その三体の部品からクリスの血痕が検出された。調査の結果、仲間のブライアンがロボットの部品を交換し、その交換によってロボットをリモコンで操れなくなり、ロボットが勝手にクリスを襲い殺したのだと供述を始めた。そしてブライアンは妻子から離れたくない一心に死体を隠すためにドラム缶に入れて破棄したとも告白したのだが・・・。

第19話 見知らぬ観客 A Night at the Movies

▼事件ファイル

[犯罪現場]

映画館の客席で男性が死亡。また倉庫内では射殺死体が発見された。



[事件概要]

映画の上映中に観客の一人の携帯電話が鳴り出し、係員が駆けつけると男性客は死亡していた。首には鋭利なもので刺された痕があり、またその客席近辺では凶器と思われるドライバーも発見された。目撃証言から赤毛の女性が容疑者として浮かび上がった。グリッソム達は、死体発見のきっかけになった携帯電話の相手がオードリーという女性であることを突き止め、事情を聞いたところ、映画に誘われたが行けないので断りの電話をいれたところ被害者は出なかったと言う。しかし捜査を進めてくと、被害者はオードリーに猥褻行為を働き、オードリーから訴えられていた事実を掴かみ、再びオードリーの元を訪ねるのだが…。

一方、ある倉庫でテイミーという若い男性の射殺死体が発見された。テイミーの遺体には銃弾の痣が1つと、その他いくつかの痣が残っていた。また現場と思われる倉庫には、無数の弾痕と薬莢が残っていた。そして現場で見つかったビール瓶のDNAを調べたところ、テイミーの兄ケビンのDNAが検出された。そしてケビンの事情聴取が始まったのだが、何とケビンの体にもテイミーと同じ痣があることを発見。一体、倉庫の中では何が行われていたのか… 。

第20話 残酷な笑い Last Laugh

▼事件ファイル

[犯罪現場]

人気コメディアンがステージ上で突然死した。また、事故死の女性に疑問を抱いたCSIは再捜査を開始した。



[事件概要]

人気者のコメディアン・ダギーがクラブのステージ上で突然死んだ。ステージの最中にペットボトルの水を飲んだ後、そのまま倒れ死亡した。調査の結果、ダギーが飲んだペットボトルの水から大量の偏頭痛薬が検出された。そしてその捜査の最中に、町外れのコンビニで、少年が同じメーカーの水を飲んで死亡した。無差別殺人の可能性があるため、町中の同じメーカーのペットボトルを全て回収し調べたところ、ダギーと少年が飲んだ水が、同じロットナンバーだったことが判った。犯人の狙いは一体何なのか…。

第21話 黒衣のジュリエット Forever

▼事件ファイル
[犯罪現場]
飛行中のジェットの中で女性が死亡、また国立公園内では少年の死体が発見された。

[事件概要]
飛行中のプライベート・ジェットの貨物室の中で、調教師のローリーが馬に蹴られて死亡した。調教師としてベテランで、また馬を心底愛していたローリーが、たとえ飛行中に馬が暴れたとしても、馬に蹴られるなどとは考えられなかった。調べてみるとローリーの肩には鎮静ダートを刺された痕が残っていた。確かにローリーは馬を鎮めようとしていたようだが、それでは何故、その注射がローリーの肩に刺さったのか…。またその馬を調べてみると、何と避妊のためにと性器が縫い合わされていた。獣医のスティーブンスによると、その馬は感染病に弱いからだという。ところがその馬が、到着後間もなく死亡した。馬を解剖すると、何とその馬の子宮から驚くべきものが出てきたうえに、スティーブンスが行方不明となった…。

第22話 傷だらけのCSI Play with Fire

▼事件ファイル
[犯罪現場]
競技場のアナウンス室で死体を発見。そしてCSI内で爆発が…。

[事件概要]
高校のフットボール競技場のアナウンス室で女性の絞殺死体が発見された。人気のない場所に引き込まれての、暴行目的の犯罪なのか?捜査の結果、容疑者は前科者のジェイソンという男が浮上したがレイプの形跡はなかった。そして現場で押収した証拠の品々をCSIラボに持って帰り分析を始めようとしていたところ、グレッグの目の前で爆発がおきた。

グレッグは大怪我をおい、証拠の品々は木っ端微塵に飛び散り、ほとんど再生不可能な状態になってしまった。爆発の原因を調べると共に、乱れ飛んだ証拠を拾い集めるCSIのメンバーたち。しかし一度破壊された証拠品はほとんど証拠としては使用できなかった。しかし僅かな証拠から、ジェイソンがヘロイン所持と殺人で服役中のヘイススという男と関わりがあることが判明。そしてその二人を結んでいたのが、殺された女性アリソンであった。

ヘロインと女と犯罪、この3つがどうのように結びつくのか?その結びつけるための証拠はなくなってしまった…。そしてグレッグはどうなってしまうのか… 。

第23話 封印された過去 Inside the Box

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ロックウッドが殺された。そしてグリッソムの決断とは!?



[事件概要]

銀行に三人組の強盗が押し入り、居合わせたロックウッド刑事が射殺されてしまった。強盗団は貸し金庫を爆破して逃走した。現場検証の結果、ロックウッドは銀行の外から狙撃され、盗まれたものはたった1つの金庫であることが判った。


そして間もなく、強盗団の車が発見され、運転係りの死体が見つかった。この男はサム・ブロウンが経営するランパート・ホテルのボーイで、サムが経営する他のホテルのウェイトレスのビビアンも2年前に殺されていた。そしてその直後、そのホテルは爆破解体されてしまっていたのだ。サムの近辺を捜査した結果、元軍人でランパートの警備主任が容疑者として浮かび上がった。


その家を捜索すると、盗まれた金庫が出てきた。しかし金庫には絹の切れ端が入っていたのと、乾燥血痕が付着しているだけであった。その血痕は、1つは殺されたビビアンのもの、そしてもう一つは不明であった。その後、砂漠で強盗団三人組の射殺体が発見され、近くにはスカーフが引っかかっており、それは貸し金庫の中のものと一緒であった。

全ての状況と証拠からグリッソムはビビアン殺しの凶器を断定。そしてその凶器から真の犯人の割り出しにかかる。そして、その突き止めた犯人とは…。

歴史を塗り替えた!『ER/緊急救命室』の8年連続No.1を阻止!
『24-TWENTY FOUR-』『フレンズ』も超え、スケール大幅アップ!

主任グリッソムの病状悪化による危機、プライベートで起こった出来事で苦悩するキャサリン、気苦労の多い交際に悩むサラなど、メンバーそれぞれに変化が起こり、ラボ自体には未だかつてないトラブルが発生してしまう。さらに、今後のキーメンバーの1人となるデヴィッド・ホッジスが本シーズン中盤から参戦。当初、ホッジスはどのような性格の持ち主だったのか?スケールアップした捜査官たちにおこる新たな進展とは?!

時代が求める、みなぎる緊張感!
ハマるすべての要素がここにある、知的サスペンス&科学捜査・刑事ドラマ

世界最大の歓楽街ラスベガスで起こる凶悪事件を、最新鋭の科学を駆使して犯人を導き出していく。基本1話完結スタイルで描かれるだけに、定番スタイルが確立しているように思えそうだが、後味の悪い終わり方をしたり、犯人は逮捕しても事件の全貌がつかめなかったり、“えっ、終わり!?”と、いきなりエンドロールが現れたりなど、そのパターンは様々。それゆえ、飽きるどころか、ヤミツキに!! また、各回で起こる事件は違っても、事件解決の過程でそれぞれのキャラクターの性格がみえ、過去も明らかになってくる。回を追うごとに物語が深くなってくるのも醍醐味だ。

第1話 終末の淵まで Assume Nothing

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ホテルの一室で人妻が殺害された。そしてその夫も駐車場で殺害された。また違うモーテルでも夫婦が殺害された。



[事件概要]

スフィアホテルの客室で正面からノドを引き裂かれた人妻の死体が発見された。そしてその夫が、駐車場にあった本人の車のなかで、やはりノドを裂かれて殺されていた。その事件の捜査中、またもやモーテルで夫婦がノドを裂かれて殺される事件が発生した。そしてその夫は無残にも製氷機の中から発見された。二つの事件の共通点は、夫が妻を殺し、そして夫もその後殺されたということであった。


現場検証の結果、スフィアホテルのエレベーターの防犯カメラには、被害者夫婦と一緒に乗っていたもう一組の夫婦が映っていた。またその夫婦キャメロンとマンディ・クランフェルドが、他の夫婦ともエレベーターに乗っていた映像も残っていた。映像に映っていたリフキン夫妻は、クランフェルド夫妻の部屋に誘われ “妻をどれくらい愛しているか?”と何度も聞かれたという。ところが、普段から口論が絶えないリフキン夫妻は、そこでも口論を始め、クランフェルドに追い出されたため助かったことが判った。
クランフェルド夫妻は獲物とする夫婦を見つけ、愛情の証明を迫り、夫に妻を殺す以外の道を与えず、最終的には夫をも殺すという、残忍な犯行を繰り返していたようだ。また現場に残った証拠からもクランフェルド夫妻の犯行であることを断定したグリッソムとブラスは、令状を持ってクランフェルド夫妻の家に向かうのだが・・・。(第2話に続く)

第2話 狂気の仕置人 All For Our Country

▼事件ファイル

[犯罪現場]

前回の事件の容疑者クランフェルド夫妻が殺害された。また大学生がバスタブの中で死亡していた。



[事件概要]

前回のエピソード、夫婦がノドを切り裂かれ殺害された事件の容疑者、クランフェルド夫妻が自宅で殺された。CSIはクランフェルド夫妻が重要な容疑者であったため、家の前に私服警官を二人も張り込ませていたにも関わらず、夫妻は殺害されてしまった。張り込んでいた二人の証言によると、近所で警官が撃たれたという通報が入り、現場に駆けつけたため、持ち場を離れたという。しかし通報の事件の形跡はなく、すぐに持ち場に戻ったが、その僅かな隙に夫妻は殺されてしまったらしい。近所の人の証言によると、クランフェルド家には私服警官が去った後、制服警官が表玄関から入って行ったという。また通報の録音を聞くと、通報者が警察の隠語を使っており、警察関係者の可能性も出てきたのだが・・・。

第3話 喪失 傷だらけの屍 Homebodies

▼事件ファイル

[犯罪現場]

家のクロゼットから老婆のミイラ化した死体が見つかった。また公園では男性の射殺体が見つかった。



[事件概要]

独り暮らしの老婆マデリンが自宅のクロゼットから、ミイラ化した死体となって見つかった。家の中の状況から、強盗が押し入りマデリンをクロゼットに閉じ込め、マデリンは脱出しようともがいたのだが、力尽きて死亡したものと思われた。その後、他の家にも強盗が入ったとの通報があった。強盗に入られたカークウッド家に行ったサラに、娘のスザーナがレイプ検査を受けたいと申し出た。犯人はマデリンの時と同じように、家族をクロゼットに閉じ込め物を盗み、そしてスザーナをレイプしたのだった。

二つの現場の証拠から、ジャンソンという容疑者が浮かんできた。しかしスザーナのレイプ検査の結果から、精液はジャンソンのものではなかった。仲間がいたのだ。捜査の結果、襲われたマデリンとカークウッド家の妻には共通点があった。二人は同じレストランの常連であり、しかもいつも一人で来店し、食事をしていたことが判った。そしてそのレストランには、ジャンソンと同じ高校に通い、また同じ少年院にいたこともあるジェームスが働いていたのだ。CSIはジェームスを重要参考人としてスザーナに面通しを頼むのだが・・・。

第4話 灼かれて眠れ Feeling The Heat

▼事件ファイル

[犯罪現場]

熱射病が続出する猛暑のラスベガスで3つの事件がおこった。



[事件概要]

ショッピングセンターの駐車場で、車に一人乗せられていた男の赤ちゃんが死亡した。外の気温は42度、車内の温度は62度を超える中、密封状態で取り残されていた。仕事のトラブルから車を離れていた父親ポールが戻って来た時には、すでに赤ちゃんは死亡していた。ポールの話によると夫婦は共働きで、普段は母親が子供を託児所に預けていたが、その妻が出張のため今日に限ってポールが赤ちゃんを車に乗せていたという。普段と違う行動をとったため、仕事に気をとられたポールが赤ちゃんのことをすっかり忘れてしまい悲劇は起こったというが・・・。しかし解剖の結果、赤ちゃんの体内から農薬の成分が検出された。またこの夫婦にはもう一人子供がいたが、すでに死亡していることも判明。これは単なる事故なのか、それとも・・・。

第5話 心優しき獣たち Fur And Loathing

▼事件ファイル

[犯罪現場]

山中の道で乗用車とトレーラーが衝突し乗用車の女性が死亡した。
また食品倉庫の従業員が冷凍倉庫で射殺された。



[事件概要]

夜の山道を一人車で走っていたリンダが何かを轢いてしまい、そのことに気を取られていた時に、反対車線を走ってきたトレーラーと正面衝突し死亡した。現場には何かの動物の足跡が残っていて、それを辿って行くと道路わきの草むらにアライグマの着ぐるみを着た男が死んでいた。その男ピットを検死してみると大量の出血があり、背中から腹部へ貫通している銃創が見つかった。

死亡した日のピットの行動を辿ってみると、彼は現場近くのホテルで開催されていた“動物の心を持つ人間達”の集会に参加していたことが判明。それは参加者全員がそれぞれの思いの動物の着ぐるみを着て集まり、お互いの素顔は明かさず動物の姿と心で会話や行動することによって、お互いのコミュニケーションを取る人達の集まりであった。しかし動物の世界にも嫉妬心はあるようで、死亡したピットに好意を寄せていたオオカミ男がピットの人間の恋人にヤキモチをやき、禁酒会会員で禁酒中であったピットが酒を飲んで酔っ払っている風に見せるため、飲み物にある細工をしたという。しかもその恋人は車の事故で死亡したリンダであった。
案の定、リンダはピットが禁酒を破ったと勘違いし口論になったと思われた。しかし事故車の車内からもリンダの所持品からも拳銃は見当たらない。何故二人は、夜の山道で一人は銃撃され、またその恋人は一人車を走らせていたのか・・・。

第6話 埋められた秘密 Jackpot

▼事件ファイル

[犯罪現場]

CSIに男の生首が送られてきた・・・。



[事件概要]

ネバダ州北部の田舎町ジャックポットの警察から、捜査協力の要請と共に男の生首が送られてきた。その顔には突き刺し傷のようなものがあったが、傷口は引きちぎられたような状況からみて、どうも動物に襲われた可能性が高いようであった。しかも腐敗がひどく、首からだけでは詳しい状況を把握するのは難しそうであったため、グリッソムは一人ジャックポットの現場に向かい捜査することになった。

グリッソムがジャックポットに到着してみると、事件を担当したという警部補アランは非協力的であった。また首は住人の飼い犬がくわえて帰って来たということから、グリッソムは事件現場の特定から始めることにした。首に付着していた植物などから割り出し、山中で残りの遺体を発見した。現場の状況から被害者は生きたまま土に埋められ、犯人は被害者を動物に襲わせるためにわざと顔に傷をつけ、捕食者となる獣をおびき寄せ襲わせるという、残忍極まりない犯行に及んだと推測された。

所持品から被害者はラスベガス大学に通うロスという男子学生であることが判明。ルームメイトの話によると、ロスは北部の景色が好きでよく出かけていたという。また現地の住人の話から被害者は車に乗っていたようだが、その車はまだ発見されていない。またグリッソムが犯人は地元民である可能性があるという仮説に腹を立てたアランは、ますます捜査に非協力的になっていくのであった。地元の協力を得られないままグリッソムは一人被害者の車を探し始め、そして見つけた時、グリッソムが使用していた車の窓ガラスは割られ、中に積んでいた鑑識キットが盗まれてしまっていた。しかし手近なもので即席鑑識キットを作り上げたグリッソムは、一人黙々と捜査を続け証拠を集めるのであった。その結果、ロスの衣服に付着していた動物の毛から、意外な事実が判明し容疑者が浮かび上がってきたのだが・・・。

第7話 猶予24時間 Invisible Evidence

▼事件ファイル

[犯罪現場]

捜索令状の取り忘れにより、マイケル・ファイフに対する強姦・殺害罪の証拠品の効力が失われてしまう。



[事件概要]

テール・ランプの破損を見つけた警官がマイケル・ファイフの車を停車させたところ、ファイフに麻薬所持の逮捕状が出ていたことがわかった。押収された車の車内からウォリックがナイフを発見し、DNA鑑定の結果、付着していたDNAは強姦・殺害されたレイチェル・ライフォードのものと一致、ファイフが容疑者となった。
だが予備審問で、担当の警官が車内の捜索令状を取り忘れていたことが発覚し、違法収集証拠品排除の原則によって証拠品であるナイフの証拠能力が失われてしまった。


CSIに残された猶予は24時間。限られた時間のなかで新たな証拠を見つけるため、CSIはチーム全体で捜査にあたる。
果たして、新たな証拠は見つかるのか? そして、ファイフは本当に犯人なのか・・・?!

第8話 殺さずにいられない After The Show

▼事件ファイル

[犯罪現場]

モデルでショーガールのジュリーが行方不明になって6日。カメラマンのデルホムが自ら通報してきた。



[事件概要]

モデルでショーガールのジュリーが行方不明になりテレビでも報道される中、警察に1本の電話がかかってくる。それは、ジュリーを撮影していたカメラマンのデルホムからだった。デルホムは「彼女を傷つける気はなかった」と自ら通報してきたのだ。
自宅をスワット部隊に包囲されたデルホムはピストルを手に外へ出てきたので、とりあえず「銃をふりまわした罪」で逮捕された。
彼の自宅にはジュリーの新聞記事などが多数あり、複数のテレビで彼女のビデオが流されていた。ジュリーを誘拐し、恐らく殺害したのはデルホムに違いないと CSIは犯行を証明すべく捜査を開始する。ジュリーとデルホムの足取りを追い、必死の捜索の末についにジュリーの遺体を発見するがデルホムはあやふやな供述しかなく、証拠にもデルホムがジュリーを殺害したことを示すものはなかった。

残された道は、デルホムがレイプに使ったと思われる道具をみつけること。キャサリンは、デルホムが逮捕されたときのことを思い出し、あるものを調べる。

第9話 愛の毒薬 Grissom VS. The Volcano

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ホテルに到着した車が突然爆発し、運転者とホテルの駐車係が死亡した。


[事件概要]
オルフェウス・ホテルの前に到着した車が突然爆発し、運転者のワトソンとホテルの駐車係が死亡した。グリッソムとキャサリンが捜査にあたり車の持ち主を調べると、車はレンタカーでワトソンは返却されたばかりの車を強引に借りてホテルに着いたところであったことが判明した。

そのため、爆弾を仕掛けたのはワトソンの前に車を借りた人物ダンバーと思われたが、彼は身に覚えがないと主張する。果たして、爆弾を仕掛けたのは誰なのか? そして、何の目的で爆弾を車に仕掛けたのか・・・?

第10話 歪んだ果実 Coming Of Rage

▼事件ファイル

[犯罪現場]
建設現場で若者の死体が発見された。一方、住宅地ではマーリーンという女性が突然、家の前で銃弾を受けて死亡した。


[事件概要]

建設現場で若者の死体が発見された。若者の名前はブライアン・ハディック。死体の傷から、凶器はハンマーであると推測され、現場で働く大工たちのハンマーを調べるとグレゴリー・カートウェルのハンマーから被害者の血液が検出された。しかし、グレゴリーは事件が起きた週末は釣りに出かけていたと主張する。
被害者の手に握られていた赤い布を頼りに警察犬とともに捜査したCSIは犯人の手がかりを発見し、さらに調査を進めると、事件に関与していると思われる人物はグレゴリーの妹アシュリーだった。
アシュリーは取り調べに対し、「ブライアンにレイプされそうになったが誰かに助けられた」と語る。その「誰か」とは兄グレゴリーではないのか?アシュリーは兄をかばっているのではないのか・・・?

第11話 地獄の12人 Eleven Angry Jurors

▼事件ファイル

[犯罪現場]

陪審員が評議室で急死した。また捜査を打ち切った事件の関係者が出頭してきた。


[事件概要]

陪審員のクリスが昼食の時間に評議室で急死した。他の11人の陪審員が全員「有罪」と投票する中でクリスのみが一人「無罪」を主張していたために評決が下せず、他の陪審員から彼は敵視されていた。世間が注目する事件の裁判ゆえ彼らは社会から隔離されていたからだ。すべての陪審員が早く元の生活に戻りたがっていた。

死亡したクリスはピーナッツの殻に触れただけで発疹が出てしまうほどの食物アレルギー体質だった。容疑者である陪審員11人全員がクリスのその弱点を知っていた。そしてクリスの昼食のチリにはピーナッツバターが混入されていたのだ。混入させた犯人は挙式を間近に控えていたタラだったが、彼女にはクリスに対して全く殺意はなく、また調査の結果クリスの死因はピーナッツバターによる中毒症状ではなく、蜂の毒であると判明したのだ。蜂に刺されたことによって引き起こされたアレルギー反応で死亡したのだ。

第12話 蝶の亡霊 Butterflied

▼事件ファイル

[犯罪現場]

看護士のデビーが自宅のバスルームで殺されていた。



[事件概要]

看護士のデビー・マーリンが自宅のバスルームで喉を切り裂かれて殺されていた。彼女にサラの面影を感じたグリッソムは事件にのめり込んでいく。最初は彼女の恋人であるマイケルが容疑者かと思われたが、しかしその彼もバラバラ死体で発見された。
凶器にはメスが使われており、その見事な解剖ぶりから、犯人は被害者2人が勤務していた病院の外科医に絞られた。
デビーのバスルームは漂白剤で洗い流されていて、すべての部屋の痕跡が掃除機によって消されていたが、掃除機のゴミの中から蝶のアクセサリーの一部が見つかった。
デビーは男性遍歴が激しく、恋人たちから蝶のアクセサリーを貰いコレクションしていたのだ。そして、配水管からは漂白剤を免れた毛髪が発見され、犯人は特定の「育毛剤」を使用していたことがわかった。寝室のベッドに残った足の指紋からトリプトン医師が容疑者として浮かんだのだが、彼にはアリバイがあった・・・。

再度「育毛剤」の方向から医師たちを検査したところ、ある指導医の1人が有力な容疑者として浮かんできた・・・。

第13話 牙を持つ人々 Sucker’s

▼事件ファイル

[犯罪現場]

カジノの金庫室から現金1,000万ドルが盗まれる。また、空き家で二十歳の女性が失血死していた。



[事件概要]

カジノで日本の古美術品のコレクションが展示されることになった。
しかしその初日にもっとも高価な日本刀が盗まれてしまう。
再犯を恐れたコレクション所有者「ヤマモト」の指示で、展示品はすべてカジノの社長コルフィルドの金庫室に移された。だがその後、その金庫室から現金1,000万ドルが、札束の帯だけを残して盗まれてしまった。

犯人は鎧兜を身にまといコレクションの展示品になりすまし扮装していたのだ!そしてまんまと現金を盗み出して逃走した。金庫室の鍵はナンバーロックになっていたが、どうやら犯人はその音を録音して番号を割り出したらしく、その録音機が金庫室に残っていた・・・。

第14話 標的の死角 Paper or Plastic

▼事件ファイル

[犯罪現場]

スーパーマーケットに強盗が押し入り、銃撃戦が始まった。



[事件概要]

巡回中の警官クレイとフロマンスキーが立ち寄ったスーパーマーケットで、強盗を発見。銃撃戦が始まりクレイは強盗に撃たれて死亡したが、フロマンスキーが強盗を射殺したことによって、銃撃戦は収まった。しかし買い物客も含め、5名が命を落とした。現場に駆けつけたCSIがフロマンスキーから話を聞くと、3人の容疑者を撃ったという。しかし現場に残された容疑者の死体は2人、あとの3人は買い物客であった。しかもフロマンスキーが撃ったという弾の数と、現場検証した結果出てきた弾の数が一致しない。
以前にも、ある事件で不透明なところがあったフロマンスキーだけに、グリッソムはフロマンスキーに対して疑念を抱き始めた。そして死亡した5人の検死の結果、犠牲者の1人の女性の体内からフロマンスキーが撃った弾が検出された。フロマンスキーは容疑者以外は撃っていないと供述しているが、果たして・・・。

そこでフロマンスキーの供述に基づいて、事件現場の店内を詳しく調査し始めたCSI。そこからはフロマンスキーに有利な証拠は挙がってこなかったが、彼が言っていた第三の容疑者に結びつく証拠が出てきたのである。ただし、その容疑者は死んではいない。やはりフロマンスキーの供述が正しいのか?それとも彼が何かを隠しているのか?そして彼の容疑は晴れるのか・・・?

第15話 盛者心衰 Early Rollout

▼事件ファイル

[犯罪現場]

クラブ業界の大物とその妻が自宅ガレージ前で射殺された。



[事件概要]

クラブ業界の大物マイク・トレントと妻のローレルが自宅のガレージの前で射殺された。マイクには後頭部を撃たれた傷以外にスタンガンの火傷もあり、遺体は道路の方へ数メートル引きずられていた。
捜査の結果、ローレルの宝石箱が空になっていることが判明。また、殺された夫妻は銀行へ貴金属を預けに行くところだったことがわかった。
犯人は2人組でその夫婦の貴金属を強奪して自転車で逃走した模様、なぜなら現場には自転車2台のタイヤ痕が残っていたからだ。

なぜ、スタンガンが使えた程の至近距離から銃殺されなければならなかったのか?なぜ、わざわざ人目につく道路の方へ遺体を移動させていったのか??犯人の本当の目的とは、いったい?

自転車は盗難車だった。所有者の一人によれば「マッチョな二人組みに襲われて盗まれた」と言う。だが、その「マッチョな二人組」は死体で発見された。貴金属を奪い合って相打ちしたらしい・・・。現場には盗んだ貴金属のほかに、新札で一万ドル束が2つ残されていた。札には二人組のものではない別の人物の血痕がついていた。それはトレント夫妻殺害の容疑者のなかの一人だった・・・。

第16話 向こうの世界を見た女 Getting Off

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ゲイの街で男性の死体が発見された。また、麻薬と売春の町でも男性が刺殺された。


[事件概要]

ゲイの町で男性の死体が発見された。顔には化粧が残っていてパンツを穿いただけの姿だった。捜査の結果、男性はゲイではなくピエロのドゥードルスと判明。

彼が死ぬ直前に仕事先として出向いたのは、息子のバースデーパーティーをするというマグワイヤ一家だった。そのマグワイヤ家を調べると、タンスの引き出しにピエロの衣装が入っていた。また、ドーランが付着した枕カバーも発見された。それは、ドゥードルスの鼻の穴に残っていた繊維と符号するものだった・・・。なぜドゥードルスの死体はゲイの町で発見されたのか?そしてマグワイヤ一家とドゥードルスとの関係とはいったい??

第17話 ベビーガールのドクロ XX

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[犯罪現場]

アパートの一室で男性が胸と背中を刺されて死亡。 一方では、高速道路を走行中のバスが女性の死体を路上に撒き散らした。



[事件概要]

アパートの一室でアダント・アダムスが胸と背中をナイフで刺されて死亡していた。その部屋の借り主は死亡したアダントの兄であるゼロだった。ゼロは養護学校に通う知的障害者で、部屋に血だらけで居た為に容疑者とされる。しかし、ナイフからは「ゼロの後見人」であるフランクの指紋が残っており、彼にもまた容疑がかかる。殺害当日に、ゼロの預金がフランクとゼロによって引き出されていたのだ。真犯人は本当にこの二人なのか?それとも・・・。

第18話 骨の音 Bad To The Bone

▼事件ファイル

[犯罪現場]

カジノの駐車場でトニーという大男が殴り殺された。



[事件概要]

カジノの駐車場でトニーという大男が殴り殺された。監視カメラのビデオにはクラップスゲームのテーブルでトニーのチップをくすね、それがトニーにばれて責められている男が映っており、その男ダリアンが容疑者として逮捕された。ところが、ダリアンは取調べ中に暴れだし、あげく不整脈で死亡してしまった・・・。

ダリアンの衣服にはトニーの血痕が付着していた、そしてトニーの手にはダリアンの毛髪が握られていたことから、トニー殺害の犯人はダリアンと断定された。
だが、グリッソムはさらにダリアンの余罪を捜査していく。なぜなら、ダリアンの妹べスが「兄は大勢の人たちを傷つけてきた・・・」と供述したからだ。

するとグリッソムの予想通り、ダリアンが経営していたモーテルの庭から白骨化した女性の死体が発見される。
その遺体はマリッサという女性で、検死結果では出産経験のない女性とされたのだが、マリッサの骨盤からは、あろうことか彼女自身のDNAとおなじ型の男性のDNAが検出されたのだ・・・。果たしてこの事件の真相は?

第19話 言霊 Bad Words

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[犯罪現場]

カジノのトイレでアダム・ブレンナーが頭から血を流し死んでいた。一方、未亡人のジェシカ・アバナシーの自宅で放火と思われる火災が起きる。



[事件概要]

カジノのトイレでアダム・ブレンナーという男が頭から血を流して死んでいた。検死の結果、アダムの気管と胃からロゴスゲームのコマが6枚見つかった。アダムはロゴスゲームのトーナメントに出場するためにラスベガスに来ていたのだ。

頭をぶつけたと思われるトイレの鏡に第3者のDNAが残っていたことから、ゲームの対戦相手に疑いがかかり、DNA採取が行われた。その結果、DNAが一致したプレイヤーに容疑がかかったが彼は犯人ではなかった。なぜなら彼は別のゲームで我を見失いトイレの鏡に自分の拳を叩きつけただけだったからだ・・・。

サラはアダムが書き残したメモから不可思議な記録を見付けた。「EXVIN」。この謎の文字が意味することとは?事件の真相は??

第20話 警官たちの饗宴 Dead Ringer

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ラスベガスで砂漠駅伝コースの第16区の途中で選手の死体が発見される。また、駅伝を観戦するためラスベガスを訪れていた警官がホテルの部屋で射殺された。



[事件概要]

ラスベガスで警察主催の砂漠駅伝が開催された。その駅伝コースの第16区途中で参加選手の死体が発見される。その男性はこの砂漠駅伝の為に、二ヶ月前に交通課からロサンゼルス郡警察の特殊強化部隊『SES』に引き抜かれたばかりのコールマンという男だった。

検死の結果、彼の死因は二つの薬物を摂取したことによる心停止と判明。一つ目の薬剤はコールマン本人が常用していた合法な筋肉増強剤「クレアチン」。もう一つの薬剤は降圧利尿剤「フロセミド」だった。 CSIはコールマンの荷物の中にあったプロテインバーの包み紙に注目した。そしてその包み紙からは、去年まで第16区を走っていたメンデスという男の指紋が検出されたのだ!

第21話 残酷なスリル Turn Of The Screws

▼事件ファイル

[犯罪現場]

山奥で13歳のテッサ・プレスが背中を切り裂かれて殺されていた。また、遊園地ではローラーコースターが脱線し6人の死者が出た。


[事件概要]

山奥で13歳のテッサ・プレスが背中をズタズタに切り裂かれて殺されていた。テッサの母親であるレイナはシングル・マザーで、痛ましい娘の死に打ち拉げた様子だった・・・。検死をすると、テッサの傷口の中には土のような物が入っていた、それは「ズードゥー」という珍しい肥料であることがわかった。

また、母親のレイナが、その肥料「ズードゥー」を扱う造園会社に自宅の庭の芝生の手入れを依頼していた・・・。
惨殺された幼い娘とその母親と「ズードゥー」とを結びつけるものとは一体??

第22話 潰れた手 No More Bets

▼事件ファイル

[犯罪現場]

ネオンサインの廃棄場でカツラとファットスーツで変装した男の射殺体が発見された。



[事件概要]

ネオンサインの廃棄場で男の射殺体が発見された。カツラとファットスーツで変装し、両手を潰され、ランパート・カジノのレシートを持っていた。そのレシートにはルーレットゲームで勝ったと思しき50万ドル近い金額が記されていたが、現金は所持していなかった。

捜査の結果、死体の身元はテディ・ケラーと判明。彼の靴の中からはワイヤレス・レシーバーらしき受信機が出てきた。どうやらカジノでイカサマを働いていたらしい・・・。
テディの住んでいた部屋に捜査に入ってみると、ルームメイトのデイビスも射殺されていた・・・。

彼らの部屋にはカジノのルーレットホイールをはじめ、ルーレットを研究し尽くした痕跡と、ありとあらゆる変装道具が揃っており、テディの持っていた受信機の対になる送信機も見つかった。送受信機を作った電子工学専攻の大学院生がもう一人の仲間だった。
捜査を進めていくとサム・ブローンというカジノの帝王が容疑者として上がるが・・・。

真相はさらに複雑で闇で操作している人間がいる模様。果たして真犯人は一体誰なのか??

第23話 キメラの遺伝子 Bloodlines

▼事件ファイル

[犯罪現場]

レイプ殺害されそうになったリンレイが保護された。



[事件概要]

レイプされ、さらに殺害されそうになったリンレイという女性が、必死で犯人の元から逃げ出してきたところを保護された。
彼女の供述を元に作成された犯人の似顔絵から、精神科医のトッド・クームスが容疑者として浮上する。警察署内の面通し室でリンレイは「トッドがレイプ犯だ」と断言した。

しかしDNAラボでのレイプ検査では、採取された精液のDNAはトッドのDNAの型とは不一致。ただし同じアレルが7つ存在したためトッドの近親者であることには間違いないのだが、トッドの兄弟たちいずれのDNAとも合致せずに捜査は難航してしまう・・・。

そんな状況の中、リンレイにさらなる悲劇が襲いかかる!!

ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮、空前のヒットを記録したドラマ第4シーズン
ハイテク捜査の果てに見えてくる人間の悲しさ、醜さ、美しさが深い感動を呼ぶ!

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
2000年10月に全米で第1回をO.Aするなり、いきなりTOPに躍り出た怪物ドラマだ。眠らない街ラスベガスを舞台に、1話の中にいくつもの事件を取り込み、それぞれを交錯させながらテンポ良く解決していく展開に、ミステリー好きはもとより多くの視聴者に支持されていることは全米での視聴率に裏づけされている。

第1話 ラスベガス狂気の夜 Viva Las Vegas

一晩に4つの事件が起き、CSIのメンバーはそれぞれの事件に分かれて捜査にあたる。ナイトクラブで男が射殺された。現場には別の男の絞殺死体が写った写真があり、身元を調べるとクラブの共同経営者ウィラードだった。店内でみつかった証拠からクラブで働くクリスタルが浮上。彼女は麻薬取引容疑で逮捕・保釈され、裁判を控えている身だった。

この事件で現場捜査官の適正テストがかかったグレッグがグリッソムとともに現場に向かう。

第2話 凶暴な躾け Down The Drain

ベガスには滅多にない大雨の夜、ホームレスの住処である雨水用の排水路で洪水が起こり、遺体が上がる。その遺体はカルバンというカジノの監視員で、洪水を利用してサーフィンに出ていたことがわかり・・・。

捜査後、排水路から上がろうとしたキャサリンとウォリックは、下水道の作業員に「人間の骨を見つけた」と呼び止められる。
被害者は白人の男子で背中を2度刺されていたが、骨の腐敗が激しく個人の確定が難しい。しかし、骨が出たマンホールの近くで火薬の違法使用をしている家が見つかり捜査を進めると・・・。

第3話 天使の生き血 Harvest

13歳のアリシアがコンビにの駐車場で誘拐された。通報したのは一緒にいた姉のエイプリルで、その目撃情報から近所に住む元性犯罪者マーロンが浮上する。だが、逮捕されたマーロンは犯行をまったく認めない。
その後アリシアの遺体が発見され、その死亡時刻が誘拐事件の発生前と判明したため、疑惑はエイプリルに向けられた。
さらにアリシアとエイプリルには急性白血病と腎不全を患う兄のダニエルがいることがわかるが・・・。

第4話 鏡よ鏡 Crow’s Feet

ホテルのスイートルームに宿泊していた68歳の女性ジュリーが死亡しているのが発見される。その症状から伝染病かと思われ一時厳戒態勢がしかれるが、死因は別とわかる。
彼女のからだには美容施術の後が残っており、治癒するまでホテルに身を隠していたと思われた。さらにその後、同じスパで美容施術を受けていたレニータが買い物中に急死する。

第5話 掟破り Swap Meet

夜中のラスベガスの住宅街、近所の人々が集まってパーティーをしていた。
パーティーに参加していたメンバーの女性が、噴水の中で溺死していた。
そのパーティーとは、近所の夫婦たちが『幸せな結婚生活を持続させるために!』という趣旨のもとにそれぞれ夫婦たちが集まって夫婦交換をする、という“スワッピングパーティー”だった・・・。

第6話 青の衝撃 What’s Eating Gilbert Grissom

西ラスベガス大学のキャンパス内では学生会が新入生を迎える儀式で盛り上がっていた。そのそばから大量のうじ虫が湧いているのを学生たちが見つけた。
警備員の知らせで駆けつけたグリッソムは、その場所から人間の歯を発見する。さらに調べを進めると、人骨の破片や爪が出てきた。
どうやら被害者は木材破砕機で切り刻まれているようだ・・・。

第7話 狼少女 Formalities

ラスベガス オリンピアホテル。その日はホテル内で高校の学園祭が催されていた。
ホテルの超高級スイートルームで、17歳の女子高生ニコール・ジェンセンが死亡。彼女はスイートルームに入って来るなり嘔吐して死亡したという。スイートルームを借りていたのは、このホテルのオーナー、チャーリー・マクリンの娘ジャネル・マクリン。彼女は学園祭もそこそこに、一部の仲間たちを誘ってスイートルームでドラッグパーティーをしていたのだ。そんな状況から、当初は麻薬中毒が原因の窒息死だろうと思われていた。
しかし、調べを進めていくと、誘拐されるジャネルの姿が監視カメラの映像に残されており、新たな事件が浮上する。

第8話 第三の性 Ch-Ch-Changes

★祝!CSI通算100話目!拡大版スペシャル★

交通量の少ない夜道で、オープンカーに乗った女性が、咽喉や下半身を刺された刺殺体で発見された。彼女の名はウェンディ・ガーナー、4カラットはあるダイヤの婚約指輪をしていた。
CSIラボでの検死の結果、彼女は女性ではなく‘元男性’であることが判明。性別適合手術を受けて女性へと生まれ変わり、ダンサーとして働いていた。
彼女の婚約者は普通の男性で、ウェンディが男性だった過去や性転換手術を受けていたことなどまったく知らなかった。
捜査を進めると、ウェンディがヤミで性転換手術を受けていたことが分かる。ウェンディを執刀した医師はモナという女性で、実は彼女もまた‘元男性’だった過去があった・・・。

第9話 CSIチーム解散 Mae Culpa

ラスベガス ストリップ地区の外れの駐車場で、銃で撃たれ死亡した身元不明の男性死体が発見された。

男は大腿部を銃で撃たれて死亡しており、その遺体のそばには‘マックテン’という銃が転がっていた。捜査の結果、その銃からはマシンガンに改造しようとした形跡が見つかる・・・。

第10話 子供たちの戦場 No Humans Involved

ラスベガス北部のDストリートで少年が射殺された。被害者の少年はタイソン・プラマー、16歳。
事件現場を鑑識していた最中にタイソンの兄レオが姿を現したのだが、そのレオまでもが銃で撃たれ死亡する。
その騒ぎの最中、捜査官グレッグがゴミ捨て場に幼い男子の死体があるのを発見する。その幼児の体はガリガリに痩せていて、皮だけになり骨格があらわになっていた。死因は飢餓による腎不全で、過去に虐待を受けていたことも判った。
捜査の結果、彼の名はデボン・マルトン、里子施設に預けられた男の子であることが判明する。

第11話 ホームズ最後の夜 Who Shot Sherlock?

事件は、ベイカーストリート221B、かの名探偵シャーロック・ホームズの家で起こった。
死んでいたのは家主で、ホームズに成りきり、ホームズの家そっくりの部屋を完璧に再現していたデニスだった。そして、CSIの前にワトソン、モリアーティ、ミス・アドラーが現れる。彼らはデニスと共に毎週集まり、ホームズの事件を研究するクラブを作っていた。グリッソムの最終試験として事件を担当したグレッグは、デニスの死因を自殺だと判断する。

第12話 裏切り者に蛇の祈りを Snakes

心を取られ・・・命を奪った・・・裏切り者に・・・ヘビを食わせた。

実際に起こった事件を歌にするナルコ・コリードと呼ばれるメキシコ・シナロア州独特の音楽、その音楽が演奏されるクラブの常連客の頭部がヒスパニック街の新聞自販機の中から見つかった。その女性の頭部は、この歌を忠実に再現していた。
無残な姿になってしまった彼女の口からヘビがでてきたのだ。

第13話 人形の牢獄 Nesting Dolls

建設現場から女性のミイラ化した遺体が発見される。遺体はタールで覆われており、その下からもう一体の女性の遺体がでてきた。
上の被害者はあごを骨折したらしく矯正具をはめており、頭部を強打の末に死亡していたことがわかる。虐待を疑うサラはERを回り、復元された顔と一致するカルテを見つけた。
被害者の夫アンドリューは若いアジア人の女性と再婚しており、被害者と再婚相手両方とも結婚を斡旋している美容院で知り合っていた。アンドリューは虐待を否定するが、彼ら夫婦の家はまるで牢獄のようだった。

第14話 もの言わぬ反撃者 Unbearable

山中でハンターと熊の死体が発見された。ハンターは熊に襲われて死亡、熊は種類の違う銃弾を二発被弾していた。一発はハンターのライフルから発射されたもので、もう一発は357マグナム。
熊は銃殺された後に腹を裂かれ、胆嚢が摘出されていた。しかし、ハンターの遺留品にはマグナムもナイフもなく、現場近くの枝に犯人が引っ掛けたと思われるズボンの切れ端が見つかった。

第15話 王様の秘密 King Baby

豪邸の玄関前で、カジノ王のブルースが下着姿で死んでいた。顔面の損傷により二階からの転落死と見られたが、顔面から落ちたにも拘らずブルースは仰向けだった。第一発見者であるブルースの妻ダナは、実はブルースは全裸で倒れていたので下着をはかせたと証言する。

しかし、ブルースを動かさなければ彼は助かったかもしれなかった。そして捜査線上に同じくカジノ経営者のマグリーが浮上する。
この事件には、数々の謎が隠されていた。家の中にあった第三者の指紋、被害者に付着していた便、胃の中を満たすミルク・・・。他人の弱みを握ることで勝ち抜いてきたブルースは、実はもっとも秘密の多い男だった。

第16話 潰された誇り Big Middle

レインボーキャッスルで男性の腐乱死体が発見された。ショットガンで至近距離から胸と顔を撃たれており、特に顔には大きな穴が開いていた。被害者が持っていたスポーツ賭博のチケット、はめていた指輪から身元を割り出す。
被害者、ケルヴィン・ラッセルはスポーツ賭博のライン(点差の予想)を設定する会社で働いていた。そして、彼のボス、ミッチとの確執が明らかになる・・・。

第17話 制御不能 Compulsion

ホテルの客室でフライト・アテンダントのマーサが刺殺された。乱暴にレイプされた後、体を数箇所刺され失血死していた。しかしベッドカバーは乱れておらず、指紋は一つもでない。犯人は彼女を暴行、殺害した後、部屋を掃除し殺菌までしていた。そしてこの手口が5年前に市内のホテルで起こった事件と酷似していることが判明する。

第18話 生かされて Spark of Life

サザンハイランドの丘で星の観測に来ていた男が、突然押し寄せた炎に巻き込まれ焼死した。また、現場からもう一人別の女性が発見される。彼女は全身の80%に重度の火傷を負ったが奇跡的に一命を取り留めた。

火災現場には焦げたライターとウォッカのボトルが落ちていた。ボトルに付いた指紋からトラック運転手のブロムリーが浮かび上がる。そして女性の持ち物から身元がタラ・マシューズと判明し、夫の二―ルが病院に駆けつけた。

第19話 冷たい街 4×4

タコスの店を出たフィエロに、逆走してきたハマーが激突した。フィエロの運転手は助かったがハマーの運転手は逃走、乗っていたハマーは盗難車と判明した。持ち主のショー夫妻がその車を所有していたのは約20分の間で、モーターショーで当たったと証言する。

第20話 汚れたエリー Hollywood Brass

ロスで暮らすブラス警部の娘エリーは、友人のダコタと共にハリウッドで娼婦をしていた。ブラスとエリーには深い溝があったが、ダコタが客のBMWに乗った後から連絡が取れなくなり、ブラスに助けを求める。

元同僚のアニーを頼り、ダコタの行方を捜すブラス。見つかったBMWには「BHGC」という文字の入ったカードが、トランクには血痕と弾痕が残されていた。捜査と同時に親子の絆を取り戻そうとするブラスだが、麻薬中毒となり荒れた暮らしを続けるエリーとの溝は深まるばかりだった。そんな中、BMWの持ち主の身元が判明する。彼はロスの検事補で、ダコタを乗せたことを認めるが、カージャックに襲われ車を奪われたと言う。また、ダコタの恋人の部屋で大量の麻薬が作られていたことが分かった。

第21話 禁断の味 Committed

犯罪者専用の精神病院で患者のロビーが殺された。頭を床に叩きつけられ大量の飛まつ血痕が病室に残っていた。死体の側には血まみれになった精神病患者のケニーがいたが、着衣に飛まつがなく、病室は夜間施錠されないことから、病棟の患者全員が容疑者となる。CSIは患者を一人ずつ事情聴取するが、有力な情報は得られない。解剖で死因は頭部の損傷ではなく窒息死と判明、また死体のあった病室で精液が発見され、一人の患者が浮かび上がる・・・。

第22話 主任失格 Weeping Willows

ハイボールという名前のバーで、キャサリンは官選弁護人のアダムと親しくなった。アダムはキャサリンに電話番号の書かれたブックマッチを手渡すが、彼がしつこく迫るのでキャサリンは彼を拒否した。
その数時間後、若い女性アリスの射殺体が発見され、彼女の車がハイボールの駐車場で見つかる。まず容疑者に浮かび上がったのはアリスの元彼氏ジェフだった。ジェフは彼女をストーキングしており、裁判所から彼女への接近禁止命令を受けていた。しかし、事件当時のアリバイにより嫌疑は晴れる。
次に浮上したのがアダムだった。アダムは、アリスにもブックマッチを渡していたのだ。アダムの供述によりキャサリンは窮地に立たされる。

そして、次の犠牲者が出た・・・。

第23話 死体たちの運命 Iced

学生寮の一室から、トリップとポーラの裸の死体が発見された。遺体に外傷はなく、肌がピンク色に染まっていたため一酸化炭素中毒と思われたが検出されなかった。
発見時、遺体のあった部屋は鍵がかかっており、そのドアをナイフでこじ開けたのは隣の部屋に住むザックだった。ザックはトリップと付き合いはあったものの、トリップの自分勝手な暮らしぶりに迷惑していた。そして、血液検査から意外な可能性が発見された・・・。

第24話 CSI“12時間”の死闘 [前編] Grave Danger (1)

内臓が遺棄されているとの通報で現場に向かったCSIのメンバーが何者かに拉致された。

その後の捜査で内臓は犬の腸と判明、通報は拉致するための罠だったのだ。現場には大型車が停まっていた形跡があったが、犯人の行方を特定することができない。犯人が置いたと思われるコーヒーカップや過去のファイルから捜査するが、手がかりはない。
そして、途方に暮れるCSIにカセットテープとUSBドライブが届いた。USBを接続すると、「12時間で100万ドル用意しろ」というメッセージが現れ、棺桶のような物に入れられどこかに埋められている捜査官の生中継映像が流れた。
怒りに震えるCSIだったが、彼等にできることは100万ドルを用意することしかなく・・・。

第25話 CSI“12時間”の死闘 [後編] Grave Danger (2)

第24話 CSI“12時間”の死闘[前編]:Grave Danger(1)より続く



透明な棺桶のような箱に入れられ生き埋めにされている捜査官の捜索が続けられるが、証拠が非常に少なく、捜査は難航していた。
しかし、犯人のアジトを見つけたCSIは、そこであの箱と同じ構造の箱を発見する。そこから分析した結果、生き埋めにされた捜査官の命はあと90分しか持たないことがわかる。一刻を争う事態の中、捜査官が入れられた箱には割れ目から大量のアリが入り込み、状況はさらに悪化していく。

ジェリー・ブラッカイマーと『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノが強力タッグ
究極のサスペンス、ついに100話達成&エミー賞ノミネート!

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
シーズン5の最終回の2話では、なんとあの鬼才クエンティン・タランティーノが監督し、エミー賞にもノミネートされた。
過去シーズンと比較しても、事件はますます凶悪化して、凄惨な結末をたどるものもある。そんな中、グリッソムに強力なライバル出現。昼のシフトの主任で野心家のエクリーだ。局長補佐に出世したエクリーは真面目なグリッソムを弱体化せんと、彼のチームを異なるシフトに二分しようとたくらむ。また、新たにやってきた女性捜査官ソフィアは敵なのか、スパイなのか?

第1話 CSIチームの再開 Bodies in Motion

ラスベガス市警のグリッソムとキャサリンは再び夜間シフトに所属し、共同で主任をつとめることになり、かつての捜査班が再結成される。

そんな中、トレーラーハウスが爆発炎上し、ベッドで眠っていた男女の死亡事件が発生。

更に、ベガス1の繁華街、インダストリアル通りで女性の撲殺死体が発見される。

先のトレーラーハウス事件捜査中、放置されたグランダムが見つかり、そのトランクに男女の腐乱死体が積まれているのが発見されるという、3つの凶悪事件が発生する。

第2話 夢の途中 Room Service

パームス・ホテルのスイートルームで人気俳優のジュリアン・ハーパーがベッドで死んでいるのを、幼なじみで付き人のブリンキーが発見した。死因は窒息死。絞殺痕は見当たらず、アゴの下に繊維片が付着していた。

第3話 天国への階段 Bite Me

レイという男が自宅へ救急車を呼んだ。救急隊員が駆けつけると妻のベッキーが裏階段の下で死亡しており、大量に出血していた。レイの供述内容は、「夫婦でプールサイドで酒を飲んでいた時に先妻との娘スーザンから電話がかかってきてベッキーは長話をするために家の中に入った。レイは一、二杯酒を飲んで寝てしまい、家の中に入って初めて妻を発見し通報した」と言うものだ。その夜スーザンは、徒歩圏内にあるベッキーの父親の家に泊まっていた。状況からは事故死か他殺か判断できず、捜査を開始する。

第4話 奇跡の星 Shooting Stars

砂漠に隣接したベガス郊外の家で、夜中大きな物音がした。家の主人が銃を持ってキッチンに行くと、汚い男が冷蔵庫を漁っていた。そして庭には浮浪者のような仲間が大勢いたが、一斉に逃げたあとに残されていたのは男の遺体だった。盗まれたのは食料だけで、捨てられた男は何ヶ所も骨折していた。犯人達は遺体を捨てに来たのだ。家に隣接する砂漠を探索すると、焼けた車が停まっており、火炎瓶で火をつけられたと分かる。

第5話 生きる定め Gum Drops

ネバダ州リンカーンピオシェ。この平和な町で一家4人が忽然と消えた。家の中には血だまりが三つあり、DNA鑑定で父親ジュード、母親ニーナ、そして高校生のジェレミーの血液と判明。10歳の長女キャシーの血痕はない。家族以外の三組の足跡もあった。鑑識中に地下室でマリファナが栽培されていることも分かり、指紋などからジェレミーの同級生マークが浮上する。

第6話 神の子 Secrets & Flies

シングルマザーのクリスティーナが赤ん坊を残し拳銃で頭を撃って死亡。遺書めいた物も残されており自殺かと思われたが、血痕が手になかったので殺人事件として捜査開始。すると彼女は処女でありながら妊娠したことが判明。聖母マリアのような奇跡だった。彼女の遺書には、赤ん坊の後見人に指名された夫婦の名前が記載されており、その妻・ケンリーに疑惑の目が向けられたが…。

第7話 銃弾のカオス 前編 A Bullet Run'sthrough It(Part.1)

カーチェイスの応援要請無線を聞き現場に駆けつけたブラスとソフィア。犯人は4人。激しい銃撃戦の末、2人射殺、1人怪我、残り1人が逃走。新米警官ベルは殉職した。逃げた犯人を捜索する警察。しかし近隣住民は彼らに批判的だった。

CSIの捜査で、逃走犯はファウストという犯歴者と判明。居所を掴み逮捕したが、そのとたん彼も何者かに射殺されてしまう…。

第8話 銃弾のカオス 後編 A Bullet Run'sthrough It(Part.2)

ファウストはモーテルの向かいのビルの7階から撃たれたことがわかった。死んだ犯人4名は麻薬密売の前科があり、メキシカン・マフィアとつながりがあったことも判明。事件の真相を知っているらしい男女2人を逮捕することができたが、2人は組織の報復を恐れて何も喋らない。捜査は行き詰まってしまう。一方、殉職した新米警官ベルは犯人に胸を撃たれたが、致命傷は首の貫通射創だった。現場検証の結果、それはなんと味方から放たれた銃弾だった。

第9話 サバイバルライフ Dog Eat Dog

レストラン裏のゴミ箱の中で肥満した男の遺体が発見。死因は食べ過ぎから胃が極度に膨張したことによる窒息。胃の中からはあらゆる食べ物の他、ホットドッグ20個が発見される。そのソーセージは前日のホットドッグ大食い大会で使用されたものだった。彼は満腹感を感じられない遺伝子の病気で24時間監視状態にあったのだが、何故大食い大会に参加していたのだろうか。

第10話 王女メディアの息子 Still Life

「メサバレー公園で息子が姿を消した」と母親のカレンから通報があった。ブランコに乗っていた息子のジェシーが、ほんの一瞬目を離した隙にいなくなったという。ジェシーは6歳だが、カレンが持っていたのは何故か2歳の時の写真だった。

目撃情報から、ジェシーを連れて行ったのは青い野球帽を被った男だと判明、ブラスは彼を逮捕しに行く。カレンは早速ジェシーを引き取りに署へ来るが、ジェシーの様子は、何かおかしかった。

第11話 誰も知らない存在 Werewolves

警察署に殺人事件を通報する匿名の電話が入る。警察が駆け付けると、独り暮らしの家主ヘイデンが胸を撃たれて死んでいた。ヘイデンは遺伝子異常による全身多毛症で、狼男のように全身におびただしく体毛が生えており、銀の銃弾には狼を殺す力があるという伝説になぞらえたのか凶器は銀製の銃弾だった。
ところで、匿名の電話は女性で、ヘイデンの双子の妹アリソンだと判明。ヘイデンの家を調べるとなんと隠し部屋が…。

第12話 哀しいライバル Daddy's Little Girl

アーレンという男性が刺殺された。場所は同棲中の恋人ビアンカの自宅ガレージ。発見者はチェルシーという女性。現場に積まれていたソーダ缶の一つに弾痕があり、中には弾が。捜査の結果、ビアンカが以前同棲していたジャスティンという男性も何者かに脚を撃たれ、ビアンカと別れろと脅されたという。ジャスティンの脚から摘出した弾丸はソーダ缶のものと一致、同一犯の可能性が高まった。

第13話 ラストショー Kiss Kiss, Bye-bye

60年代にショーガールとして活躍、ベガスの創設者の一人トニー・コンスタンティンの恋人としても有名なロイス・オニールの誕生パーティーで、ウェイターのデュークが射殺された。現場はロイスの衣装部屋。ロイスは金庫室に閉じ込められていた。今回のパーティーは、ロイスが書いた暴露本のお披露目も兼ねており、その本からCSIは65年のパンナム強奪事件の犯人がトニーだったことを知る。今回の容疑者の中にはキャサリンの父サムも含まれていた。キャサリンは、母親のリリーがサムと数週間前から会っていたことを知りショックを受ける。

第14話 しくじった男 Killer

クレイトン・ナッシュのアパートを訪れたカールはサイレンサー付きの銃でナッシュを射殺し車で逃走する。完全犯罪のはずだったが、途中でアリー・サリヴァンが運転する車に追突される。自分の非を認め警察に通報すると言うアリーを何とか説得し、その場を去ろうとするカール。だが、アリーが携帯電話を取り出したのに気づき、首をひねり折って殺してしまう。そして警官が到着した時には追突されたはずのカールの車はなかった…。

第15話 怒りの鞭 Pirats Of The Third Reich

砂漠で女性の遺体が発見された。髪を剃り、ガリガリに痩せ、腕には19という数字の焼き印。まるでナチの強制収容所にいたかのようだった。彼女はレディー・ヘザーの娘、ゾーイだと判明。ゾーイとの連絡が途絶えていたヘザーは、娘がベガスに戻っていたことも知らなかったという。
検死の結果、ゾーイの右目に他人の眼球が入っていたことが判明。その眼球はランダースという性犯罪者のもので、彼とゾーイはベッツ製薬の実験に参加していた。その実験の担当者が容疑者として浮上する。

第16話 壁の鼓動 Up In Smoke

マーティン・シドリーの自宅の煙突から男性の焼死体が発見。サラとニックが事件を担当するが、キャサリンとウォリックも合流。彼らは別の事件―1年前に起こったキャロライン・フィッツギボンズという未成年者の失踪事件を追っていた。キャロラインの父親は、彼女がシドリーと関係を持っており、シドリーの家に向かったのを最後に姿を消したと証言。キャサリンたちはシドリーの家を捜索しようとするが令状が取れず、シドリーにも拒否されたため捜査は行き詰っていた。が、今回シドリーの家が事件現場となったことで、堂々と捜査できると考え証拠を探す。

第17話 ウォッチャー I Like To Watch

自室でレイプされた女性。彼女の記憶は曖昧で、足の指を触られたことしか覚えていない。その足にはペディキュアが塗られていた。現場の証拠から、犯人は消防士の防火服を着ていたことが判明。その日の午後7時頃スモーク爆弾によるボヤがあったことから、犯人はスモーク爆弾を焚いて煙を出し、避難を促す消防士の振りをして被害者にドアを開けさせたと思われた。

第18話 IQ 177 The Unusual Suspect

女子高生ステイシーの遺体が高校のアメフト・フィールド側の花壇で発見された。逮捕・起訴されたのは、同じ高校に通うマーロン。その4ヵ月後の公判で、マーロンの妹ハンナが、真犯人は自分だと名乗り出て、犯行時に着ていたという血痕付きのシャツを見せた。ハンナは12歳だがマーロンと同じ高校三年生。六学年も飛び級した天才だった。

第19話 迷宮の扉 Spellbound

霊媒師セドナの店に、アンナとローリの姉妹が訪れる。2人に危険が近づいているというセドナ。その通り、店の前でアンナは赤い車に轢かれそうになり車のボンネットを叩いた。その後、店に忘れ物を取りに戻った2人は死体となったセドナを発見。
そんな中、引退したパッキーことパトリック・ジェイムソン元刑事がブラスを訪ねてくる。彼は元同僚のウォレスが犯人だと疑われたクレア・ウォレスの失踪事件をずっと調べていた。

第20話 クレイジーストリート Poppin Tags

コンベンションセンター通りで、少年2名と少女1名が射殺された。捜査の結果、ポスターを貼っていたところを車から狙撃されたと判明。そのポスターは、ドルというラッパーのものだった。ラッパーのポスター貼り等をする若者たちを「ストリート・チーム」といい、被害者三人はハイデフというラッパーのストリート・チームに入っていた。ラッパー同士はほとんどが対立関係にあるので、三人を殺した犯人はドルの関係者と思われた。

第21話 悪魔のブライズメイド Rashomama

アダムとジルの幸せな結婚式。オープンカーに乗った2人がゲスト達に祝福を受けていたが、アダムの母親ダイアンの死体がオープンカーの後ろにつながれていた。ニックとサラ、グレッグは結婚式会場から証拠を採取したその足で食事を済ますが、駐車場から証拠を詰め込んだニックの車が盗まれてしまう。証拠を取り直そうにも現場となった式場は既に開放してしまっていた。3人は内務調査の尋問を受けることに…。

第22話 ラスベガスドリーム Time Of Your Death

ホテルの搬入口でジェフという男が殺されていた。彼はカリフォルニアからの観光客で、宿泊していた部屋にはブロンド女性と楽しんだ形跡があった。ホテルの防犯カメラの映像と捜査の結果、ジェフの一日の行動が浮かび上がってきた。不明な点は、ホテルの部屋でブロンド女性と過ごした後、なぜか一人でエレベーターで一階へおりてカジノへ行ったこと。その後、彼は死体で発見されたのだ。

第23話 ブラス警部の運命 Bang-Bang

ジャニス・カトラーが自宅で射殺される。9ミリ弾を口の中に一発撃ち込まれていた。夫ウィリーは行方不明。寝室に残された痕跡から、近所に住む学生ティモシーがいたことが発覚。ジャニスとの浮気現場をウィリーに押さえられ、ティモシーは叩き出されたと言う。ウィリーが勤める旅行会社「カウボーイ・ダン」に行くと、社長のダンと社員のロジャーが射殺されていた。使われた銃はジャニスを撃ったのと同じだった…。

第24話 サヨナラはまだ… Way To Go

線路で男性の首なし死体が発見された。ブーツは履いているが下着姿だ。下着を脱がすとその腰は異常なほどくびれていた。その頭部は線路下の川から発見され、側にあったドラム缶で衣服が焼かれていた。一方、撃たれたブラスは病院へ運ばれて弾丸の摘出手術を受ける。娘のエリーもグリッソムから連絡を受けて一応駆けつけるが…。

全米No.1メガヒット!最高のクオリティを追求したエキサイティング・リアリティドラマ

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
シーズン6では、ウォリックの電撃結婚(第1話)や、グリッソムの過去が明らかに…?!また師弟関係だったサラとの関係に大きな進展など、難事件を解き明かす傍らキャストのプライベートな一面が描かれていて興味が尽きない。
2006~2007年度アメリカドラマシリーズランキングでは、日本でも人気の『LOST』『HEROES』『デスパレートな妻たち』を抑えて全米No.1視聴率の座を獲得した。

第1話 奈落の底へ(前編) Built to Kill ,Part1

華やかなショーの奈落でおきた出来事とは?パーティーの死体は自殺か事件か!?

シルク・ドゥ・ソレイユのショー「カー」の舞台裏で死体が見つかった。しかし、本当の発見現場はステージの奈落だった。監視カメラの時間などから、女性は男と一緒に舞台裏へまわり、バックを落したことがわかる。見つけたバッグにはショーのチケットの半券がたくさんあり、相当なファンであったことがわかった。一緒にいた男を探し出して話を聞いたところ、彼女の死は事故だと証明された。
同じ頃、サム・ブラウンのパーティーでも死体が発見された。銃口を口に入れ、頭を打ち抜いているが手には銃が握られたままである。普通なら落ちるはずなのだが・・・死者の名はロバート。ビジネスパートナーのジョーとともにサムのホテル開発に出資しており、ロバートの死で権利はジョーのものとなるため容疑がかかるが証拠はない。調べていくと自殺だったことが証明された。ロバートは筋肉の病気のせいで銃が手から落ちなかったのだ。解決はしたものの動機は不明のまま・・・私物を受け取ったジョーは、ロバートの指輪を左の薬指に重ねてはめた。二人は公私ともにパートナーだったのだ・・・

その後、キャサリンとニックはプライベートでクラブに繰り出した。しかしそこでキャサリンは何者かに薬を盛られ、眼がさめるとモーテルのベッドの上だった。自分で証拠を採取するキャサリン。そして同じ頃、元ロックスターがキッチンで殺されていた。奇妙なことに、事件現場とまったく同じ模型とともに・・・

第2話 奈落の底へ(後編) Built to Kill ,Part2

キャサリンに起こった出来事とは!?そして箱庭と同じ状況の殺人現場は・・・

モーテルで目覚めたキャサリンは、自分で現場の状況証拠を押さえ始めた。一体何があったのか・・・
一方、箱庭とまったく同じ状況で死んでいたかつてのロックスター・イジーの死体は、血だまりまでまったく同じ状態だった。
家族を取調べるが、前妻の息子、前妻、現在の妻、ベビーシッターなどそれぞれに動機がある。
イジーはホテルのショーでの契約を控えており、その権利の行き先で莫大な遺産が手に入るのだ。

捜査にあたっていたサラはキャサリンに呼び出され、キャサリンの身に起こった話を聞く。
幸い何事もなかったと分かるが、キャサリンはリンゼイを迎えにいった帰り、車をぶつけられリンゼイがさらわれてしまう。
送りつけられた写真から手がかりを得、調べていくと意外な人物が浮かび上がる・・・
事件のきっかけとなったサムの事業について問いただしに行くと、目の前でサムが撃たれ、犯人もその場で撃ち殺された!

そしてイジーの殺害犯人はわからないまま、模型にはまだ謎が隠されていた・・・

第3話 霊安室の声 Toe tags

ここは霊安室。運び込まれた死体にはいったいどんな訳があったのか・・・

1人目:ドナはカジノの上客のボディーガードをしていた。風水に凝っていた客は負けがこんできた時に気脈を変えようといつもと違う行動をとり、くつろいでいたドナは・・・
2人目:レベッカはレッドロック・キャニオンから落ちて死んだ。夫は写真好きで、一緒に出かけた際、過って落ちたというが・・・落下した携帯に残っているものとは?
3人目:イラクに二度派遣された海兵隊員のジャック。やっと帰ってきて、妻と派遣中に生まれた娘と幸せな日々を送っていたが・・・
4組目:ガレージで映画さながらの凄惨な死体が2体。チェーンソーを使っていたのは?

CSI:の見学に来た学生たちに各ケースについて説明するグリッソム。
いつもと違ったオムニバステイストで楽しませてくれる!

第4話 害虫の群れ Fannysmackin

背徳の街・ラスベガスにたかる害虫とは・・・

ホテルの従業員が夜、めちゃくちゃに殴られ死亡した。時を移さず、夜道を歩いていた観光客も襲われた。
その手口から同一犯の犯行とわかり、通話記録などから手がかりを得て少女を取り調べる。
彼らは集団で観光客らを痛めつける「ウェストポーチ狩り」を楽しんでいたのだ!
彼らが酒店を襲ったというのでグレッグが現場へ向かうが、途中で彼らが観光客を襲っている現場に行き会い救援を求め被害者を助けようとするが、グレッグも暴行を受けてしまう・・・

その後、携帯から一味を呼び出し一網打尽にするが、彼らは特に非行少年というわけでもない、ただの未成年だった。
彼らのモラルとは一体・・・??

第5話 磔の女神 Double-Cross

キリスト像の上に磔にされた死体…彼女への想いが引き起こした事件とは!?

聖ユダ協会から十字架に磔にされたクラブ歌手・シャーロットの死体が発見された。教会のフランク神父は心当たりがないというが、シャーロットが乗っていた車から人間関係が明らかになっていく。
キャサリン達がシャーロットの家を調べると、そこには高校生時代のシャーロット、フランク神父、そして車のディーラーのコーディが写った写真があった。3人は三角関係にあったのだが、フランクは聖職に就き、シャーロットはコーディと関係を持っていたがフランクを諦めきれず、フランクも職を辞す覚悟でいた。それを知ったコーディは…

第6話 虚ろな心 Burn Out

行方不明の少年二人…家族、そして犯罪者の心理とは…

ジェイソンとルーカスという二人に少年が行方不明になった。同じ頃、少年性犯罪で仮釈放中のカールが放火の被害に遭い、関連を疑われる。
少年たちの家族の状況、カールへの近所の目などから捜査を進めていくが、ジェイソンの祖父の「躾」という暴行以外にこれといった確証がない…グリッソムはカールに小児性愛者の性癖などを聞くという名目で足止めをし、あたかも更正したような説明を受ける。その間にCSIメンバーは集めた証拠からルーカスの死体を発見し、その状況から死に至るまでの過程を探り当てる。ジェイソンは逃げ延び無事保護されるものの、家族は崩壊してしまう。
そんなやるせなさに、グリッソムの胸に去来するものは…

第7話 宣戦布告 Post Mortem

再び届いた殺人現場の再現模型!犯人の目的とは一体…!?

かつてカクテルウェイトレスをしていた老女・ペニーが自宅で殺害された。解剖すると、彼女は肺ガンで永くはなかったことがわかる。その処方されたはずの薬がないことから、隣人の麻薬売人、元麻薬中毒でペニーの家に居候していた甥が疑われ、取り調べを受ける。
そんな中、向かいの住人が撮っていた防犯カメラに、またしても殺人現場を再現した模型を届けた男の後姿が!模型は修復された跡があり、犯人の意図した死に方でなかったことがわかる。
一方、グレッグが暴行を受けた集団の一人・デミトリアスの死因審問が始まり、CSIメンバーは正当性を得る証言をするが、遺族から民事訴訟を起こされてしまう…

第8話 シンクロニシティー Happenstance

お互い知らなかった一卵性双生児。彼女達は何故同じ時に死んだのか!?

一家の良き妻・母であるアマンダと有名誌の若き女性編集長・ジルが同じ夜に死亡した。アマンダはクリーニング店の前で、ジルはアパートで自殺と思われる状況で…
捜査をしていくと、実は二人は一卵性の双子だったことがわかるがお互いのことを知ってはいない模様。かつて母親が精神を病み、手放していたのだった。現在、母親の手元には再婚相手との娘・ティファニーがおり、彼女はジルからの手紙に勝手に返事を出したり、近所に出かけていくなど接近していたことがわかる。またジルは鬱症で治療をしており、遺書も適正かと思われたが…
検視の結果は殺人で、ジルのジャーナリストとしてのプライド、そして双子なだけに知らずに同じ習慣を身につけていたジルとアマンダに降り注いだ不幸とは…

第9話 レジェンド・オブ・ベガス Living Legend

ラスベガスの伝説の男!生死の謎と関係者の死の理由とは?

70年代にベガスを支配していたマフィアのボス、ミッキー・ダン。行方不明になり30年たつがいまだに生存説が根強かった。しかしある日、湖でミッキーの車が発見された。
その日の夜から、市内で殺人事件が相次ぐ。証拠は充分。共通するのは古い写真。それはミッキーと彼のホテルの従業員たち4人で、殺された二人には×印がついていた。まだ×のついていないジョニーは、かつてミッキーがベガスを出るときに4人で殺して金を奪おうとしたことを告白する。残った二人も殺されたが、犯人に共通点が見当たらない・・・が、犯人の名前は皆ホラー映画を題材にしていたのだ。犯人は一人。湖の車の死体は別人で、ミッキーは生きていたのだ。
ミッキーは逮捕され変装道具も押収された。部下に襲われた当時の弾が体内に残り余命わずかだと告知され、最期の復讐に出てきたのだ。かつて全盛期のミッキーと若かりしキャサリンにはわずかな邂逅があったが、サムに助けられていた。そしてミッキーの命は・・・

第10話 殺人模型アーニー・デル Loco Motives

殺人模型の犯人が!?一方悲惨な人生を歩んだ男の結末は・・・

とある建設現場で、女性の死体とその横で生コンクリートに埋まり固まった男が見つかった。死体を沈めようとして過って自分が落ちたか・・・笑いころげるキャサリン。男は何も話そうとしない。近所の安アパートでは老女の自殺偽装死体が見つかり、何も話さない男との関連が浮かび上がる。一切語らない男・・・しかし証拠を集めると全てがつながった。殺意はなかったがあまりにツキのない人生・・・キャサリンの笑いが止まらない。
一方、マンリー・チキン工場で男の死体が発見された。そこにはまたも現場を完璧に再現した模型が置かれていた。被害者には第1の模型殺人の被害者と因縁があった。ついに関連が?被害者について話す工場の従業員、アーニー・デル。第2の事件のビデオの解析から模型愛好家グループが浮かび、アーニーがメンバーだとわかる。そしてアーニーは「殺人を告白する」と話し始めるが具体的には何も語らぬまま、銃で自殺をした・・・

第11話 グリッソムの旅立ち Leaving Las Vegas

3年前の事件の真相は?そしてグリッソムの行く末は・・・

3年前の事件の公判で証言するキャサリン。しかし、証拠として提出していたナイフは容疑者のジェイがずっと家で使用していたもので、殺人の証拠にはならないと無罪になってしまう。
ジェイの有罪を確信しているキャサリンは、別の事件でジェイを起訴すべく類似の事件を探し始めた。小さな町で起こった事件で、犯人は既に自白し終身刑となっていたが、キャサリンは手口などからジェイの犯行を疑う。犯人とされる男と面会し話を聞くと保安官の自白強要だとわかった。犯行の行われた家はジェイの家のつくりとよく似ている・・・アメフトの怪我が元で記憶障害が起こっているジェイ・・・そして事件の唯一の生き残りの少年の証言から得られた新たな証拠が示す犯人とは・・・
そんな中、グリッソムはサバティカル休暇でチームを離れ、ラボにはまたしても模型が届けれられた。その意味とは!?

第12話 甘い死体 Sweet Jane

若い女性の全裸死体。犯人の特徴とは!?

17歳の少女の全裸死体が発見された。ボルティモアから着任したケプラーと共に捜査にあたるキャサリンたち。遺体の状態から殺人が目的ではなく弄ぶことだと判断され、過去に類似の未解決事件が3件あった。およそ10年ごとに起きた事件の被害者は不明のまま”ジェーン・ドー”として埋葬されていた。当時の捜査関係者から話を聞き、保管物を再捜査していくと使用した薬品から犯人は歯科医ではないかと思われる。被害者のかかっていたデイヴ医師にたどり着き、遺体の証拠と照合する。しかし当時を『甘美な想い出』と陶酔し”ジェーン・ドー”の身元については何も語ることはなかった。
家族の元に返れない”ジェーン・ドー”たち。キャサリンたちは我が家を想う・・・

第13話 Redrum

敵を欺くには味方から?捜査のために張った罠とは・・・

麻薬撲滅を訴えるザメスカ議員が人里離れた所で射殺された。犯人は麻薬売人の大物・サイモンだと判明したがサイモンは身を潜めてしまう。逮捕を催促されているキャサリンとブラスは、ケプラーの言う「逆行捜査」に乗ることにした。逆行捜査とは、同様の事件を仕立て上げ犯人が捕まったと真犯人に油断させ、姿を現したところを逮捕するというものだ。しかし、リークを防ぐためチームにも真相を伝えることはない・・・様子がおかしいと内部調査を疑うラボの面々。
サイモンが姿を現し逮捕されたものの、検事に話しが通っていなかったため虚実判断不能と不起訴になってしまう。結局はニックたちが押さえた別の事件の証拠から正攻法で起訴に成功したが、チームにはひびが入ってしまった・・・

第14話 傘の骨 Meet Market

臓器売買のからくり!?一方のセレブ妻の殺害理由とは・・・

工場の火災跡地から黒コゲの焼死体が発見された。身元が判明したものの、指紋は一週間前に死んだ男・ロジャーのものだった。そしてその体からは骨をはじめ様々な組織が抜き取られ、その後にはパイプや傘などが入れられていた。ロジャーの墓はもぬけのカラ、内縁の妻をたずねると死んだと思われていた男と一緒で、人生をやりなおそうと仕組んだことだった。しかし骨の件は知らず、既に継ぎはぎだらけだったという。移植組織バンクと葬儀会社がグルになって、病死の死亡診断所を書き換え健康体として移植用にまわしていたのだ。そしてその組織を移植された人たちは程なく死にいたっていた・・・
一方、サラたちは住宅メーカーの社長夫人の殺害現場へ出向く。ホストクラブに出入りしていたことがわかり、そのホストから話を聞きだしてみると、意外な関係が判明した。その関係とは・・・

第15話 最後の仕事 Law of Gravity

ケプラーの過去が明らかに!  殺人事件に絡む真実とは!?

ケプラーは悪夢にうなされ目覚める。自分が麻薬の売人を射殺し、16才で自殺した恋人のエイミーも出てくる夢だった。

ホテルの部屋で左手を切断された売春婦と男の射殺死体が見つかり、ケプラーとニックは現場を調べる。所持品から被害者の男はトレントン市警の刑事デニス・グレイヴズと判明。通報者はエイミーの父親で元刑事のフランク・マッカティーだった。2人はなぜラスベガスにいたのか? ケプラーは被害者とフランクを知っていたが、そんな素振りは見せずに捜査を担当する。
ホテルの防犯カメラの映像から、フランクに疑いを持ったチームはホテルの部屋に彼を訪ねるが、既に去った後らしく部屋には銃だけが残されていた。チームはその銃を回収し、指紋を検出するが、適合したのはフランクのではなくケプラーの指紋だった… その事実の先にある真実とは!?

第16話 予告された殺人模型 Monster in The Box

アーニー・デルは死んだはず!グリッソムに届けられた模型が示すのは・・・

休暇中にグリッソムに殺人現場模型が届けられていた。中の新聞から、事件がおこるのはこれから・・・しかし、アーニー・デルが自白・自殺したことで模型殺人は終わったのではなかったのか?アーニーは誰かを庇っていたのか・・・ホームビデオから息子がいたことがわかる。ウォリックたちは模型の現場をつきとめ、住人である元・精神科医バーバラと訪ねてきた弟のペイトンを保護する。予告新聞の当日、身代わりの警官を置き犯人が現れるのを待つが、姿を現さないまま警官は一酸化炭素中毒で死亡していた。
バーバラは家に戻ったがほどなく死体で発見される。殺人模型とよく似ていたが一部が違う・・・残された涙は・・・ペイトンは一連の模型殺人をマスコミの前で語り、バーバラがその被害者だと訴えたが・・・
サラはアーニーの息子から話を聞く。デル家には里子がたくさんいて、アーニーが庇ったのは自分ではなく、その誰かではないかと語る。一体、その里子とは・・・

第17話 青春のあやまち Fallen Idols

将来有望なバスケ選手、彼をめぐる愛憎!?

高校のバスケチームのエース・ライアンとガールフレンドのメガンが行方不明になった。駐車場や用具倉庫からはライアンの血痕が見つかったが、乗っていたバンは見当たらない。メガンはひき逃げにあい半身不随で虫の息で発見された。一体何があったのか。メガンの親友シーラ、幼馴染のチャーリーから話を聞くが何も知らないという。ライアンの携帯から写真教師のダイアンが浮かび上がる。ライアンのHPには関係した女性がアップされていて、中にはダイアンも入っていた。
シーラは警察署内で突然死亡してしまう。体内からはメモリーカードが検出され、中には屈辱的な告白を強要されるライアンが映っていた。そこで起こった出来事とは・・・
ライアンをめぐる女たち、ダイアンの妄執、関係者はそれぞれの行いの報いを受けた。

第18話 ダイイングメッセージ Empty Eyes

未来を夢見るショーガールたちの悲しき末期とは・・・

一軒家で共同生活を送る6人のショーガールが惨殺された。一人は虫の息で「ポー・ワ」という言葉をサラに残し息を引き取った。他の5人はレイプされた上、首を切られる失血死・・・キッチンのワインボトルから出た指紋からミュージシャンのモリンズが疑われたが事件とは結びつかない。一方、モリンズ行きつけのバーでフロストという男性が首を刺され病院に運ばれた。居合わせたサラは励ますため病院へ付き添っていく。しかし、ナイフの指紋と殺害現場の証拠が示すものは、ショーガール惨殺事件だった。
事件の捜査中、ウォリックとホッジスは被害者の身内と話す機会があり複雑な心境になる。そしてグレッグはデミトリアスの事件が250万ドルの支払いで和解と聞き、立ち尽くす・・・

第19話 リムジンの惨劇 Big Shots

リムジンでの銃撃戦!事件にはあの男が!?

クラブにリムジンが突っ込む事故が起こったが、同乗者の一人は頭を打ちぬかれて死んでいた。もう一人、生き残ったドロップスはかつて別の事件でブラスの取調べを受けたことがあり今回も麻薬にからむと睨んだブラスが話しを聞く。車内の証拠は他の同乗者があったことを示し、キャサリン達が調べていた道路脇の女性の死体との関連が見つかる。そして、その証拠が示す同乗者とは、グレッグと因縁のあるデミトリアスの弟・アーロンだった。アーロンと母親は市からの和解金を受け取り、リッチな気分で悪い連中に仲間にされていた・・・

第20話 模型の鍵 Lab Rats

模型殺人の鍵を探せ!ラボメンバー大奮闘!!

捜査員が任務で出払っている時、ホッジスはラボ仲間をグリッソムのオフィスに呼び出した。用件は「分析官の視点から模型殺人の鍵を探そう」ということだった!これまでの4つの事件をさまざまな視点で推理していくが…
途中、ホッジスの”天敵”ウェンディも参加するが、ホッジスは皆に「グリッソムから相談されている」と話していたことが嘘だとわかり理由を聞くと返ってきた答えは「ラッキーデーだから」。ツキを信じるホッジスは一人になっても分析を続け、ついに『漂白剤」という共通点が見つかった!

第21話 ゾンビボクサー Ending Happy

屈強な元ボクサーの死因とは?犯人は一体!?

売春宿のボディーガード・元ボクサーの通称”ハッピー”がプールで死んでいるのが見つかった。打撲・首の銃創らしき穴など死因と思われる傷はあるのだが、ロビンスの検視ではどれも死因ではないという。グリッソムたちは宿の従業員たちから話をきくがハッピーは嫌われ者だがオーナー夫人のドリスと付き合っていたことがわかる。
話を総合すると、それぞれが「自分が死因を作った」と動揺するが幸運(不運?)が重なりどれも直接死因ではなく、最終的には『死因不明・心停止』と記載されて幕を閉じた。

第22話 侵略者レプティリアン Leapin' Lizards

地球侵略者・レプティリアンはどこにいる!?

ブラスたちは失踪したカジノの女性ディーラー・チャイナを捜索していたところ、とある養豚場で剥製になっているチャイナを発見する。関係者を調べるうち、チャイナの夫は地球人と交わり新たな種族を生み出したレプティリアンを信じるクラブの会員だったことがわかる。クラブの会員のシャノンたちがチャイナの殺害に関わっているようだが・・・
会員たちはチャイナの夫・プレストンが病を治す万能医師と信じていたが、実は彼こそ女性をだます詐欺師で、メンバーをだましていたことを知る。そしてサラはグリッソムの休暇中の出せなかった手紙を目にし、”パートナー”を意識する・・・

第23話 館の終焉 The Good,The Bad & The Dominatrix

レディ・ヘザーが館を売却!?その真意とは?

レディ・ヘザーが開拓時代西部を模したファミリーテーマパークで意識不明の重態で発見された。しかし病院ではいっさいの供述を拒否。テーマパークのオーナー親子から話を聞き、おおよその状況が見えてくる。その晩、夜警のポーターが射殺され、レディ・ヘザーが疑われキャサリンたちは館へ出向くが、アリバイを証明したのはなんと一晩共にいたというグリッソムだった!
証拠からオーナー親子が調べられ、そしてレディ・ヘザーの悲しい決意が明らかになる・・・
一方、ニックとウォリックは路上に放置された女性の遺体を調べていたが、そこにはタクシー運転手たちの口裏あわせがあった。

第24話 殺人模型の正体 Living Doll

模型殺人犯の真意とは!?CSIメンバーに迫る危機!

模型殺人犯を逮捕すべくアーニー・デルの里子たちを調べているCSIメンバー。里子の一人が模型を置かれた状況で死んでいたが、死因は殺人ではなかった。残された模型には上皮が残っており、犯人は女だったことがわかる。
そんな折、里子の一人ナタリーが清掃員としてグリッソムのオフィスにやってくる。模型の材料から突き止めた名前も”ナタリー”。ナタリーは愛情を独り占めできないことが耐えられない性格で、模型でアーニーの愛情を独り占めしたかったのだ。そしてグリッソムのオフィスに届いた模型の中にいたのは、サラだった・・・!

全米視聴率No.1ドラマ シーズン7を迎えてさらにパワーアップ
人気は健在!グリッソムとサラの関係にも注目!!

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
シルク・ドゥ・ソレイユのショーで女性の遺体が見つかったり、犯行現場をミニチュアで再現する不気味な犯人が出現したり、謎のセクシー美女レディ・ヘザーが再登場するなどの波乱の展開。
そして、前シーズン衝撃のラストから、グリッソムとサラの関係にも目が離せない。またグリッソムの休暇中に、ボルティモアから助っ人が登場。プロファイリングが得意で、犯人の視点から捜査に取り組むなど、これまでのCSI:メンバーにはいないタイプ。しかし彼には隠された過去が…。

第1話 殺人模型崩壊 Dead Doll

砂漠の荒天候がサラを襲う!模型殺人犯に誘拐されたサラの運命は?

砂漠で赤いマスタングの下敷きになったサラに雨が降り注ぐ。このまま雨が降り続ければ水が溜まり始めいずれ溺死してしまう。手を挟まれたサラは必死に脱出を試みるうちに、やっと手を引き抜くことができる。車のミラーを持ち、折れた腕を吊って、その場から歩き去るサラだが…
一方、グリッソムたちはサラの捜索を続けるが、完全に精神のバランスを崩してしまったナタリーから、何の情報も聞き出すことができない。ナタリーのアパートから赤のマスタングを扱った廃車業者の情報を得たチームは、マスタングがレッドロックのアイス・ボックス・キャニオンに運ばれたことを聞き出し、サラの救出に向かうが…

模型殺人犯は拘束されたが、サラは最後の犠牲者になってしまうのか!?

第2話 暗闇の快感 A La Cart

高速道路に首と胴体の切断死体。一方、暗闇のレストランで殺人事件発生

アメフトのヘルメットをかぶった首と、胴体に切断された死体が高速道路で発見される。指紋から身元はヴィンセント・バートリーと判明、遺体からはタイヤクズが見つかった。その一部がゴーカートのタイヤと分かり、ニックらがゴーカート場を訪ねると、その場にいた1人の少年が逃げ出し…
一方、「暗闇でディナー」が売り物のレストランで、ヌード雑誌の発行者ハクスリーが頭にペンを刺されて殺害された。レストランが真っ暗だったこともあり、目撃者は一人もいない。ハクスリーに同席していたヌードモデルのシャスタのバックから、折れたペンが発見されるが彼女は容疑を否認。シャスタはハクスリーと揉め事のあったレストランのオーナーシェフ、ピッパが怪しいというが、果たして犯人は?

第3話 蜜蜂の死 Go to Hell

モーテルで殺害された夫婦の子供はどこに? 家族を襲った真犯人に驚愕の事実!

安モーテルで中年男女が殺害される。モーテルのベッドには性交の後の染み、外のゴミ収集容器には血の付いたワイシャツがあった。被害者はマカリノ夫婦と判明、ベッドの染みにあったDNAから、現場に被害者の娘がいたことも分かった。モーテルで検出した指紋の中に、小児性愛で服役した過去を持つ男ローズのものも見つかるが、ローズは犯行を否認する。
マカリノ家を訪ねたチームはそこで10歳前後の娘が殺害されているのを発見する。家にあった写真から夫妻にはもう1人、上の娘エイミーがいた。家の屋根裏部屋ではエイミーに起きたある事実が判明するが…

第4話 怖い水 The Case of the Cross-Dressing Carp

少年と水質学者の死の理由は? また、建設現場から発見された白骨死体が語る事件とは!?

貯水池の岸辺で、少年が首を吊っているのが発見される。少年はブライアン、彼の乳房は発達しており、複数の裂傷があった。性転換を望んでいたと思われる少年に対する憎悪犯罪か!? ブライアンの携帯メッセージから、死の前日にサイデンという男と連絡を取っていたことが分かるが、サイデンは水質学者でブライアンは調査を手伝っていただけだという。しかしそのサイデンも自宅で射殺される。2人の死をきっかけに、明らかになる事実とは?
一方ベガスの中心部では、死亡したサムの計画で新しいホテルの建設が進んでいたが、その建設現場から白骨死体が見つかる。周辺からはインディアンの小物が見つかるが最近のものらしく、白骨死体もサムの最初のホテルの建設当時に埋められていたものだった。骨から弾痕が見つかり、マフィア説が濃厚になるが、白骨死体は一体誰なのか? そしてサムは関与していたのか!?

第5話 本当になったホラー映画 The Chick Chop Flick Shop

事実はホラー映画より奇なり!? 映画撮影所で看板ホラー女優が殺害される!?

映画製作会社リパルジョン・ピクチャーズの看板ホラー女優ウェザリー・アダムスが撮影所の小道具置き場で背中に斧を突き立てられて息絶えていた。割れた窓は不法侵入を物語り、楽屋にはストーカーが届けたとおぼしき花とカードが残っていた。
検死解剖の結果、ウェザリーの死因はパイプ状の鋭器による内臓への穿孔であり、背中の斧は偽装と判明する。誰が偽装工作を? 撮影所では新たな死体が発見され、ウェザリーの死で始まった事件はホラー映画さながらの様相を呈していく…

第6話 絆に飢えた狼/狼の末路 Who & What/Where & Why

元窃盗犯が繰り返す連続殺人の謎

線路脇の一軒家で住人のカルメンと身元不明の少年が殺害された。現場に残された掌紋がFBIの暴力犯罪者データベースに登録されていたものと一致したため、FBI失踪者捜索班のマローン捜査官も捜査に加わる。一致したのは、6年前にニューヨークで起きた少年誘拐事件の現場に残されていた掌紋だ。
犯人の行方を追い、ボルダーシティ付近のカジノに行き着いたチームは、そこで男が残した指紋を採取すると、ニューヨーク州刑務所に窃盗で2年間服役したウィッカーと判明する。
ボルダーシティの一軒家でも夫妻が殺害されているのが発見され、その手口から、グリッソムはウィッカーの犯行と断定。次々に犯罪を犯していく男の目的は一体何なのか!? 元妻の息子を誘拐し、男は逃走するが、男が次に向かった先は? 

※「FBI失踪者を追え!」シーズン6第6話「狼の末路(Where & Why)」とクロスオーバーし、ラスベガスからニューヨークへと事件の捜査が横断するエピソードの前編

第7話 ラスベガスに別れのキスを Goodbye and Good Luck

妹によって有罪を逃れた男が再び女子大生殺害の容疑者に

西ラスベガス大学の学生寮からキーラ・デリンジャーが落下死した。捜査の結果、キーラは自室の窓から投げ落とされたことが判明する。彼女には性的暴行を受けた形跡はなかったが、性行為に及んだ跡があり、手の甲には歯のカケラがめり込んでいた。
窓枠と彼女の部屋にあった証拠品から指紋が検出され、以前ステイシー殺害容疑で告訴され無罪になったマーロン・ウェストのものと一致する。マーロンは妹のハンナの偽証により無罪となったが、マーロンもハンナも西ラスベガス大学に進学していたのだった。サラは今度こそマーロンを有罪にしようと執念を燃やすが…

第8話 ラボゲーム You Kill Me

ホッジス考案のCSI捜査官ボードゲームで名推理!? 果たして犯人はボビーか!?

ホッジスはプレーヤーがCSI捜査官となって殺人事件を解明していくボードゲームを秘かに製造中。「思考実験」と称して、ラボのスタッフに問題を出す。

【シナリオ1】押収されたコカインの包みを処理している最中に、その1つが爆発してアーチーが死亡。銃器ラボにあった雷管が1つ足りないことが判明し、ボビーに嫌疑が…
【シナリオ2】冷凍室でヘンリーが死亡。ドアの外側に付着していたピーナッツバターは、ボビーの手袋にも…。ヘンリーの死因は凍死ではなく、PCPという麻薬を経皮摂取したことによる中毒死だった。
【シナリオ3】証拠保管室でウェンディがハシゴの上で足を滑らせ転落、テーブルに首を打ち付けて失血死した。ハシゴに銃の潤滑油が塗ってあり、三たびボビーに嫌疑が…
【シナリオ4】トレース・ラボでホッジスがパソコンに向かってボードゲームのスピーチを練習中に額を撃たれて絶命。使われた銃は既に廃棄処分されている銃だというが…

第9話 アル・カポネの椅子 Cockroaches

ストリップクラブで行われる悪事。ウォリックへの警告

ゴミ収集車から男の死体が落ち、逃走した運転手が車にはねられて死亡した。運転手は元警官のビッグス、死体はクラブの仕切り屋ジェイソンと判明する。ジェイソンは絞殺されていたが、ビッグスが投げ捨てた銃は死体の落下付近で発見され、過去の未解決殺人事件で使われたものと一致した。
2人がゲッタという男が経営するピガールというストリップクラブに関係していたことから、ウォリックはブラスとピガールに行く。そしてオフィスにあった散髪用の椅子が拷問や脅迫に使われていると察し、ゲッタが野放しにされている状態に警察との癒着を疑う。
仕事の帰りに再びピガールに戻ったウォリックは、ダンサーのキャンディーから話を聞きだそうとするが、結局彼女とモーテルへ。翌朝目覚めると彼女の姿はなく、ピガールに停めてあった車を取りに戻ると、車の中にはキャンディーの死体が!

第10話 破滅の影 Lying Down with Dogs

犯罪摘発に燃えるウォリックの勝算は? 一方、殺害された女慈善家に裏の顔!? 

ウォリックの車から一夜を共にしたストリップ・ダンサーのキャンディの死体が発見される。ウォリックは内部調査を受けるが証言の裏が取れて彼の嫌疑は晴れる。しかし、この一件で捜査から手を引くよう強制され、ゲッタが野放しになっている状況に苛立ちを覚えるのだった…
一方、人気のない川岸で沢山の犬の死体と共に、慈善家のエリザベス・ロドリゲスの死体が見つかった。エリザベスの遺体には動物に噛まれた跡が多数あり、付着していた唾液はハンニバルという名の犬のものと一致する。ハンニバルの飼い主はギャングのメンバーだったが、捜査が進むうちにエリザベスの意外な素顔が見えてきて…

第11話 真夜中のカウボーイ Bull

ブル・ライダーが愛情のもつれから女を轢き逃げ!?

ベガスで開催されたPBR(プロフェッショナル・ブル・ライダーズ)の大会で、ライダーのコーディはチャンピオン・ブルから落ちて蹴られてしまうが、何事もなかったように立ち上がる。しかしその後、無人のアリーナで死体となって発見される。死体の近くにはブル・ローブが落ちており、アリーナには例のチャンピオン・ブルが放たれていたが…
一方、アリーナから数ブロック離れた通りで、轢き逃げされた女の死体が見つかる。被害者はエスコートガールのティファニー。ティファニーはコーディの宿泊先の部屋を訪れており、部屋には愛を語るコーディの詩と、結婚することになったと別れを告げるティファニーの手紙が残されていた。果たしてティファニーを轢き殺したのは、嫉妬したコーディだったのか!? 

第12話 第七の地獄 Grissom's Divine Comedy

口封じのためにギャングが証人を殺害!?

大陪審で証言する予定だった証人ドン・クックの車が炎上し、ドンが焼死体で発見される。しかしドンには銃創があり、直接の死因は銃で撃たれたことと判明する。焼けた車のバンパーにギャング団“ラ・ティエラ”のサインが残されていたことから、彼らの犯行が疑われた。ドンは、仮釈放違反で逮捕されたアルバラードが“ラ・ティエラ”のボス“エル・マトーチョ”だと証言できる唯一の証人だったのだ。
証人の存在が外部に漏れていたことは十分考えられる。グリッソムとウォリックはアルバラードのアパートに家宅捜査に行くが、2人の目の前でアパートが爆破され…

第13話 ベビー・コーデリアの棺 A Thousand Days on Earth

身元不明の少女の死。「ベビー・コーデリア」と名づけられた少女に起きた悲劇とは?

駐車場に置かれた箱の中に幼い少女の死体が見つかる。死後12時間以内と推測され、体には薬品による火ぶくれの痕や打撲傷が見られた。死因は鈍器による後頭部への一撃と判明。少女は身元が分からず、発見現場の通りの名前から「ベビー・コーデリア」と称されるようになる。
少女の遺体が入っていた箱には毛髪が付着しており、DNAが性犯罪者リストに登録されているリオ・フィンリーのものと一致する。箱はもともとノラ・オトゥール宛に送られたものだったが、ノラと同棲している婚約者のディーンが実はリオ・フィンリーだった。しかしリオは事件への関与を否定する。やがて、刑務所に服役中の囚人バルボアがニュースを見て、「ベビー・コーデリア」が我が子だと気づく…

第14話 二階の出来事 Drops Out

身重な体で逃走!?  妊婦と連続殺人の関係は?

同じアパートの上下階の部屋で、それぞれ射殺死体が発見される。一体は若いブロンドの女、もう一体は年配の女。しかも上下階の部屋の賃貸契約者は同一人物で、なんとあのドロップスだった。
ニックとブラスは服役中の彼を訪ね、そこでブロンドの女がJ・Jという名の娼婦で、毎晩ドロップスのナイトクラブで客を取っていたこと、年配の女がドロップスの育ての親エスピノーザ夫人で、彼が自分の上の部屋に引き取ったことなどを知る。
階下の薬莢に付着していた尿のDNAから、J・Jを射殺した犯人が婦人の娘デーナであることが判明。しかもドロップスは、デーナは彼の子を身ごもっており出産間近の身重な体だという。新たな犠牲者が発見され、逃走中のデーナを探し出すため、ニックらはドロップスを刑務所から出し、捜査に協力させるのだが…

第15話 パラレルワールドの絆 The Theory of Everything

突然発火に緑の血… ラスベガスが一連の怪事件に見舞われる!?

泥酔して鹿を撃った男カイルが逮捕されたが、取調の最中にいきなり逃げ出したため、巡査にペッパースプレーを掛けられた。それでも効かず、今度は別の巡査にスタンガンで撃たれる。すると、どうしたわけか、カイルの体から炎が出て彼は死亡してしまう。
また、署に毎日訪れるエヴリンが交通事故で死亡する。エヴリンは宇宙人の侵略を信じ、アルミホイルを貼り付けた“反射スーツ”で身を守っていた。カイルは死亡する前、そのエヴリンとぶつかったが、何らかの転移があったのか!?
死亡したエヴリンの血は緑色。交通事故現場付近の空き地で見つかったホームレスの死体からも、同じく緑色の血が…。
さらにベッドで死亡している老夫婦が発見される。なんら不振な点はないが、自然死とも考えにくい…。連続する不可解な事件の解明に、チームは科学を駆使して挑むが、たどり着いた結論は?

第16話 CSI:ハリウッド Two and a Half Deaths

推定死亡時刻午前0時。殺人事件に見えた主演女優の死は…

コメディドラマ『アナベル!』を撮影するため、ラスベガスに滞在していた主演女優のアナベル・ファントが、ホテルの部屋で死体となって発見される。口の中にはゴムのニワトリが詰め込まれていたが、死因は頭を打ったことによる硬膜下血腫。わがままな主演女優は共演者や番組関係者から嫌われていたが、2日前にアナベルと結婚したと言って婚姻許可証を見せるバドによる遺産目当ての犯行では、とブラスは疑う。
死亡推定時刻は昨夜の午前0時頃。ホテルのエレベーターの防犯カメラの映像と、カードキーの使用記録から、0時少し前に、アナベルに瓜二つのスタンドイン、ナターシャが部屋に入ったことが分かるが…

※コメディドラマ『チャーリー・シーンのハーパー・ボーイズ』(原題“TWO AND A HALF MEN”)の脚本家がクロスオーバして、CSIの脚本を執筆。

第17話 さらば友よ Part1 For Gedda

ゲッタ射殺でウォリックが容疑者に! 

葬列の棺の底が抜け、死者が二人落ちる。棺が二段に仕切られ、弔うべき故人以外の死体が隠されていたため、重みに耐えかねて底が抜けたのだ。被害者は元警官の私立探偵。ウォリックが個人的にピガールの経営者ゲッダの調査を依頼していた人物だった。死因は窒息死、死後24四時間以上が経過していた。
その後ウォリックはゲッダ殺害容疑で逮捕されてしまう。グリッソムがピガールに駆け付けると、ゲッダは散髪用の椅子で射殺されており、ウォリックは血まみれで手錠をかけられていた。
ウォリックは犯行を否定せず「何があったか覚えてない」と繰り返す。ゲッダから電話で呼び出されピガールに行ったが、その後の記憶がないと言うのだ。しかし、ウォリックのシャツに付着していた血痕、ゲッタの手にかけられていた手錠、ゲッタの体内から回収された弾…と、証拠はすべてウォリックが犯人だと示していた…

全米視聴率No.1独走 いよいよシーズン8突入!
CSIメンバーにも大きな変化が…。

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
最新の科学捜査テクニックを駆使して難事件に挑む犯罪捜査ドラマ。ラスベガス市警CSI:チームの活躍を描き、個性あふれる捜査官たちが織りなす人間模様にも見ごたえがあるのが人気の秘密。シーズン8ではサラが誘拐されたり、ウォリックが殺人容疑で逮捕されたりと、メンバーたちが事件に巻き込まれる!もちろん、いつも通りの怪事件も次々に勃発!他シリーズとのコラボレーションの新しい試みも取り入れ、ますます目が離せない!

第1話 さらば友よ(パート2) For Warrick (Part 2)

ウォリックのために… チームは真犯人を追い詰めることができるのか!?

マッキーンは車内のウォリックを撃ったあと、本部に連絡を入れ「銃声を聞いた、犯人を追う」と報告。近くにいたグリッソムは無線を聞いて駆けつけるが、ウォリックはグリッソムの腕の中で息絶える。マッキーンの虚偽の報告により、容疑者としてプリチャード巡査が指名手配され、ブラスの指揮のもと署を挙げた追跡捜査が始まる。
悲報を聞きLA行きをキャンセルしたグレッグと一番の飛行機で飛んできたサラは、ウォリックの葬儀の手配のために彼のアパートへ。キャサリンとニックはウォリックの車の検証を進める。車内に残されていた25口径のオートマチックから苦心して製造番号を読み取ると、プリチャードが扱った事件の証拠の銃と一致するが…

第2話 ここにはいられない The Happy Place

飛び降りから撲殺、安楽死まで… ラスベガスが事件に染まる 

高層マンションからスプリッグという女がビキニ姿で飛び降り死亡。銀行の出納係だったが、50ドル札2枚を両替に来た男に100ドル札を100枚渡したため、窃盗に加担したと疑われ解雇された。捜査で別の銀行でも同じような事件が起きていたことが判明し…

深夜の路地で女の撲殺体が発見される。指紋から高校の進路指導員ポーラと判明。高校生の長男によると、ポーラはギャンブル好きで毎晩のように遊んでいた。この日は2才の長女レクシーも一緒に連れて出ていたが、死体発見現場付近にレクシーの姿はなく…

8年前に性的暴行を受け昏睡状態に陥り、延命治療を続けていたパムの人工呼吸器を、夫のアドラーが外し安楽死させる。今や自由の身であるレイプ犯のソープから嫌がらせの電話が増え、ソープが再びパムをレイプしたようなメモをベッドに残していったため、妻を守るには安楽死しかなかったと、アドラーは言うが…

第3話 芸術的な死体 Art Imitates Life

連続殺人事件発生。ポーズを取って硬直していた死体の意味は?

死体が続けざまに発見される。1つは公園で発見された若い女の死体。生きているかのように街灯にもたれかかり、立ったまま硬直していた。もう1つはバス停のベンチで横たわったまま死んでいた男の死体。やはり全身が硬直していた。2つの死体は他にも肝臓の色が同じという共通点があった。
CSIには女性捜査官ライリーが加わるが、チームはウォーリックの死から立ち直れず、グリッソムまでもが分析過程でミスを犯してしまう。そんな折、さらなる死体が発見される。ビジネスマンの格好をさせられたホームレスの男、バードウォッチングをしている格好の老夫婦…。犯人は被害者に睡眠薬を飲ませ、ポーズを取らせてから排ガスを吸わせ、死後、硬直が進むと放置していたことが分かるが…

第4話 死神 Let It Bleed

ニセ警官が酒店強盗の末に死亡。一方、麻薬王の娘が死体で見つかる

ハロウィーンの前夜、警官姿の男が酒店に強盗に押し入り、逃走中に建物の2階の窓からゴミ容器に転落して死亡。そのゴミ容器からは若い女の死体が見つかる。指紋から男はカリフォルニア州在住の前科者テイラーと判明。男が着ていた制服はリオ市警のもので、出張でベガスへ来ていたブレイディ巡査の滞在先のホテルから盗まれたものだった。テイラーが前科者に似合わぬエナメル靴を履いていたため貸衣装店を当たると、テイラーの知人らしき男が浮上する。
一方、若い女の該者はコロンビアの麻薬王カルロスの娘アンジェラと判明。ユタ州の大学に在学中だがハロウィーンなのでベガスに戻っていたのだが…

第5話 そばにいてほしい Leave Out All the Rest

謎多きSM愛好家殺人事件。犯人に結びつく証拠は…

街はずれのガソリンスタンド跡で男の死体が発見された。車台に括られていた死体は走行中に落下し、しばらく引きずられたようだ。死因は扼殺。胴体には死後の刺創が9か所あった他、SMプレイによるものと思われる創もあった。グリッソムは今やセラピストとなったヘザーを尋ねて意見を乞うが…
被害者はイアン・ワレスと判明する。家宅捜索ではSMの道具も見つかり、イアンにジャスティーンという同棲相手がいたことも分かる。しかしヘザーは居宅の写真を見て、「ジャスティーンはSM愛好家ではない」と断言。写真に写っていた品のロゴに着目し、「ロウワー・リンクス」というアマチュアSMクラブの存在を指摘する。その後ジャスティーンが焼死体で発見され…

第6話 K・ドラゴンの息子 Say Uncle

K・ドラゴンとは?少年の過酷な運命にグリッソムは…

コリアタウンで男と女が銃で殺される事件が発生。野外パーティの最中で住民が大勢集まっており目撃者は多いはずなのに誰も証言しない。
言葉の壁があるうえ、警察を怖がっているせいかとも思われたが…

殺害された男は、刑務所から出所したばかりの「バン・ソン」と分かるが女は不明。検死の結果、ソンを撃った銃と女を撃った銃は別々である事が分かる。犯人はギャングかとも思われたが決め手はなかった。

殺害された男のギャング名はK・ドラゴン。その頃デパートの防犯カメラからソンの映像が発見された。そして小さい男の子と一緒にいたことが判明する。店の商品から子供の指紋を採取、殺人現場に落ちていたサングラスの持ち主と同じと分かった。

第7話 ナタリーの模型 Woulda, Coulda, Shoulda

罪と罰。犯した罪を償わない者には制裁を…

女の死体と重傷を負った娘が自宅で発見される。捜査が始まったところに夫のピーター・ロウが帰宅、取り乱して警官に暴行を働き拘留される。ピーターの素性を洗うと、彼が12年前に起きた殺人事件の容疑者マーク・レディングと同一人物であることが判明。前妻が雇った探偵を殺害した容疑で逮捕されたが証拠不十分で立件には至らず、名前を変えて新生活を送っていたのだが…
一方、人里離れた田舎で車が木に衝突し、乗っていた高校生2人が死亡する。木に衝突したにしては腕に妙な骨折があり、捜査を進めるうちに単なる事故ではないことが明らかに…

グリッソムの元には、精神療養施設に送られた模型殺人犯ナタリーを刑務所へ移管するための審問の案内が届く。

第8話 今宵、シャトールージュで Young Man with a Horn

明日のスターを夢見た女子高生が死亡。シャトー・ルージュに封じ込められた真実が明らかに!

ウエストサイド地区で古いテーブルクロスに包まれた女子高生の死体が発見された。該者は歌唱コンテストの決勝に出場するため、ベガスに来ていたレイラ。死因は腹部に負った打撲による肝臓裂傷だった。レイラが付けていた口紅もテーブルクロス同様年代物だったことから、チームは死体発見現場付近のシャトー・ルージュに目を付ける。1958年に、オープンから半年後に創設者のジュールスが射殺されたため、閉鎖されたカジノだ。
捜査の結果、同コンテストの出場者キップがレイラをルージュへ連れて行ったことが判明。キップの証言から重要参考人として黒人の老人ハリーが身柄を確保される。そしてこの事件とともに、50年前のジュールス射殺事件の真実が紐解かれる!

第9話 最後の授業(パート1) 19 Down (Part 1)

森の中で死体を発見。過去のカップル連続殺人事件との関係は?

普段と変わりなく仕事を始めようとしたCSIチームに、グリッソムが爆弾発言を放つ。CSIを辞めると宣言したのだ。唖然とするチームをよそに、グリッソムは森の中でゴミ袋に入れられ放置された死体の調査に。死体は長く放置されていたようで腐敗して溶け、骨以外はスープ状になっていた。袋の中からはダビデの星のペンダントが見つかる。
検視の結果、死体は25歳以上の白人男性と判明。ダビデの星も考慮すると、90年代に14人以上が殺害された連続殺人事件の最初の被害者ジョエル・スタイナーと思われた。犯人はカップルばかり狙ったため、付いた呼び名は「ディック・アンド・ジェーン・キラー」、通称DJKのネイサン・ハスケル。終身刑で服役中の身だったが…(第10話に続く)

第10話 最後の授業(パート2) One to Go (Part 2)

グリッソム最後のヤマ… 拉致された被害者と模倣犯はどこに!?

ラングストン教授が主催する大学の犯罪学セミナーに協力したハスケルは、グリッソムが警察関係者であることを知ると、刑務所からラングストン教授に電話し、不敵にも最初の被害者ジョエルの遺体の在りかを伝えた。グリッソムが駆けつけると、ジョエルの白骨死体ばかりか、その近くには10個の刺し傷がある別の男の死体が遺棄されていた。男はジェフリー・マスターズ、その妻モリーンは行方不明になっていた。
ジェフリーは死後24時間未満。ミナーでハスケルは拉致した女を3日間生かしておいたと発言した。そうなるとモリーンの救出に残された時間は48時間。セミナーの受講者の中に犯人がいると睨んだグリッソムは、ラングストン教授を特別顧問に迎え犯人の割り出しを急ぐ。

第11話 レベル1 The Grave Shift

新任ラングストンのお手並み拝見。最初のヤマは窃盗事件

グリッソムが去り、チームはラングストン教授を新メンバーに迎える。その勤務初日、ラングストンはニックと共に窃盗事件の捜査を担当。盗まれたパソコンに付いていたGPSから、そのパソコンがパレント家にあることを突き止める。息子アレックスが使っていた離れからは、他の盗品や本人の物ではないバッグが見つかるが、アレックスは人からもらったと言い犯行を否認する。
一方、住宅で火災が起こり、その家に住むドンが焼死体で発見される。解剖の結果、ドンは火事の前に既に死亡しており、頭には殴られた跡があった。ガス管がはずされ、ガスが充満していたことは分かったが、焼け跡からは時限装置や起爆装置のようなものは見つからず…

第12話 ラ・マンチャの男たち Disarmed and Dangerous

FBI捜査官が暴行死… 虚構と現実の狭間で明らかになる人身売買組織の実態とは?

ガソリン・スタンドのトイレでFBI捜査官のウィリアム・ハットフォードが凄まじい暴行を受け死亡した。目撃者によれば、犯人はすこぶる巨漢で、血まみれのまま車で現場を去った。ハットフォードの同僚捜査官のマイルズ・ベックマンとエマ・スタンリーは動揺を隠せない。3人は人身売買組織摘発のため、ワシントン・DCからベガスへ来ていたのだ。組織の元締めは通称オス・プンホ。南米から未成年の娘たちを連れてきては売春行為を強要していると言う。
チームは3人の事務所に行き、今回の殺人との関連性を探る。するとそこにあった数々の写真、押収品、事情聴取の録音や録画などの中から、ヴィニー・ミンガスという格闘家が容疑者として浮上するが…

第13話 さわやかな凶器 Deep Fried and Minty Fresh

深夜のファーストフード店で一体なにが!?消えた女性とリュックの男を捜せ!

ファーストフード店「チュージーズ・チキン」の厨房で地域マネージャーのボブが床に倒れて死んでいた。死因は頚椎離断。その夜は夜間店長が休んだため、ボブが代わりを務めていた。厨房にはリュックがあり、中に男物のジーンズ等が入っていたがサイズが小さすぎる。店をネグラにしているのをボブに見つかり、何者かが殺したのか…?
一方、自宅ベッドに手錠で括りつけられた状態で不動産業のメリンダが死亡していた。夫のスコットは泥酔しており、夫婦仲が悪かったことから彼の犯行と思われた。メリンダは、催眠剤兼抗嘔吐剤の薬品が入ったワインを飲まされたあと、チューブ2つ分の練り歯磨きを呑みこまされていた…

第14話 チームワーク Miscarriage of Jstice

法廷の行方は…下院議員の首席補佐官が謎の拳銃自殺

「グリフィン下院議員が愛人アンバーを射殺した嫌疑は濃厚だ」とラングストンが法廷で証言している最中に銃声が鳴り響いた。法廷前の廊下で議員の首席補佐官ハンフリーズが拳銃自殺したのだ。その拳銃は、アンバーの射殺現場で発見できなかった凶器と符合するベレッタだった。ハンフリーズは、「アンバーを殺したのは自分だ」と書いたメモをポケットに入れていた…
しかし裁判は審理無効にならずに継続された。ハンフリーズが生前、司法取引に応じており、事件について知る限りを供述していたからだ。グリフィンから「アンバーが死んでいる」と連絡を受けてアンバー宅へ駆けつけ、現場の血痕を拭き取り、死体を遺棄したと証言していたが…

第15話 目撃者ガレス Kill Me If You Can

ひと晩に三件の怪事件が発生。捜査を進めると事件をつなぐ天才詐欺師とは?

裕福な美術商カーステン・ペニントンがホームパーティを終えた深夜、自宅のプールで殺害される。オフィスで買い付け師に砕かれた壺は贋作で、カーステンが美術品詐欺師だったことが判明。フィアンセのダーシー・ファーレルは何も知らないと答えたが…

モーテルの一室で旅行者ジェナ・マッキンが頭部に銃弾を撃ち込まれて死亡していた。捜査線上にのぼった夫の映画俳優ミッキー・ロスは、4年前プロデューサーを騙るトリップ・リンソンに大金を騙し取られたうえ妻まで寝取られた顛末を取調室で供述する…

カジノに駐車中のレンタカーの中でタホの私立探偵ショーン・ヘイガンの射殺死体が発見される。彼にライアン・モートンという不動産デベロッパーの捜索を依頼した心臓外科医ポール・アントンはライアンが実は詐欺師で、投資した大金を持ち逃げされたと語り…

第16話 16歳 Turn, Turn, Turn

誕生日を迎えたニックが現場で目撃したのはある少女の刺殺体だった…

ニックの誕生日にパークパインズ・モーテルで刺殺体が見つかり、ニックは現場に向かう。
ニックは被害者を知っていた。一年前の誕生日にこのモーテルの事件で出会った、管理人夫婦の娘ヘイリーだった…。
一年前ニックは新任の管理人夫婦の娘ヘイリーと親しくなり、コーヒー代をせびるヒゲ面のジャンキーとも会話する。
同じモーテルにいた高校生のブリーと親しかったヘイリーは、事件がきっかけで以前の無邪気さは失われていた。
捜査を進めるうちにヘイリーの悲しい過去が明らかになる。

第17話 コード4 No Way Out

閑静な住宅街にギャングの影。なぜ秀才の少年がギャングの標的に?

閑静な住宅街のエルム通りで銃撃戦があり、自警団団長と七才の少年が撃たれて死んだ。
団長は三十八口径で応戦しており、現場にはギャングたちが撃ったと思われる九ミリの薬莢が多数落ちていたが…
ギャングたちはハッチャー家に押し入り、プリシラと息子のレジー、レジーの従弟のフランキーを襲っていた。その後、家の前で銃撃戦になったのだがレジーとフランキーは姿を消していた。レジーは西ラスベガス大に通う秀才で、数軒先にある祖母の家を相続して住んでおり、ギャングたちの標的がレジーだったことが分かってくる。秀才のレジーがなぜギャングに狙われたのか捜査を進めるライリーとラングストン。
そしてグレッグは流れ弾に当たって死んだ少年の父親を慰めていた…。

第18話 オグンのいけにえ Mascara

夜道で襲われ死亡した若い女性。それはラングストンの教え子だった!

若い女性がメキシカン・プロレス観戦中に意識が朦朧となった。ふらつきながら試合会場を出て夜道を歩いているところを覆面をした巨漢に襲われ、首の骨を折られて死亡する。
現場に駆けつけたラングストンは被害者を見て愕然とする。大学教授時代、彼のもとで犯罪病理学を学んでいた大学院生シルビア・マリックだったのだ。彼女は修士論文作成のため、11年前ヒスパニック系の3人の若い女性が連続して殺害された未解決事件を調べていた。
真相に迫りすぎて犯人に消されたのか?憤りを抑えきれないラングストンだったが、有力な手がかりである彼女が握りしめていたレザーの切れ端を捜査する。

第19話 スカイハイ The Descent of Man

熟練ジャンパーになにが!?重傷を負ったジャンパーと、砂漠の謎の死体…

スカイダイビングのベテラン、ピエールはジャンプした際にパラシュートが開かず地上に激突。助かったものの重傷を負う。パラシュートを調べると二ヵ所に問題があり、何者かによる意図的な細工が疑われた。ニックはピエールと共にジャンプした女たちの話を聞くが犯行を否定。ピエールの親友でスカイダイビング・スクールの共同経営者マックスも何も知らない様子だった…。
一方、ラングストンは砂漠で見つかった男の死体を調べる。修行僧らしき服装の男は蓮華座に脚を組んだ状態で死んでおり、死因は頭頂部への一撃によるものだった。男のタトゥーから、街頭伝道師と判明。ブラスとラングストンがその教会を訪れるとジョージと名乗る男がいた。スティーヴンの死を告げられても驚かないジョージにブラスが詰め寄ると、ジョージは「自分が殺した」とあっさり認め逮捕されるが…

第20話 宇宙船CSI A Space Oddity

SFドラマのイベント会場で事件発生。会場に居合わせたホッジスとウェンディの仲は進展するか?

ホッジスはSFドラマ『アストロ・クエスト』のイベント会場でウェンディに遭遇、ウェンディもファンと知って盛り上がるが、上映ブースで男の死体が見つかる。
被害者はジョナサン・ダンソン、死亡推定時刻は昨夜午前0時から三時、鼻の下の裂傷から凶器は角がある銀色の物と推測された。ジョナサンはヒーロー不在のリメイク版『帰って来たアストロ・クエスト』を製作したが、ファンの夢を壊すような内容で、昨夜の特別試写会でファンたちの不興を買っていた…。
ホッジスとウェンディは『アストロ・クエスト』ファンの本領を発揮し、事件を解決できるか?
『スタートレック』第二シーズン「宇宙指令!首輪じめ」他『ギャラクティカ』などのSFパロディ要素が満載なエピソード。

第21話 時のすぎゆくままに If I Had A Hammer

最新の科学技術を使い、CSIメンバーが過去の事件を再び洗い直す!

一九九一年、立て続けに2件空き巣を働き、3件目で91歳の老人トーマス・ハロットを殺害した容疑で有罪判決を受けた。以後18年間服役していたジェレミー・ケントが再審を請求し、認められる。
凶器のカナヅチは未だ発見されず、唯一の証拠は指紋のみ。当時新人として捜査に当たっていたキャサリンを中心にCSIが再び事件を洗い直すこととなった。
調べを進めるうちに隣家の樹木に突き刺さったまま長い年月を経て、幹の一部と化した凶器のカナヅチが発見されるが、付着していた血染めの指紋は何とジェレミーではなく女性のものだった。共犯はいったい誰なのか?CSIメンバーの最新の科学技術で謎を解き明かす!

第22話 検死官の掟 The Gone Dead Train

捜査のため被害者宅を訪れたキャサリンの身に危険がーーー

三週間で三件も死因不明の死体が出たため、ロビンスはキャサリンに同行を依頼し、三人目の故人ブレント・ケリーの母親ダーラを訪ねる。
雨の中、キャサリンが一足先に家の中に入ると、いきなりダーラが襲いかかって来て手に咬みつき、直後に倒れて死んでしまう…
ダーラが凶暴化した理由は謎だが、息子の死後、インフルエンザのような症状を訴えて無料診療所にかかっていたことが分かる。そこの看護師スーザン・シフによると、ダーラは薬物中毒の息子から暴力を振るわれていたらしい。
ロビンスはラングストンの協力を得て、ダーラを含め四人の死因を突き止めようとする。思いつくあらゆる病原菌はどれも陰性だった…

第23話 処刑ライダー Hog Heaven

ライダーが集まるバーで男が刺され死亡。男はコカインのおとり捜査員だった…

ハーレーダビッドソンのギャング団『ベガス・ブラスターズ』が集うバーで男が刺されて死ぬ。匿名で殺人の通報を受けた警察が急行し、ライダーたちは逃げる間もなく逮捕されるが、誰も何も喋らない。
指紋から被害者はジョーイ・ナイアグラと判明、未解決の売春婦殺害事件に関わり、ギャングの入団の儀式で死体を犯していたことが明らかになる。ジョーイには二十三の刺創があり、最後に側頭部と心臓を刺されていた。やがてジョーイのバイクのシートから彼のナイフが見つかり、自分のナイフでとどめを刺されたことが分かる。実はジョーイは本名ジャック・ネトルズ、風紀課のおとり捜査員だった…

第24話 捜査官の十字架 All In

ラングストン、捜査官としての十字架ーー

38口径の銃弾で頭を撃ち抜かれた男性死体がハイウェー脇の砂漠で発見された。車でここに捨てられ、乗っていた他の2人のうち1人は逃走、もう1人も出血する脚を引きずりながら一旦は車外に出たが、その後引き返し、車で走り去った模様。
車はベガス郊外のエルバで発見され、持ち主である被害者の身元も判明した。名前はヒューストン・ダブズ。安食堂のパート従業員で、しばしば臨時の建設作業員もしていたという。食堂を訪ね、女主人バービー・オーブリーから話を聞いたブラスは、ヒューストンと常に行動を共にしていた相棒ブルーノ・カーティスも行方不明であることを知る。
そして、ラングストンは捜査中に衝撃的な体験をし愕然となる…

さらばグリッソム! ウォリック死す!
通算200話達成!記念すべきエピソードの監督は鬼才ウィリアム・フリードキン

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
最新の科学捜査テクニックを駆使して難事件に挑む犯罪捜査ドラマ。ラスベガス市警CSI:チームの活躍を描き、個性あふれる捜査官たちが織りなす人間模様にも見ごたえがあるのが人気の秘密。番組開始以来愛されてきた捜査官ウォリック(ゲイリー・ドゥーダン)がCSIを去る。ファンにはショッキングな展開で始まるが、今後、第3話、第9話から強力な助っ人が登場する。さらに今シーズンで番組が通算200話に到達! メガホンを執ったのは、『フレンチ・コネクション』でアカデミー賞監督賞に輝く鬼才、ウィリアム・フリードキン。「ER 緊急救命室」コーデイ役のアレックス・キングストン、グラミー賞受賞のテイラー・スウィフト等、ゲスト出演陣も充実。

第1話 ラスベガスリターン Family Affair

CSIラボの襲撃、ライリーの突然の辞職。CSIに一体なにが?

ライリーが突然辞職し、CSIは人手不足で大忙し。その頃、ソルボンヌで客員講師をしているグリッソムに研究助成金が出るまでの臨時勤務としてサラがスケットに戻ってきてくれた。
ラングストンは、仕事熱心な姿勢を買われてレベル2に昇格した。
そんなある日、交差点で側面衝突事故が起きた。被害車両で絶命していたのは若手女優オリビア。加害車両の運転席には頚椎損傷を負って半死状態のウィルクスと言う男がいた。シートベルトはしていない。救命処置で命を取り留めた彼は病院へ搬送される。その血中から大量のアルコールとGHBが検出され、後に彼がオリビアのストーカーと判明したため、彼女を自分のものにするための犯行とニックは考えた。ウィルクス本人も犯行を自供したが…。

第2話 出口のない穴 Ghost Town

一晩に2件の猟奇殺人発生。殺人犯の息子が走査線に浮上する…

グリーンバレーの住宅街で一晩に2件の殺人事件が起きる。
一人目の被害者ライアンは、自宅で若い女性のセクシーな映像を撮影し、会員に提供するウェブサイトを運営していた。出演者の一人マーニーが、バスタブで刺殺されたライアンを発見。マーニーは床の血だまりで足を滑らせて転び、血まみれになったシャツで外へ飛び出し、通りがかった車に助けを求める。車を停めて降りてくれた運転者は近所に住むハービーだった…
二人目の犠牲者キロは家の外で遺体となって発見された。家の中の様子から麻薬の売人と判明。家には札束がいくつもあったが、盗まれてはいなかった。ライアンとキロは共にカッターナイフで首を切られており、切創がほぼ同じだったことから同一犯と思われた…

第3話 大脱走 Working Stiffs

夜の山林で殺人が繰り広げられる。被害者の裏の顔が明らかに…

深夜の山林で会社員のポーリーが同僚のジェイソンを殺害する。証拠があまり残っていなかったため、警察は犯人のポーリーはおろか被害者のジェイソンの身元もつかめない。検視の結果、手首の傷から無線ICタグが見つかり、中のデータからようやくジェイソンがタンジールスの業務支援をする会社のIT担当者だったことが分かる。
事件の3週間前。社内でも雑用をこなすばかりの目立たないポーリーの元へジェイソンが向かう。会社に嫌気がさしていたポーリーは爆弾を使ったある計画を立てていて、ジェイソンはポーリーのデータを盗み見てそのことを知ったのだ。そして爆弾は自分が調達すると協力を申し出ていた…

第4話 ラストファイト Coup de Grace

証言が食い違う警官と目撃者たち。発砲は復讐か職務か?

パトロール警官のフィン巡査は53才。ある夜、バーガーショップの駐車場で発砲している男を発見。本部に連絡後、パトカーのドアの陰からその男の背中目掛けて3発撃ち、射殺した。場所が治安の悪い黒人街だったため、人命に関わると判断したのだ。だがバーガーショップにいた目撃者らは、フィンが倒れた男の所へ駆け寄って、背中にトドメの一発を撃ちこんだと口を揃える。それを裏付けるかのように男の遺体の下に弾丸があった…。
男は身分証からジョンソン巡査部長と判明。1年前、ジョンソンから昇格を却下されたフィンは、ジョンソンを逆恨みして殴ったと言う経緯もあって、フィンがジョンソン復讐した可能性は否定できないが…

第5話 コーチM Bloodsport

怨恨の線が濃厚な殺人事件。しかし被害者は評判のいいアメフトコーチだった。

西ラスベガス大のアメフトチームのミラー・コーチが殺害される。殴打による深い傷から怨恨の線が濃厚になるが、それに反しコーチの評判は非常にいいものだった。殺害に使われた凶器は見つからないが現場となったコーチの自宅から「コーチ・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーがなくなっていることがわかる…。
捜査線上にチームのスター選手カルヴィンが浮かぶ。彼には進級をやめてプロに進もうとしているという噂があった。しかし4月のドラフトの時期にコーチと何度もメールでやり取りしたあと、莫大な契約金を諦めチームに残ることを決めていた。コーチからのメールには、ある新聞記事が載せられていた…。

第6話 破壊的トラウマ Death and the Maiden

夜の路地で青年が暴行され倒れていた…

木曜の夜、路地でトミーと言う青年が暴行され倒れているのが発見された。トミーは病院に搬送されたが何も語らず、その夜のうちに自主退院してしまった。
現場から彼の血液と身元不詳男性の精液が発見されたことから、後にレイプ事件と判明する。
翌金曜の朝、この路地からほど近い電器店で火災が発生。経営者のウェインが店内で焼死体となっていた。彼には上半身に銃創が2箇所あり、射殺犯が証拠隠滅のために放火したと推測された。後に路地の精液がこのウェインのものと分かり、二つの事件に関連性があることが明らかになった。その後、焼けたマッチのDNAから放火犯はトミーの兄マークと断定された…。

第7話 CSI トリロジー「CSI:科学捜査班」編 The Lost Girls

べガス、マイアミ、ニューヨーク、それぞれの事件が交差する!

ホテルの中庭で女性がノドを切られて死ぬ。犯人の姿は監視カメラの死角になり見えない。被害者は所持品から売春婦と思われたが、バーストゥのお天気キャスターのディーディー・チェイスと分かる…。
十日前にニューヨークから戻ったラングストンは、ベガスでマデリンを捜していた。一週間前にカジノの監視カメラにマデリンが写っていたのだが、売春婦たちは皆知らないと言う。だが、ディーディーのピアスの血痕がマデリンのものと判明し、今回の事件とマデリンがつながる。ピアスはマデリンの物だった。二人の接点はポン引きと考えられ、一同はポン引きの集まるクラブから、ハートとダイヤのタトゥーをしているダイアン・ジャスパーをコカイン所持容疑で強引に引っ張るのだが…。

第8話 憎しみのラバーズレーン Lover's Lane

ボウリング選手権の最終フレーム。最後の一球は人の首だった…

接戦になったボウリングの試合の最終フレーム、チェビーの最後の一投となった時、マシンから出てきたのはボールではなくボウリング場の従業員ロナルドの首だった。頭を投入したであろうレーンの裏へ回るが残りの胴体は見つからない。
胴体の捜索が進む中、ボウリング場のカメラにロナルドの友人ヴァイタスが映っているのが見つかる。彼はロナルドが試合で勝てるように、レーンの裏に回ってピンを倒す役回りをしてたと言う。犯行は否認するがヴァイタスの働く工場には、ロナルドの首を切り落とすのに使われた鋸、血痕、そして首なし死体が隠されていた…

第9話 ジキル博士のプレゼント Appendicitement

ヘンリーの誕生日。イタズラのサプライズを決行!

今日はヘンリーの誕生日。ニック、グレッグ、ホッジスの3人はヘンリーをポーク焼肉店「ハリーの店」へ連れて行く。ベガスから数時間のドライブだ。だが道中、車は破損。残り数キロを歩いて、ようやく辿りついた。ところが店はB型肝炎の発生源となったために5ヵ月前に衛生局に閉鎖されていた。迎えの車を呼ぼうにも携帯電話は圏外で使えない。そこで電話を探しに店内に入ると、男の死体があった。その顔にはアライグマの死骸がへばりついていた…。
調べた結果、男がエチレンガスを爆発させてアライグマを退治しようとした末の事故と判明した。そこへ店の夜警スリックが現れ、しばらくしてハリーの妻シャーリーが車で帰って来た。だがシャーリーは車をフェンスにぶつけて壊してしまい、ニック達は完全に孤立してしまう。

第10話 死ねないロボット Better Off Dead

捜査を進めると2つの事件につながりが…

銃器店で銃撃戦があり、店主のドロレス・リナルディと客の男エドが死に、ドロレスの息子ハンクは助かるが肩に被弾する。現場にはサイズ九のスニーカーの靴跡が残っていた。ハンクは「赤シャツの男が母親に銃を向けたので男に向けて発砲し銃撃戦になったが、その男は無傷で去った」と言う。ドロレスはエドの弾を被弾、エドはドロレスとハンクの弾を被弾しており、ハンクの肩からはエドの弾が摘出される。
一方、道路脇の土手下から布団を掛けられた女性の死体が見つかる。被害者は少し離れた通りに乗り捨てられていた車の持ち主キャリー・ウォーレンで、頭部に死ぬ約一時間前に出来た弾丸による浅い傷があったが、死因は現場の岩に頭をぶつけたことによるものだった。キャリーの家を調べると、壁に血が飛び散り、血痕がガレージまで続いていた。

第11話 青いドレスの女 Sin City Blue

不法投棄で逮捕された男が持っていたのは、人間の臓器と少年の遺体だった!

自然保護区に不法投棄しようとした男が逮捕された。ヒスパニック系の男で名前はフアン。そのトラックの荷台には使用済みの手術器具、薬品の空容器、臓器など人体の部位、そして少年の死体が積まれていた。ラングストンは、ジキルの陰を感じずにはいられない。
少年の身元は、DNAが服役中のカルロスと類似していたことから、息子のエドワルドと判明。彼は腹部を切開されて脾臓を摘出されていた…。果たしてジキルの犯行なのか?
一方、ホテルの廊下で女性の窒息死体が発見された。下着姿だったがバッグが側にあり、身分証明書からフェニックス在住のカレン・ジョーンズと判明。カレンと連れのジリアンが窃盗詐欺を働いていたことが分かるが…。

第12話 1/100万のマジックショット Long Ball

OBエリアに男性死体が発見!2人の容疑者が浮上するが…

コッパー・グレン・カントリークラブで開催中のプロゴルフ・トーナメント2日目、カートに乗った男性死体がOBエリアで発見される。被害者はクラブ会員で元プロゴルファーのラッセル・ハントリー、死亡推定時刻は前日深夜、死因は首の鋭器損傷だが凶器と思われるクラブのシャフトは見当たらず犯行現場も不明だ。
ブラスはさっそくトーナメントに出場中の息子ダニー・ナガノと、彼の継母でラッセルの元妻ミッシェル・ナガノに話を聞く。敢えて継母の名字を名乗っているダニーはどうやら父と折り合いが良くないらしい。彼らがラッセルを最後に見たのは前夜のクラブハウスでのパーティで、ダニーの初日首位の好成績にいちゃもんをつけた挙げ句、2人を罵って出て行ったという。カートの死体のそばにあったゴルフボールの指紋から2人の容疑者が浮上するが…。

第13話 暴走ストリート Internal Combustion

男子高校生に原因不明の脳の腫れ。恋人も行方不明になっており…

高校生のトレバーが生徒たちの目の前で急死する。目立った外傷はなかったが解剖すると大きく腫れた脳が頭蓋骨から飛び出してきた。頭蓋骨の奇形の病気だったうえ殴られるなど何らかの衝撃が加わって脳が腫れたと思われるが、トレバーは人と争うようなこともなく自分の車に熱心に取り組む学生ということだった。大幅に改造されたトレバーのポルシェには恋人シンディの携帯が。実はシンディはトレバーが亡くなる前日から行方不明になっていた。トレバーの車に残ったデータから前日に向かった先を割り出し行ってみると、そこにはシンディの無残な遺体があった…。

第14話 散り際の美学 Unshockable

演奏中の感電事故は仕組まれた罠?謎の死体はCIA元次長…

人気カントリーグループ、ラスカル・フラッツのラスベガス公演で、ベーシストのジェイ・ディマーカスが感電し、古参のベース管理者トラヴィス・マーレイが代役を務める。ジェイは命に別条はなかったが、手のヤケドの形状は高電圧によるもので、誰かが意図的に感電させたと推測された。ギターを調べるたが細工の痕はなく、感電の原因は他の機材にあることが判明する。
ラングストンとサラは、ミード湖に浮かんでいた初老の身元不明の男の死体を調べる。頭部に鈍器損傷があり、検視で前立腺ガンの末期だったことが分かるが、いずれも死因ではなく、また溺死でもないことが分かる。被害者はCIAの元次官ヴァンス・コルトンだとわかる…。

第15話 僕たちの失敗 Neverland

早朝に匿名の通報。空き地に少年の遺体が横たわる…

早朝、「空き地に少年の遺体が横たわっている」と匿名の通報があった。死因は頭蓋陥没骨折なのに血溜まりはなく、死体遺棄と思われた。少年の所持品からウィル・サター14才と身元はすぐに割れたが、大きな謎がCSIの前に立ちはだかった。ウィルの爪に付着していた血液のDNAが、2年半前から服役している殺人犯サイモン・ローズと一致したのだ。ローズが犯した事件の証拠品は中央証拠保管庫で永久保存されている。被害者はローズの妻サマンサで、その着衣にローズの血液がベッタリ付着していた。サマンサが抵抗してローズを負傷させていたのだ…。

第16話 危険な二人 The Panty Sniffer

潜入捜査中にアーチーが女性の死体を見つける

エクスタシー製造の容疑者ベルとエヴェレットを現行犯逮捕すべく、キャサリンとバルタンはホテルの客室で監視する。グレッグとアーチーは容疑者の客室に監視カメラを仕掛けるが、二人が部屋に戻って来たため、製造現場となる浴室のカメラが機能しない状態で引き上げる。キャサリンとバルタンは根気よく監視を続け、ベルの元にドラッグを買いに来たジルから今夜のドラッグ・パーティーの場所を聞き出し一件落着する。
アーチーはラボに戻ろうとホテルの搬入通路を通り、階段から転落した女性の死体を見つける。被害者はホテルの従業員サーシャ・カッツァロスで、両腕につかまれた跡がありスカートの下に下着を付けていなかった…。

第17話 ジキルの影 Irradiator

夫婦と飼い犬が射殺される!自室で隠れていた娘は無事だったが…

深夜の住宅街に響き渡る犬の吠え声。その犬と、飼い主であるレイマン夫妻が何者かに射殺された。夫妻の幼い娘グレイシーは自室のベンチチェストの中に隠れて無事だった。
捜査の結果、犯人は隣人の元機械製作工ハーソンと判明。自宅を訪ねると彼は逃走したあとで、その作業場には脳手術に使う定位固定装置を製作した痕跡があった。ラングストンは、ハーソンがジキル博士ではないかと疑う。
その頃ニックが、パイプの中に紙が詰められているのを発見する。それには「ギーター11・32」と書かれていてラングストンはこれがヒンドゥー教の聖典「バガヴァッド・ギーター」の第11章32節を指すことに気づく…。

第18話 ラボの事件簿 Field Mice

ホッジス捜査官とウェンディが捜査官が

CSIの研修生たちが演習する場を訪れたホッジス。自分はCSIだと偽り、学生たちと共に実際の未解決事件の謎解きを始める。
4か月前アパートを全焼させる火災が発生。焼け跡から傷一つない全裸の女性の死体が見つかる。聞き込みによりアパートの住人ではない事が分かるが身元は掴めない。検視の結果、死因は火事によるものではなく複数の薬物の過剰摂取だったと分かる。
未だ死体の身元が分からず、捜査のため現場に入ったラボのメンバーと学生たちが事件の真相に迫っていく。
そしてホッジスとウェンディの関係に小さな変化が訪れるのだった。

第19話 憎悪の連鎖 World's End

大雨の夜に不良高校生の遺体が見つかる…

大雨の夜、雨水排水路の開口部に引っ掛かっている青年の遺体が見つかった。すぐ側に高校があり、男は不良高校生ショーンと判明。検死で死因は意外にも溺死ではなく刺殺と分かり、傷の形状から凶器はプラス・ドライバーと推測された。ショーンの体には骨折や打撲が多数あり、暴力三昧の生活が窺われた。ショーンは白人至上主義者だが、ポケットには黒人女性2名が写っている写真が入っていた。
ショーンの打撲と骨折は、3日前に負ったものと約1週間前のものがあった。前者はイアンと言う生徒とのケンカが原因だったが、イアンにはアリバイがあった。その後、高校の校長から「用務員が先週、何者かに暴行された」との情報があり、その用務員セニヤブにブラスが話を聞きに行くのだが…。

第20話 べガスに死す Take My Life, Please!

久々の晴れ舞台に黒い影。自然死か殺人か?

70年代に一世を風靡したお笑いコンビ「ナックルズ・アンド・ナッシュ」が30年ぶりに再結成し、ベガスのステージに立つことになった。今や初老の2人。ナックルズのしゃべりは健在だが、一線を離れて酒に溺れていたナッシュの方はネタの覚えも歯切れも悪い。そんなナッシュが初日の本番直前、楽屋で死亡。アルコールと過剰なオキシコドンが検出され、背中には性交渉を示すひっかき傷、のど元には赤い毛髪が付着していた。
性交渉の相手はナックルズの妻タープシーだった。ステージマネージャーのビンゴとの浮気現場を見られ、夫にバラすと脅されて1回寝ただけだと証言するが…

第21話 時の止まった家 Lost & Found

飲酒運転で撥ねられた被害者女性は…

飲酒運転の車が道路を逸脱して砂漠へ突入し、女性を撥ねた。夜間の事故で砂漠には灯り一つないところで女性は何をしていたのか?
病院へ搬送された女性の姿を見てブラスの表情が変わる。彼女は3年前に発生した失踪事件の通報者ジャネット・マーシュだった。彼女が仕事を終えて深夜に帰宅すると、夫マイク、長女エミリー15才、長男アンディ9才が消えていたと言う。後に夫の車が発見され、その座席には夫と長女の血痕と長男のパジャマがあり、そのパジャマには大ケガを示唆する血痕があった。だが他に証拠は何も挙がらず、ブラスが怪しいと睨んだジャネットの弟ビルにも完璧なアリバイがあった為、事件はお蔵入りになっていた…。

第22話 ジキル 最愛の殺人鬼 Doctor Who

被害者女性に、ジキル博士とラングストンの影

雑誌記者のハイディが殺害、遺棄される。所持品にはジキル博士に殺害された被害者たちの写真が多数あり、ジキル事件の調査をしていたと考えられた。そのハイディだが以前ラングストンが勤務していた病院で起こった「死の天使」の事件の記事を書いておりラングストンとは知り合いだったことが分かる。記者として優秀だったと称賛するラングストン。だが実はハイディは、「死の天使」事件で患者を殺害した医師にラングストンが協力していたと考えており、ジキル事件にも何らかの関与していると踏んで尾行していた…。
捜査から外されたラングストンは、自分を尾行したせいでハイディが殺害されたのではと考えひとり聞き込みを始めるのだった。

第23話 ジキル博士の手術室 Meat Jekyll

ジキルの正体を暴け!ラングストン決死の捜査が続く!

CSIはハスケルをイーリー刑務所からベガス署の留置場へ移送する。ジキルの正体を聞きだすためだ。ハスケルは、ジキルとは11年前に訪れたレストランで出会い、ジキルはその店のシェフで、被害者の3人も店に居合わせたと言う。ハスケルは更に、ジキルからもらったプレゼントの品が自分の逮捕時に押収されたので証拠保管庫にあるはずだと語る。CSIが証拠箱からその品を出すと、それはビゲローの小腸リボンと同じ形のパスタだった。
捜査でその店は「ヴェネッティーズ」と判明した。訪れるとすでに5年前に閉鎖になっていたが壁一面に写真が飾ってあり、その中に被害者3名の写真があった。CSIは店の従業員リストを国税庁から入手して、どの従業員がジキルなのかハスケルに訊くが…。

ついに10周年! 大ヒット犯罪捜査ドラマ、シーズン10に突入
チームリーダー交代、新リーダー:ラングストン教授、本格始動!!

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
最新の科学捜査テクニックを駆使して難事件に挑む犯罪捜査ドラマ。ラスベガス市警CSI:チームの活躍を描き、個性あふれる捜査官たちが織りなす人間模様にも見ごたえがあるのが人気の秘密。第9シーズンでラスベガスを去ったグリッソム主任(ウィリアム・ピーターセン)に代わり、CSI:に加わった犯罪学の権威ラングストン(ローレンス・フィッシュバーン『マトリックス』シリーズ)。シーズン9の第9・10話に登場した伝説の凶悪犯・ハスケル(ビル・アーウィン)との因縁の対決や、シリーズ最凶のライバルとなる神経外科の知識を駆使する連続殺人鬼《ジギル博士》が出現。慣れない科学捜査に悪戦苦闘しつつも、犯罪学者ならではの名捜査で数々の難事件に挑む。

第1話 キルゾーン Shock Waves

恐ろしく計算された爆破事件…。参列者に牙をむく!

留置場でハスケルに刺されたラングストンは病院へ搬送され一命を取り留めた。だが安堵したのも束の間、クラーク巡査の葬儀で爆破事件が起きる。クラークの棺が爆破され、次に生け花に仕掛けられていた地雷が墓石を吹き飛ばした。これは参列者らが一定の方角へ逃げるよう計算して配置されており、その誘導した先に恐ろしいアンホ爆弾が仕掛けてあった。ニックが気付いて参列者らを制止したが、それでも巡査2名が死亡、負傷者が十数名出てしまう。
検死でクラークの遺体から爆弾の起爆装置に使われた携帯電話のシムカードが発見され、調べると携帯電話の持ち主は先月戦死した海兵隊員のものだった。その妻に尋ねると携帯電話をコミュニティ・センターのチャリティに出していた。

第2話 べガスの人食い鮫 Pool Shark

人で溢れかえるプールに招かれざる客が出現

ブーゼルのカジノのプールに突如サメが現れ、女性の腕を食いちぎって死亡させる。ブーゼルのカジノではサメを飼育していたので、そこのサメを何者かがプールに入れたと思われた。しかし管理している獣医ホロウェイはサメの数は減っていないと否定する。ブーゼルのカジノの向かいには、敵対するマックリンのカジノがある。同じくサメを有していたがこちらもサメの数は変わっていなかった。
そんな折、検視の結果女性はサメに襲われる前に死亡していたことが分かった。死因は急性アヘン中毒、女性はヘロインを注射され殺害されたのだった。

第3話 ベブラッドムーン 満月の夜 Blood Moon

狩猟月に男の斬首死体が発見。カルト集団の儀式なのかーー

チャールストン山で男性の斬首死体が発見された。胴体は有刺鉄線フェンスに寄りかかり、頭部は杭に突き刺さっていた。周囲にはタイヤ痕も足跡もなく、遺体以外に証拠はなかった。
捜査で被害者はメディタレニアン・ホテルの宿泊客マイケルと判明。ホテルで開かれていた集会に参加する為にサンディエゴから来ていた。その客室は荒らされ、床に黄色のコンタクトレンズが落ちていた。クローゼットには礼服、結婚指輪、誓いの言葉のメモがあり、結婚式当日の新郎と判明した。その会場はホテルの宴会場で、開かれていたのはバンパイア信仰者の集会だった。バンパイア信仰者のマイケルと婚約者のジュリーは、この集会で挙式するはずだったのだ…。

第4話 スクウィーグル Sqweegel

犯人からの謎のメッセージーー犯人の目的は?

慈善活動家マーゴの自宅に全身を黒で覆った男が侵入し切りつける。幸いマーゴは一命を取り留めた。現場を調べてもDNAや指紋といった犯人の身元を特定できる証拠は一切でなかった。そして他の証拠から、犯人が度々マーゴの自宅へ侵入していたこと、屋根裏部屋に潜み小型カメラを使って監視していたことが分かる。またベッドの下には人型の跡が。その痕跡から犯人はラバースーツを全身着用していることが分かった。犯人がラバースーツを買ったアダルトショップに残った資料には名前が残されていた。「イアン・ムーン」。文字を入れ替えると「俺は誰でもない」となり偽名なのは明らかだった。

第5話 ゴミ屋敷の法則 House of Hoarders

ゴミ屋敷から腐乱死体が見つかる。事故か事件か?

サンティアゴ家で「動物の死体が放置されているらしい」と通報されミッチェルらが出向くと、ニオイが強く明らかに人間の死体らしかった。ドアを蹴破ると、中は物だらけで1歩も踏み込めない「ゴミ屋敷」状態。CSIが到着するが現場検証にも苦慮する。ゴミをかき分けて入っていくと、腐乱死体があった。家の持ち主マルタと思われ調べようとすると奥から女性の声が。マルタだった。サラが死体を見せると、初めて気付いて取り乱し「娘のダイアナだ」と言う。マルタには他にも息子ジュリアンともう1人の娘アリサがいたが、全員家を出ていた。裁判所からマルタに清掃命令が来ており、ダイアナは手伝いに来ていたらしい。グレッグらが家を捜索していると、今度は白骨死体が見つかり、手を赤いリボンで縛られていた…。

第6話 冷血動物 Cold Blooded

謎多き事件が発生。あの絶滅した動物のものなのか?

砂漠で発見された若者の死体。腹部には複数の刺創がありその並びから噛み跡とみられたが、噛み跡とすれば非常に巨大で恐竜か何かとしか思えない。するとホッジスがある情報を掴んできた。今ベガスで、実物大のアニマトロニクス恐竜ロボットのショーが行われているのだ。「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」というショーで、実物大の恐竜が歩き回る姿は圧巻だった。これが凶器に使われたのか?
別件の殺人現場では中年男性フィル・コーラーの遺体が自宅で発見された。捜査に向かったニックは、フィルが5年前誘拐され殺された少女の父親であることに気付く。2人誘拐されたうちの1人でどちらの少女の遺体も発見されなかった。現場から発見された毛髪は、誘拐されたもう1人の少女の母親カーリーのものだった。カーリーの家へ向かうニックらだったが彼女の姿は見えず…。

第7話 名前の落とし物 Bump and Grind

シュレッダーにかけられた被害者は一体誰!?

廃棄物を埋立地へ運搬するトラックから微塵になった死体が見つかる。どうもゴミと一緒にシュレッダーにかけられたようだった。同時に細かく切り刻まれたクレジットカードも発見。分析の結果、被害者は刻んだカードを食べさせられ、銃で頭を撃たれ殺害された後、シュレッダーのある施設へ運ばれたと分かった。クレジットカードの名義はラリー・ラモット。クレジットカードから個人情報が流れない様、監視するサービスを提供する会社の経営者である。てっきり被害者はラリーと思われたが、なんと会社にはラリーの姿が。
この被害者は誰なのか?被害者が食べたクレジットカードを追跡したところ、赤の他人がベガスで使用する様子が監視カメラに残っていた…。

第8話 冒された町 Fracked

温泉で男の死体を発見。その頃血痕の付いたバンが発見されるが…?

郊外の温泉で男の死体が発見された。死因は溺死。声帯に溺れた場所の水が残っていたが、どうやら別の場所で溺れたようだった。被害者はウォルター・バーンズで、通話記録から新聞社の編集長ロザリンド・ジョンソンと連絡を取っていたとわかる。しかしロザリンドは「情報源秘匿」のため内容を話そうとしない…。
その頃血痕の付いたバンが発見されるが、その車のカーナビから、車の持ち主リチャード・アダムスがバーンズの牧場を何度も訪ねていたことが分かる。血痕の位置からアダムスが撃たれたようだったが遺体がない。カーナビに記録されていた場所をしらみつぶしに調べると、とあるモーテルのゴミ捨て場からアダムスの遺体が発見された…。

第9話 女たちの打ち上げ花火 Wild Life

ただの転落事故?それとも突き落とされたのか?

エクリプス・ホテルのバルコニーから宿泊客ブラッドが転落死した。だがその落下地点は彼の客室の真下ではなく、どうやら隣室のバルコニーから転落したらしい。隣室にはオハイオから来たステイシーとデイナが泊まっていた。その部屋をノックしても応答がないので鍵を開けて入ると、二人はベッドで血まみれになっていた。ところが二人は眠っていただけで外傷もない。前夜に酒をかなり飲んだとのことで何も覚えていないと言う。病院で診察を受けた二人は、共に性交渉したことが判明。ステイシーの相手はベッドで出血した男性で身元不明。血の付いたアイロンがベッドの下に落ちていたことから、男はアイロンで殴られて出血したと推測されるが…。

第10話 アンバーアラート 418/427

誘拐事件発生!少女は無事救えるのかーー

明け方、スーパーマーケットの駐車場で女性客クリスティーナと店員が射殺された。店員には1発、クリスティーナには3発で1発は目を撃ち抜いている。犯人の狙いはクリスティーナと思われる。目撃者の証言でクリスティーナは小さな娘と一緒だったと分かるが、娘ホリーも車も消えていた。誘拐事件としてアンバー警報が発令された。
クリスティーナの夫はFBIのダニエル・ムーア捜査官だった。そして妻を撃った犯人は小児性愛者のライラン・ガウスだと言う。ムーアはガウスを10年追ってやっと刑務所送りにしたが、証拠の不備で控訴審では無罪になり出所していたのだった…。

第11話 スリーメン&ボディ Man Up

ヤラセか真実か?スナッフ写真を確かめろ!

被害者サイトに女性の変死体写真が掲載された。ヤラセの多いサイトなのでその真偽をめぐってニックとグレッグの意見が分かれ、確認のため現場へ行くことになった。そこはゴミ捨て場で、サイトの写真通りの絞殺死体があったがその検死中に、遺体の索条痕が写真と一致しないことにニックが気付く。よく見ると着てるドレスも写真と違っていた。捜査で、写真が撮られたのは一昨日の夜と判明し、写真がヤラセという事がわかった。
被害者はアンバーと言う娼婦で、殺害時に着ていたドレスにシマウマの毛が付着していたことから、コメディアンのキャロット・トップ誘拐事件と関連があると思われた。キャロットはアンバーと男性二人と共にリムジンに乗ったあと意識を失い、気付いたら警官に発見されていたと言うが…。

第12話 腐った桃にキスを A Kiss Before Frying

頭部が黒焦げになった男性の死体がみつかる。かろうじて生きていた男性は両手首と両足首、胸に拘束の痕があり、頭頂部のヤケドなどから電気椅子が使われていたことが明らかになる…。一方、グレッグはラボの見学に来ていた小学校教師と急速に親しくなるが、彼女が捜査ファイルを盗み見していたことに気付き、彼女の行動に疑惑を抱く。彼女の正体とは…?

第13話 愛のことば The Two Mrs. Grissoms

ろう者大学で開かれた奨学生最終候補者決定パーティーに、グリッソムの母が出席する。グリッソムとサラも出席する予定だったが、グリッソムは仕事の都合で欠席。姑とうまくコミュニケーションが取れないサラは気分転換に外へ出るが、そこで突然大きな爆発音が…。炎上する車に駆け付けると炎の中、教授の一人が必死に車内の運転者を救おうとしていたが…。

第14話 灰のメッセージ All That Cremains

リサイクルショップで段ボール箱に入れられた男性のバラバラ死体が見つかる。遺灰には死刑囚と女性のDNAが含まれており火葬場で2人まとめて焼かれたことが判明する。一方ラングストンは元妻が再婚すると知り複雑な心境になる…。

第15話 地獄へ道づれ Targets of Obsession

ニックが車で帰宅した途端、携帯電話に着信が。相手は、以前ニックらによって射殺された爆弾犯の弟ジェイソン。彼は「家に入らないで」とニックに忠告するが…。一方、ラングストンはハスケルの公判で証言台に立つが…。

第16話 ウォーキング・デッドマン Turn On, Tune In, Drop Dead

繁華街の路上から搬送された青年の死体が検視の最中、突如起き上がって立ち去るという信じがたい事件が発生。その直後、別の路地でも死んでいたはずの青年が生き返りどこかへ姿を消すという事件が起きる。手がかりは黒い手帳のみ…。

第17話 魔性のリスト The List

刑務所の通路で、囚人同士の乱闘が勃発し、収監されて4年目の元刑事が刺殺される。彼は無実を訴え続け、新証拠に基づく再審請求が通ったばかりだった。通報を受けたCSIは刑務所へ…。

第18話 ギャンブルラボ Hitting for the Cycle

勤務中、その日のシフトですでに殺人、事故死、自殺を扱っていたCSI。もし、シフト終了前に自然死を扱うことになれば4種類の死亡理由がそろうサイクルヒットの達成だ。ホッジスの提案で、誰が自然死に当たるか皆で賭けをすることになるが…。

第19話 レディ・ヘザーの治療室 Unleashed

山中でクーガーに襲われたレオタード姿の女性の死体が見つかる。被害者は女性を助けるシェルターを運営し、レディ・ヘザーのセラピーを受けていた。一方、ロビンスとニックは首を吊った直後の女子高生から、帝王切開で女児を取り上げる…。

第20話 惨劇へのプロローグ Father of the Bride

郊外の農場でバラバラ死体が見つかる。現場に向かったラングストンとニックは、それが女性の胴体と男性の手であることを確認。一方、ハスケルの逃亡を手伝ったヴィヴィアンの両親が、ビデオが送られてきたと届け出てくる…。

第21話 この世の地獄 Cello and Goodbye

LAに住むラングストンの元妻グロリアとその再婚相手に、巧みに近付くハスケル。その後、ロスで変死体発見の知らせがラスベガスのCSIに届いた。ハスケルの犯行である可能性があると言う被害者の身元を知って、ラングストンは驚愕する…。

第22話 バーニングアウト In a Dark, Dark House

グロリア救出に単身で乗り込んだラングストンは、ハスケルをいとも簡単に制圧するも、「俺に何をされたかグロリアに訊いてみろ」と挑発するハスケルに怒りを抑えられなくなり、拘束バンドを解き死闘を繰り広げる。果たしてその結末は…?

全米を席巻!開始から11年、いまだ衰えない人気。息の長い超ロングセラードラマ
映画に負けないド派手なストーリーと映像で見せる、エンタテインメント作品

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
最新の科学捜査テクニックを駆使して難事件に挑む犯罪捜査ドラマ。ラスベガス市警CSI:チームの活躍を描き、個性あふれる捜査官たちが織りなす人間模様にも見ごたえがあるのが人気の秘密。

第1話 73秒間の修羅場 73 Seconds

ハスケルの事件後、ラングストンはCSIを去りキャサリンは降格になった。そして、チーム再生のためシアトルCSIからD・B・ラッセルが新主任としてやってくる。そんな中、ホテル間を結ぶトラムで銃撃戦が起き、車内は地獄と化す。捜査を開始するCSIメンバーは、まるで死体のようにトラムの床に横たわるD・B・ラッセルと思いがけない形で出会う。発砲した一人である警備員は、相手が銃を抜いたので応戦しただけだと言い、その一部始終を目撃したはずの6歳の少年は、恐怖からか「エイリアンがいた」としか語らない…。

第2話 死ぬのを見たのは誰 Tell-Tale Hearts

血の混じった真っ赤なスプリンクラーの水をかぶったカップルの通報で、一家が自宅で惨殺されているのが見つかる。家族4人はそれぞれ家の中の別の場所で死亡しており、祖母と両親の遺体は血まみれで放置されていたが、まだ幼い娘は射殺されているにも関わらず、着衣に血痕はなく、まるで眠っているようにベッドに寝かされていた。割られた子ども部屋の窓から続く血痕をたどり、CSIメンバーは向かいの家の住人を逮捕して自供に追い込むが、その直後に自分が真犯人という別の人物が出頭し、捜査は振り出しに戻る…。

第3話 滴り落ちる顔 Bittersweet

ニックとロビンスの姪がアートの鑑賞を楽しんでいたギャラリーのアート作品の中から、切断された死体の一部が入ったセメントブロックが見つかる。制作者は、ゴミ捨て場で拾ってきたものを作品の材料にしたという。被害者が少女であること、そしてレイプの後、殺害し切断するという手口から、5年前の連続少女誘拐殺人の犯人の名前が浮かぶ…。

第4話 ゲッダの日記 Maid Man

マフィア博物館の開館パーティーが催され、エクリー、ラッセル、キャサリン、グレッグらが出席。亡きマフィアの妻たちも招かれ華を添える会場で、前ラスベガス市長がスピーチ中に突如撃たれる。現場に残された凶器の拳銃は20年前、保釈中に姿を消して以来、今もなお消息不明の殺し屋のものだった…。

第5話 娘よ CSI Down

殺人事件との報告を受け、ラッセル、グレッグ、モーガンが現場へ。ところが被害者が突然息を吹き返したため、救助ヘリで病院へ運ぶこととなる。そんな中、ニックから別の二重殺人の事件への応援要請の連絡が入る。モーガンはひとり被害者と共にヘリに乗り込むが、意識を取り戻した被害者はヘリを乗っ取り…。

第6話 苦痛の女王 Freaks & Geeks

路上でシートにくるまれた女性の死体が見つかる。両腕や両肩には等間隔で皮下注射器の針や串が刺さっており、溶けたロウソクのようなものが付着していた。拷問されたように見えたが『人間燭台』として見世物ショーに出ていたことが分かってくる。被害者の姉は、自由奔放だった妹を嫌っており何年も会っていなかったのだが…。

第7話 脳の落とし物 Brain Doe

ドライバー3名が死亡する交通事故が発生し、同時に、身元の分からないむき出しの脳が見つかる。被害者のひとりが車に積んでいたクーラーボックスから脳の組織を発見するが、脳の主の死体は見つからない。また、車内にあった薬物と後の検視により、被害者は事故ではなく薬物の過剰摂取で死んだことが判明する…。

第8話 過去から来た処刑人 Crime After Crime

若き起業家が自身の誕生日パーティーの会場で殺害される。遺体はズボンを脱がされ、子ども用のブリーフをはかされており、ステージに用意された巨大なケーキのロウソクは8本になっていた。一方、別件でギャングの処刑スタイルを思わせる焼死体が見つかる。2つの事件は被害者が過去に関わった事件を彷彿させ…。

第9話 殺人兵器 Zippered

銃声の通報があった退役軍人の家の中には、銃撃の跡や血痕が残されていたが、そこに死体はない。現場に落ちていた薬莢のサイズは非常に珍しいもので、さらに、隠し部屋のような地下室では、大量の銃のコレクションが発見される。回収された弾が軍のデータベースでヒットし、特殊な銃だと分かる…。

第10話 神聖なベッドルーム Genetic Disorder

寝室のベッドで男性が死んでいると通報が入る。知らせたのは何とロビンス検視官の妻。駆けつけたCSIが目にしたのはロマンティックなムードの寝室に裸で横たわる見知らぬ中年男の死体だった。情事の最中だったとしか思えぬ状況にロビンスは動揺する。やがて死因が気道をふさがれたことによる窒息死と判明し…。

第11話 キャサリンの運命 Ms. Willows Regrets

山中で白骨死体が3体発見された。身元は、キャサリンが旧友ローラに紹介した弁護士とその部下2名だった。ローラは夫に関する情報を、FBIに提供する寸前だったのだが、滞在しているはずのマンションに姿はなく、電話にも応答しない。最悪の事態がキャサリンの脳裏をよぎる…。

第12話 CSI全員招集 Willows in the Wind

自宅で襲撃を受けて被弾したキャサリンを乗せ、車で逃げるラッセル。やがて乗り捨てられたラッセルの車が発見されたが車体は弾痕で蜂の巣状態で、後部座席には大量の血痕も残っていた。近くにはラッセルとキャサリンの携帯電話が落ちており、敵に傍受されるのを恐れてわざと捨てていったと思われた。後部座席からの滴下血痕も途中で途切れており、2人の所在を示す手掛かりはこの現場には見つからなかった。一方、別の殺人事件現場でラッセルの臨場を待っていたロビンスの携帯電話に発信者不明の妙なメールが届き…。

第13話 ミューズな死体 Tressed to Kill

街中で女性たちが気付かぬうちに髪を切り取られるという事件が多発し、被害に遭った11人が警察に届け出る。その後、被害者の一人が、自宅で殺害されているのが見つかる。ブルネットの髪をブリーチでブロンドに変えられ、70年代風のレトロな服を着せられ、さらには目をくり抜かれ口の中には三つ編みの毛束が押し込まれていた。その毛束には、26人の女性の毛髪が含まれており、髪を切られたと届け出た11人の女性の毛髪も含まれていた。これは、犯人がこれから狙う女性の"リスト"なのか?!そしてまたひとり、女性の遺体が発見される…。

第14話 血の方程式 Seeing Red

乗用車が広告トラックに突っ込む事故現場に、偶然居合わせたニックとモーガンが運転者を救出するが、その青年の体には衝突による損傷以外に腹部と頭部に銃創があった。青年はどこで撃たれ、どこから逃げてきたのだろうか?ラッセルは、シアトル時代に自分の部下だったフィンレイを訪ね、血痕を専門とする彼女に協力を求めるが…。

第15話 ドクロの家 Stealing Home

一軒家がまるごと盗まれ、家の中にいたはずの妻も姿を消したとの通報が入る。通報者は、兄弟と家の所有権をめぐって揉めており、妹は困っている様子だった。やがて砂漠で家が見つかるが、家泥棒と思われる男が下敷きになって死んでいた。一方

第16話 ラスベガス大停電 CSI Unplugged

激しい雷雨の夜、資産家の5歳の息子が世話係の女性と共に姿を消す。行方不明の子供が殺される前にと捜査を急ぐが、その矢先にラスベガス全体が大停電に陥ったために、最新の分析機器が使用できなくなる。停電が続く中、ラボスタッフは昔ながらの手法を駆使して鑑定することに決める…。

第17話 噂の真相 Trends with Benefits

西ラスベガス大学のパーティーの最中、つぶやきサイトへの異様な投稿に会場が騒然となる。それは、男子学生の死体の画像だった。状況から見て、何者かが大学内の橋から彼を突き落としたようだ。警察が到着するころ、現場には野次馬が群がっていた。やがて男子学生は、パパラッチさながらにキャンパス内のゴシップを嗅ぎ回っていたことが判明する…。

第18話 残酷なワンダーランド Malice in Wonderland

「不思議の国のアリス」の世界をイメージした結婚式の会場に、白ウサギとチェシャ猫の格好をした二人組の強盗が乱入。参列者の金品を奪い、新郎を射殺して逃走する。新郎の遺体を検視すると、脳から出てきたのは銃弾ではなく、なんとボタンだった。そんな折、ドライブスルーの結婚式場が襲われ、今度は車まで奪われる…。

第19話 卵の反乱 Split Decisions

ホテルのカジノで小児科医が射殺される。犯人は人混みに紛れて姿を消すが、監視カメラは男の顔を捉えていた。CSIはカジノのフロアを封鎖。アーチーは、ホテルの監視カメラに接続して顔認証システムで犯人を捜索する。やがて、事件と同時刻の別の場所に、顔も服装も同じ男がもうひとりいたことが判明し…。

第20話 殺しの衝動 Altered Stakes

7年前無差別に大学生を撲殺した罪で服役中の男が、当時捜査を担当した刑事の暴力で自白を強要した疑惑が浮上し、釈放される可能性が出てくる。男は警察を死体遺棄の場所に案内しており、犯人に間違いはないと思われるが、それでもこのままでは、彼を釈放せざるを得ない。CSIは7年前の事件の新たな証拠探しに奔走する…。

第21話 ドリーマー Dune and Gloom

アマチュア・レーサーたちが砂漠で競うオフロード・チャンピオンシップで、1台のレースカーがクラッシュし炎上する。ところが、死体はドライバーのみで、同乗しているはずのナビゲーターの姿がない。しかも、エントリー・リストに記入されたメンバーの名前はすべて偽名で、トレーラーもすでに消えていた…。

第22話 カルマ Homecoming

保安官の再選を目指すパーティー会場の近くで、麻薬ディーラーら3人が殺された。被害者のひとりは大物起業家の妻。麻薬の強奪が目的かと思われたが、被害者のうち、その妻だけがめった打ちで殺されていた。フィンは夫を疑うが、彼は保安官の友人のため、自由に捜査できない。やがて現場付近からホッケースティックとジャージが見つかるが…。

全米大ヒット犯罪捜査ドラマが、伝統と革新が融合し、新たに生まれ変わる!
新リーダーは、チームをどう率いるのか? どう事件に挑むのか?

『トップガン』『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など数々のヒット作を世に送り出したジェリー・ブラッカイマーが贈る、全米No.1の大ヒットTVシリーズ。
最新の科学捜査テクニックを駆使して難事件に挑む犯罪捜査ドラマ。ラスベガス市警CSI:チームの活躍を描き、個性あふれる捜査官たちが織りなす人間模様にも見ごたえがあるのが人気の秘密。

第1話 カルマの決着 Karma to Burn

去、ウォリックを殺害し終身刑となった元副保安官のマッキーンは、逮捕後も刑務所内から手下を動かし裏社会を牛耳っていた。しかし殺人事件の捜査中のエクリーに息子を射殺され、その恨みからラッセルの孫娘の誘拐を企て、さらには手下にエクリーを銃撃させる。ラッセルの自宅でケイティを誘拐したのは警官だという証拠をみつけたサラ。その頃、仕事に嫌気がさしたニックは街で泥酔し留置場に入れられてしまう…。

第2話 皆殺しのダイナー Code Blue Plate Special

ベガス署員行きつけのダイナーに食事に向かったニック、サラ、グレッグは、店内で8名もの人が射殺されている惨状を目の当たりにする。現場にはフィンも駆け付け、血痕の状況を徹底的に捜査し、グレッグは保冷庫を調べる。監視カメラの映像にはおよそ7分間、経営者のヴィンセントが保冷庫内に閉じ込められていたことを確認する。その頃、妻のバーバラとともに娘と孫娘をシアトルに送りに行っていたラッセルは、一人ベガスに戻ると入院中だったエクリーの病室に立ち寄る…。

第3話 怯えた花 Wild Flowers

レイヴ会場で発砲事件が起こった。少女一人が犠牲になるも身元が分かる物は何も身に着けておらず、手足には拘束具の痕があった。少女にはもう一人連れの少女がいたことが目撃証言で分かったのだが、その少女の行方はつかめない。モーガンは、銃弾で吹き飛んだタンクを発見。そのタンクに当たってケガをした医者の卵アマンダに事情を聞く…。

第4話 シナトラの亡霊 It Was a Very Good Year

砂漠の真ん中でグランドピアノの中に遺棄された女性の刺殺体が発見される。そこで被害者の顔を見たグレッグは、殺された女性が2年前にマフィアの歴史本を出版した際に協力してくれた音楽ジャーナリストだったことに気づき、愕然とする。死因は複数の切り傷からの大量出血だと断定されるが…。

第5話 相棒 Play Dead

高級住宅地で弁護士が何者かに射殺される。通報者によると、弁護士に恨みを持つ者は多く、近所でも迷惑がられていたとのことだった。フィンとモーガンが捜査にあたるが…。一方、ハロウィンの夜に路地裏で非番の警官が喉を噛み切られて死んでいるのが見つかる。彼は麻薬を所持しており、側には相棒の警察犬がいた…。

第6話 傷心 Pick and Roll

ラッセルの息子チャーリーが所属する大学のバスケチームのコーチが体育館のシャワールームで撲殺死体となり発見される。チャーリーは前日にコーチから激しく叱責され、コートから追い出されていたのだが、事情をラッセルには話さず、コーチが大学を支援する資産家と口論していたことだけを供述する…。

第7話 ウォリック・ブラウンの墓 Fallen Angels

殺害された元CSI捜査官ウォリック・ブラウンの墓の前で、近くの教会の牧師の死体が発見される。死因は頭部への被弾だった。ウォリックがかつて住んでいた街は、地元ギャングの親玉が牛耳る治安の悪いスラム街で、何らかの発砲事件の流れ弾に当たった可能性も考えられたのだが…。

第8話 燃える女フィン CSI on Fire

砂漠で埋められていた8人の女性の遺体が見つかる。フィンは、その一人が身に着けていたペンダントを見て、2年前にシアトルで行方不明になったジャネットだと確信し、当時の被疑者でシアトルの権力者の息子が犯人だと断言する。ラッセルは、当時の捜査で暴走して解雇されたフィンに釘を刺すのだが…。

第9話 警部の指輪 Strip Maul

CSIはパトロール・チームに協力し、他人のデビットカードを持っていた売春婦や麻薬ディーラーを次々と逮捕していく。一方、カジノの前で生首を振り回している男がいるとの通報が入り、ニックとサラが駆け付けると若い男が血まみれの生首を振り回していた…。

第10話 恐怖のフライト Risky Business Class

ベガスを飛び立った後、無線で緊急事態を告げて引き返してきたチャーター機が、市街地の公園に墜落、炎上した。コックピットからは男性1名が、客室からは男性2名と女性1名の遺体の一部が回収される。グレッグとモーガンは現場から回収された荷物の中に銃を見つけ…。

第11話 殺しの生中継 Dead Air

嵐の夜、ニュースの生放送中に停電が発生し、自家発電が作動するまでのたった20秒の間に、女性ニュースキャスターが殺害されるという事件が発生する。死因は、後頭骨のすぐ下を刺されたことによる脳幹切断で、急所を一突きにされていた。殺されたニュースキャスターは、気難しい性格で、多くのスタッフから嫌われていた…。

第12話 悪夢のセミファイナル Double Fault

女子プロテニス トーナメントツアーのセミファイナルで格上の選手を破り、決勝進出を果たした若手選手が、試合後に無残な遺体となって練習コートのボールマシンの中から見つかる。検視の結果、頭部には陥没骨折、そしてかなり昔の打撲痕が見つかり、死因は喉を突き刺されたことによる窒息と判明する。やがて捜索により、コートの大型ゴミ容器から凶器の折れたラケットが発見されるが、それはクローディア本人のラケットだった。しかしグリップには対戦相手のDNAが付着しており…。

第13話 ニューヨークからの来訪者 In Vino Veritas

クロスオーバーエピソード CSI:NY9 ザ・ファイナル 第15話
「ラズベガスからの追跡者」“Seth and Apep”
タキシード姿の男性の死体がワイン樽の中から発見された。被害者はワイン・オークションに参加していた世界的なワイン・コレクターと判明する…。一方、ニューヨークCSIのチーフ、マック・テイラーは休暇でベガスを訪れていた。ラッセルの案内でラボを見学したマックは、ラッセルと共に先にベガスに来ていた恋人のクリスティーンが滞在するホテルに行くも、彼女の姿はなく、ドアノブには血痕が。ガラステーブルも粉々に砕かれており…。

第14話 ラ・シーヤ 拷問 Exile

クラブの控え室で、 近々デビューが決まっているキューバの人気歌手の姉の惨殺死体が見つかる。遺体は、ほかの場所で殺害されてから運び込まれたようだった。ポスターの裏には人気歌手への脅迫文も見つかる。グレッグとモーガンは、控え室や廊下で繊維片や油性残渣を採取し…。

第15話 孤独な誕生日 Forget Me Not

サラの誕生日。ドレスアップした彼女は一人、ホテルのレストランにいた。そこへ誕生日ケーキが運ばれてくる。差し入れた男と食事をし、男の部屋へ立ち寄るサラ…。翌日、刺殺体が発見され、サラはホテルにやって来たグレッグと出くわす。殺されたその男は、昨晩サラと一緒にいた男だったのだ…。

第16話 ポーカーフェイス Last Woman Standing

ポーカーの世界大会の準決勝の夜、試合に敗れた以前のチャンピオンが、自宅マンションのエレベーターで何者かに喉を裂かれ殺された。エレベーターの扉からは出入り不可能で、しかもエレベーターの天井には人が出入りした形跡はなく、凶器も見当たらなく…。

第17話 15年後の女王 Dead Of The Class

出産間近の妻を家に残し、高校時代の同窓会に出席したデヴィッド。当時内向的だった彼は、話し相手もなく手持ち無沙汰でいた。そんな中、演出用のシャボン玉が赤いことに気付き、不審に思ったデヴィッドは用具室で血で染まったシャボン液と、かつての学園のクイーンだった同窓会の幹事の刺殺体を発見する…。

第18話 アンダーグラウンド Sheltered

両手を切断された青年の遺体が高架下で見つかった。IDもなく、切り離された両手も見つからないことから身元確認は難航する。手がかりを追い、モーガンとニックは鉱山地帯へ。今はニックと暮らしている元警察犬のサムが捜索に加わり、程なくして血痕が付着した怪しげな扉が地面に見つかる…。

第19話 普通じゃない愛情 Backfire

住宅地で、住人とその友人の3人がドラッグでハイになっていたところを何者かに殺される。通報したのは6歳の少女。彼女は叔父と母親とこの家に同居していたのだが、母親はどうやら自分の車に乗せられて、犯人に連れ去られてしまったようだった。チームが鑑識を進める中…。

第20話 イーグルの翼 Fearless

スパ・リゾートの泥湯温泉で遺体が発見された。遺体を発見した男性に同行していたのはホッジスの婚約者で、男性は彼女の兄だという。検視の結果、遺体の死因は溺死と断定。義歯が手がかりとなり被害者は大手製薬会社の営業部員であることが判明する…。

第21話 死霊の囁き Of The Past

20年前に連続殺人鬼が7人の少年を殺害、警官に射殺された食肉処理場に、ゴーストハンターの3人が入るも、ゴーストを呼び出している最中にひとりが何者かに殺害されてしまう。その殺され方は、かつての被害者の少年たちと同じようにフックで吊るされ腹を切り裂かれていた…。

第22話 地獄の9つの円 Skin In The Game

雑誌の取材を受けることになったCSI。記者がチームへの密着を始めた矢先に変死体発見の一報が入る。現場のポルノスタジオは、モーテルの一室を思わせるセットが組まれ、ベッドの上には新品の下着を身に着けた女性のミイラ化遺体が遺棄されていた。ロビンスとデヴィッドはミイラ化遺体を復元するも…。

ラスベガス市警CSIの捜査官たちが最新科学を駆使して、
凶悪犯罪を次々と解決していく、全米No.1の大ヒットドラマが第13シーズンに突入!

D・B・ラッセル(T・ダンソン)は、前シーズン最終話で誘拐された孫娘ケイティを救出すべく、CSI:を率いて捜査に乗り出す。非常事態の連続から始まり、様々な難事件に直面する。行きつけのダイナーでの8人の死体、砂漠のレイブ会場で銃殺された少女、ピアノの中に遺棄された音楽ジャーナリスト、パートナーを食い殺した警察犬に、射殺された嫌われ離婚弁護士まで…目を疑う難事件の数々に、立ち向かうことになる。
メンバー達も事件に巻き込まれ、バスケのコーチを殺害したとして、ラッセルの息子チャーリーは容疑者となってしまう。ブラス警部(ポール・ギルフォイル)の娘エリーも複雑な事件に巻き込まれてしまう。また、砂漠での遺体の一人が知り合いだと確信したフィンレイ(エリザベス・シュー)は、過去の雪辱を果たすため事件解決に奔走する。様々な事件に絡まれていく中で、遠距離別居婚のサラ(ジョージャ・フォックス)とグリッソムの関係、ホッジス(ウォレス・ランガム)と婚約者エリザベッタの関係も次第に移り変わっていく。さらに、ワイン収集家の殺人事件が起きる第13話では『CSI:NY』のマック・テイラー(ゲーリー・シニーズ)が登場し、恋人の失踪事件をラッセルと解決する。モーガンが危険な囮捜査を試みる最終話では、伝説のバンドであるブラック・サバスのメンバー達が新曲を初披露。かつて無い程の緊張感とスピード感の中、CSI:は最新の科学技術をフルに駆使して、事件の解決に挑んでゆく。

衝撃の事件あり、ミステリアスな現象あり、感動の結末ありと、ドラマとしてのあらゆる要素を詰め込んだ今作は、とても贅沢なエンターテインメント作品に仕上がった。そして、その事件を解決していく登場人物それぞれが昆虫学、血痕分析、オーディオビジュアル分析等、得意分野をもつプロ集団。その頭脳と個性豊かな人間性が繰りなす人間ドラマも見逃せない。見所満載で人気爆発・満足度120%の新しいタイプのTVドラマ! 『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズのジェリー・ブラッカイマーが、TVの世界も制す!製作総指揮は『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズで映画界を席巻したジェリー・ブラッカイマー。ハリウッドNo.1ヒットメーカーが、映画に負けないド派手な映像を展開!!

全米視聴者をCSI:が独占!待望の新スピン・オフ企画『CSI:CYBER』シリーズ化決定!

全米では3シリーズを同時にオンエアーし、視聴率ランキングでは常にCSI:シリーズが上位を独占!2000年放送開始以来、他の作品の追随を許さず全米視聴者の絶大な支持を獲得し続けている。惜しまれながらマイアミシリーズは、シーズン10で、NYシリーズもシーズン9で終止符を打ったが、本シリーズはシーズン15全米放送!そして、2015年2月『CSI:CYBER』全米放送開始!!

第1話 葬送の時 The Devil And D.B.Russell

前シーズンに連続殺人事件に巻き込まれたモーガンとブラスの娘のエリー。ニックとグレッグは囮となったモーガンを乗せた車を追って倉庫に突入し、そこでモーガンによく似た女性の遺体を発見する。一方、手がかりをみつけたフィンのもとには縛られたモーガンの動画メッセージが届けられ、モーガンはエリーと一緒にに監禁されていることがわかる。犯人のメッセージに従って電話をかけたブラスは、娘のエリーに…。

第2話 裏切り者の涙 Take the Money and Runl

大勝負が行われていたカジノのポーカールームで勝負が決まり札束がテーブルに積まれたその時、強盗が乱入し現金を奪って逃走した。ところが逃走中に急死した強盗が持っていたのは偽物のチップ…本物は消えてしまっていた。カジノに共犯者がいたのではないかと推察したグレッグは、勝負に負けた対戦相手を疑う。一方、急死した強盗は密かに蛇の毒を注射された囮役とわかり、その蛇の飼い主は駐車場係の男と判明するも…。

第3話 炎のコロニー Torch Song

ナイトクラブで火災が発生し、4人が死亡した。現場を訪れたサラは被害者の若者のひとりの死因を窒息死と推測、検視によって、彼は火災の前にチェーンで絞殺されていたことがわかる。一方、被害者たちの中にはクラブで演奏していたバンドのメンバーらしき人物たちが含まれていて…。

第4話 復讐のフルコース Last Supper

シェフが腕を競う人気番組の決勝戦。味覚テストの料理にコンタクトレンズが入っており、人肉が使われていたことが判明する。やがてフィンとモーガンはスタジオの厨房が殺害現場だと突きとめる。一方、ホッジスは人肉料理の分析を進め、グレッグとモーガンはゴミ収集車から、料理には使われなかった被害者の他の部位を回収する…。

第5話 14年間の十字架 Frame by Frame

資産家の家の寝室で若い女性の死体が発見される。その資産家は麻薬常用者で、14年前に18歳の少女を殺した容疑をかけられたこともある人物だった。しかもその事件は、過去グリッソムが出張で不在の中、キャサリンが指揮をとり彼の犯行を確信していたものの証拠が少なく逮捕出来なかった経緯があった…。

第6話 ベガスの流儀 Passed Pawns

ホームレスがカジノで運試しをし、奇跡的にも一夜で大金を手にした翌朝、そのホームレスの死体が路地で発見された。死体の背中には12カ所の刺し傷があり、現場に駆けつけたモーガンは、"DE"というダイイング・メッセージを見つける。一方、ラッセルはシアトルから戻った妻を迎えに行けず…。

第7話 捜査官の鉄則 Under a Cloud

頭部に外傷を負った男が放水路から引き上げられ、男が搬送された病院へ向かったサラは持品を確認しようと男の鞄を開け凍り付く。そこには作動中の爆弾が入っていたのだ。やがて捜査により、男は実はFBIの捜査官で、仕掛けられていた爆弾を除去しようとしていたことがわかるも…。

第8話 閉所のオアシス Helpless

夜の住宅地を人間用のハムスターボールが転がっていた。中には大量に出血した男性の死体…。検視により死因は脳出血が原因と断定され、ボールを調べるフィンは、男性がボール越しに殴打された痕跡を確認する。ラッセルとともに被害者の自宅を捜査したフィンは、そこで…。

第9話 とり憑かれた部屋 Check in and Check Out

モーテルで中年夫婦が惨殺された。現場に駆け付けたニックとフィンは、以前も同じ部屋で2つの事件があったことを思い出す。その事件がいずれも未解決であった…。そして一週間後、同じ部屋で4つめの事件が発生した。モーガンは、4つの事件をつなぐ共通点は「部屋」であることに着目し、114号室に何かあるとにらむ。

第10話 恐怖の女子会 Girls Gone Wild

頭部に外傷を負った男が放水路から引き上げられ、男が搬送された病院へ向かったサラは持品を確認しようと男の鞄を開け凍り付く。そこには作動中の爆弾が入っていたのだ。やがて捜査により、男は実はFBIの捜査官で、仕掛けられていた爆弾を除去しようとしていたことがわかるも…。

第11話 サンタクロースを探して The Lost Reindeer

サラから発砲があったという連絡を受けるモーガン。それを知ったラッセルはヘリを緊急手配し、現場にニックと駆け付ける。そこには軽傷を負ったサラと撃たれて重傷の保安官、そして保安官補佐の射殺体があった…。一方、フィンは山中の道路で車に助けを求めるも、その車に轢かれ…。

証拠は嘘をつかない! 全米大ヒット犯罪捜査ドラマ 最先端の科学捜査の向こうに人間ドラマが見えてくる

ラスベガス市警 科学捜査班。ハイテク技術を駆使して被害者や犯罪捜査に残された微小な証拠から、真実を暴き出す!科学捜査ドラマの金字塔!!
独特のユーモアと視点を持ち合わせるラッセル主任(T・ダンソン)は、CSIをどう率いるのか?!そして、本シリーズで姿を消すレギュラーキャストも・・・。

全米視聴者をCSIが独占!伝説となった本シリーズも最終章に向けて、加速していく!
更に新たな展開、待望の新スピン・オフ企画「CSI:サイバー」シーズン2決定!!

全米では3シリーズを同時にオンエアーし、視聴率ランキングでは常にCSIシリーズが上位を独占!2000年放送開始以来、他の作品の追随を許さず全米視聴者の絶大な支持を獲得し続けている。惜しまれながらマイアミシリーズは、シーズン10で、NYシリーズもシーズン9で、そして、
遂に、本シリーズも、シーズン15、-最終章-で終止符を打つことに!

証拠は嘘をつかない! 全米大ヒット犯罪捜査ドラマ 最先端の科学捜査の向こうに人間ドラマが見えてくる

ラスベガス市警 科学捜査班。ハイテク技術を駆使して被害者や犯罪捜査に残された微小な証拠から、真実を暴き出す!科学捜査ドラマの金字塔!!
最終第15シーズン突入。独特のユーモアと視点を持ち合わせるラッセル主任(T・ダンソン)は、CSIをどう率いるのか?!そして、いよいよ15年の歴史に終焉が・・・。

「CSI」が日本中を制覇!WOWOW、AXNをはじめテレビ東京系列他地上波でも続々放送

WOWOW、AXNでは常に新シリーズを放送する傍ら、過去のシリーズも軒並み再放送で「CSI」が日本全国の電波を独占!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズのジェリー・ブラッカイマーが、TVの世界も制した!

製作総指揮は『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズで映画界を席巻したジェリー・ブラッカイマー。 ハリウッド№1ヒットメーカーが、映画に負けないド派手な映像を展開!!

全米視聴者をCSIが独占!伝説となった本シリーズも最終章へ。一つの時代が終わる・・・。新スピン・オフ企画「CSI:サイバー」シーズン2まで継続。

全米では3シリーズを同時にオンエアーし、視聴率ランキングでは常にCSIシリーズが上位を独占!2000年放送開始以来、他の作品の追随を許さず全米視聴者の絶大な支持を獲得し続けている。惜しまれながらマイアミシリーズは、シーズン10で、NYシリーズもシーズン9で、そして、遂に、本作の本シーズン15、-最終章-で終止符を打つことに!

証拠は嘘をつかない! 全米大ヒット犯罪捜査ドラマ 最先端の科学捜査の向こうに人間ドラマが見えてくる。遂に幕を下ろす・・・

ラスベガス市警 科学捜査班。ハイテク技術を駆使して被害者や犯罪捜査に残された微小な証拠から、真実を暴き出す!科学捜査ドラマの金字塔!!15シーズンで、15年の歴史に終焉を迎えた後に、制作された最終スペシャル・エピソード。

CSIラスベガスを舞台に、過去に勤めていたメンバーたちが再登場!

シーズン9で去ったギル・グリッソム(ウィリアム・ピーターセン)、シーズン12で去ったキャサリン・ウィロウズ(マージ・ヘルゲンバーガー)などのその後や、捜査官たちの新たな旅立ちなどが、壮大に描かれ、感動のクライマックスを迎える。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズのジェリー・ブラッカイマーが、TVの世界も制した!

製作総指揮は『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ナショナル・トレジャー』シリーズで映画界を席巻したジェリー・ブラッカイマー。ハリウッド№1ヒットメーカーが、映画に負けないド派手な映像を展開!!

全米視聴者をCSIが独占!かつて、"世界で最も見られているTVドラマ"にも選ばれた、伝説となった本シリーズも遂にグランド・フィナーレ。一つの時代が終わる・・・。 新スピン・オフ企画「CSI:サイバー」は、シーズン2まで継続。

全米では3シリーズを同時にオンエアーし、視聴率ランキングでは常にCSIシリーズが上位を独占!2000年放送開始以来、他の作品の追随を許さず全米視聴者の絶大な支持を獲得し続けた。惜しまれながらマイアミシリーズは、シーズン10で、NYシリーズもシーズン9で、そして、遂に、本作の本シーズン15、-最終章-で終止符を打つことに!